クルーズ2003年7月号/ 2003年5月27日(火)発売
[特集]
A4判・156ページ
定価880円(税込)
CONTENTS
[特集]
新造船に乗る。Meet the Brand New Ships
・ 現実になったドリームシップの誕生 セブンシーズ・ボイジャー
・ 春の調べから生まれたMSCリリカ
・ Artistic! It's Fantastic カーニバル・コンクエスト
・ スタイリッシュな新造船 コンステレーション
・ 2002〜2006年 新造船就航ラインナップ
・ もうすぐ就航! クリスタル・セレニティ
・ 史上最大の客船 クイーンメリー2の船内は……?
[REPORT]
・ 造船ルポルタージュDダイヤモンドの輝き、再び
〜ダイヤモンド・プリンセス進水!〜
・ シートレード・シッピング・コンベンション in Miami クルーズ業界の今を探る
[TOPICS]
・ 面白く、地球の現在を感じられる、それがピースボート。
・ 2003〜2005年 日本に来航する外国客船
・ クリスタル・クルーズ2004年クルーズスケジュール
・ ヨーロピアン・ビジョンの東地中海
・ 巨大クルーズ会社誕生 カーニバル・コーポレーション
・ 船・チョロQワールドへようこそ。
・ イラク戦争&SARS 揺れ動くクルーズ業界
[SPECIAL CRUISE REPORTS]
・ 世界最高峰のドイツ・クルーズ客船 オイローパに乗る
・ バイキング・ローヌ ローヌ川の旅
・ おめでとう! ぱしふぃっくびいなす 就航5周年
・ 「いつかは飛鳥で」から「今度の飛鳥」へ
・ 幡野船長、時のゆりかごをありがとう
・ にっぽん丸、プラチナ・エンターテイメント・クルーズ
・ にっぽん丸が応援したリサ・ユイ 日本デビューコンサート
・ 前田武彦さん にっぽん丸に乗る
[好評連載]
・ クルーズシップ・デザインの系譜
・ イラストエッセイ「常石グループ創業100周年」 柳原良平
・ 中村庸夫のフォトギャラリー
・ 西丸與一のドクターズ・トーク
・ 北米におけるクルーズ産業の発展
・ 船のテクノロジー
・ 米山公啓の「クルーズを診る」
・ クルーズ・インフォメーション
・ 特選パックツアーガイド
[スケジュール]
・2003〜2004年世界のクルーズスケジュール
・2003〜2004年日本(系)船クルーズスケジュール
・クルーズシップガイド
・国際定期航路スケジュール
・国内主要定期スケジュール
・主要港客船入港スケジュール
・主要レストラン船スケジュール
その他、最新情報が満載!
本の内容はこんな感じです。
船チョロQワールドへようこそ。
知っていましたか? ここ数年、あのキュートなミニカーでおなじみのチョロQに、船バージョンがぞくぞく登場しているのです。北は北海道から、南は九州まで、全11種類(2003年5月10日現在)。乗船した船の思い出を、あこがれのあの船への思いを、自宅で、またプレゼントとしても味わえる、小さなボディに大きな楽しみが詰まった逸品です。限定発売のものが多くあります。手に入れるなら、今!
<<本文より抜粋>>
EUROPE
オイローパに乗る
世界最高峰のドイツ・クルーズ客船、日本に寄港
白い船体にハパグロイド社のカラーであるオレンジと青色のファンネル。今年4月に松山、大阪、長崎、鹿児島、名古屋、横浜と日本各地に寄港したオイローパの優美な姿を目にした人も多いのではないだろうか。
「シックでゆったりとした船内」というのが、コンシェルジュにエスコートされてオイローパに乗船した時の第一印象だった。その後すぐに、クルーズ・ディレクター、ホテル・マネージャー、ソーシャル・ホステスにそろって丁重に迎えられ、世界一の船≠肌で感じ始めた。
ベルリッツ社発行の2003年度版クルーズ・ガイドで、その著者ダグラス・ワード氏から唯一最高の5スター・プラスの評価点を得たオイローパ。まさしく最高のぜいたくを満喫できる空間であった。
スイート・ルーム仕様の広々とした船室には、生花が飾られ、シルバーのバケットに冷えたシャンパンが用意されていた。ベッドの上には、日付入りのクルーズ日程が印刷されたアルバム、書類整理用のファイル、しっかりした布製のカバン、スリッパなどがキャプテンからの乗船歓迎カードとともにきれいに並べてある。スーツケースを広げるためにベッド上の裾部分に厚手のビニール・シートが置かれていて、その細やかな心遣いにさらに感心する。
<<本文より抜粋>>
Artistic!
It's fantastic
一隻の中古船からスタートした客船会社、カーニバル・クルーズ・ライン(CCL)。会社設立からわずか30年で世界最大の客船会社へと成長、多数の客船会社を傘下に収めるクルーズ業界最大のカーニバル帝国を築き上げた。そんなCCLの根底にあるのは「ファンシップ」のコンセプト。人を引き付けてやまないその魅力を、デビューしたてのニューシップ、カーニバル・コンクエストに探った。
仕事柄CCLの客船に乗船する機会は多いが、毎回私がその船内に足を踏み入れる時に抱く期待感は、どこか、ディズニーランドやユニバーサルスタジオといったテーマパークを訪れた時のそれと似ている。「ファンシップ」というCCLのコンセプトは船内のパブリックスペースをアミューズメント化させ、従来の客船の概念を根底から変えてしまったのである。
CCLの客船はそれぞれが異なるテーマを持ち、パブリックスペースはそれに沿ってデザインされている。このデザインを担当するのは、カーニバルの客船ほぼすべてに携わってきたジョー・フォーカス氏。破天荒ともいえる氏のデザインは、カーニバルが提案する「ファンシップ」を見事に具現化し、彼らの快進撃の原動力ともなった。そして今回、フォーカス氏がコンクエストに託したテーマは、アート(芸術)≠ナあった。
コンクエストがかつてのフランス領だったニューオーリンズに拠点を置くことから、フォーカス氏は、そのテーマを「17世紀半ばから18世紀半ばにかけてのフランス印象派を代表的する画家たち」(マティスやゴーギャン、モネ、ゴッホ、ロートレックなど)とした。彼が尊敬する印象派の巨匠ドガがかつてニューオーリンズにしばらく滞在していたことも、彼をそんなテーマへと駆り立てたのだろう。

鮮やかにライトアップされた
モネ・レストラン

スケール、演出、舞台、衣装、そして投資した額などどれをとってもおそらく客船で最高レベルのものであろう。迫力満点のエンターテインメントにいつまでも乗客たちの拍手は鳴りやまなかった

コンクエスト船内には遊び場もいっぱいだ。ジャマイカに到着したものの、この快晴をデッキで楽しみたい! と早々に戻ってきてしまった。島への下船組と船内滞在組がハッキリ分かれるのも最近のカリブ海クルーズの特徴のようだ

写真スタッフたちもフォーマルナイトは特に大忙しだ。ひっきりなしに乗客の撮影が続き、彼らも一生懸命に客の注文に応えていた。今や船内ポートレートは欠かせない人気の商品だ
<<本文より抜粋>>
ダイヤモンドの輝き、再び
三菱長崎、P&Oプリンセス・クルーズ向け
11万3000トン型客船 ダイヤモンド・プリンセス進水
あの大火災事故から半年、ダイヤモンド・プリンセスが輝きを取り戻した。
サファイア・プリンセスは懸命の修復工事も順調に進み、早くも5月24日にはドック・アウト。
予定を上回る早いピッチとその仕上がりに、周囲も目を輝かせた。
事故から進水まで、三菱長崎の動きを追った。
三菱重工は4月12日、長崎造船所本工場(立神)で建造中のダイヤモンド・プリンセス(2181番船)を進水させた。同船は当初、11万3000トン型姉妹船のサファイア・プリンセスとして就航する予定だったが、昨年10月1日に火災事故を起こした1番船(2180番船)の船名を譲り受け、この日の進水となった。2180番船は現在、長崎の香焼工場で建造が進められている。
火災で総面積の約4割を焼失した2180番船を修復して工事を続行すると三菱が発表したのは昨年10月10日のこと。同船は、同21日には香焼へ移され、数日後から焼損ブロックの撤去が始まった。
2隻の引き渡し時期と船名の入れ替えを三菱が発表したのは11月11日。現場では昼夜二交代、年末年始返上による懸命の撤去作業が続けられた。1月6日からは新しい船体ブロックの建て付けが始まり、3月19日には香焼工場の設備を生かした巨大なブロック(長さ45×幅38×高さ10メートル、重さ880トン)を搭載した。このブロックは従来の3倍の大きさ。この工法により工期の短縮が図られ、4月12日現在で約8割のブロック搭載を終えることができた。
客船建造史上最大の大火災。だが、予想以上のリカバリー・ショットに周囲は目を見張った。
支綱切断後、ドックから引き出されるダイヤモンド・プリンセス
<<本文より抜粋>>
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