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クルーズ最新号

クルーズ2004年5月号 好評発売中!

<CONTENTS>
巻頭特集
クリスタル・セレニティ 日本来航
世界一周・読者モニターレポート/
中田宏・横浜市長インタビュー など

特集
世界最大の客船クイーンメリー2 処女航海レポート
クイーンエリザベス2・太平洋横断/キュナード・ヒストリー など

TOPICS
日本造船史上最大の客船 
ダイヤモンド・プリンセス完成

Special Edition 対談
クイーン・アリス 石鍋裕シェフ VS にっぽん丸 谷口尚武ヘッドシェフ

A4判・156ページ 定価880円(税込)送料150円


本の内容はこんな感じです。

●巻頭特集

超ラグジュアリーシップ クリスタル・セレニティ 来航!

<究極の船旅 クリスタル・セレニティ>
文/米山公啓 写真/藤原暢子

■大人が愉しめる船
 新造船だからもちろん船内はぴかぴかであるが、色合いはむしろ落ち着いた感じで、まさにセレニティ(静寂)である。レセプションの付近も、やたらキラキラしているわけでもなく、大人の雰囲気が漂う。
 船内に入って気が付くことは、いままでのクルーズ船より、天井が高い。廊下を歩いても、それが実感できた。
 バルコニー付きの部屋は、これまたシックな色合いだった。クリスタル・クルーズのウリである深いバスタブはやはりいい。日本人としてはゆったりと風呂に入りたくなるが、この深さがあれば、十分可能だ。
 バルコニーは他の船より、広めにできていた。新造船ではバルコニー付きが当たり前のようになってきているが、この広さも重要な要素ではないだろうか。食事を取ったり、デッキチェアでのうたた寝も十分できる。


■プライベートが保てるダイニングルーム
 ディナーはなんと言っても、クルーズのメインイベントである。しかし、いつも気になるのが、テーブルで相席になることだ。今回は二人席を申し込んでおいたので、相席になることはなかった。
 ダイニングルーム全体を見渡すと、意外に二人席が多い。窓側に二人席がずらりと並んでいる。これも高級船の証であろう。家族だけでテーブルを囲む人たちもいたし、大勢のテーブルをあえて楽しむ人もいる。テーブルが足りずに、相席になりがちな船も多いが、ゲストの希望に合わせてくれる、このゆとりを見習って欲しいと思った。
 出港しても、船はまったく揺れなかった。振動がないのだ。アジポッドで動くから、エンジンでスクリューを回すことはしない。モーターの先に直接スクリューが付いて、そのモーター部分は三百六十度回転するのだ。

(後略)



●特集 Cunard

それはいつもキュナードから始まった

<処女航海に乗るという幸運に感謝して>
文/ポール・コロルーク 写真/ポール&美佐子・コロルーク

■「これは大きい!」

 予約から5年以上も待ちに待った末の今年一月、妻と私はサウサンプトンで自分たちがクイーンメリー2(QM2)の処女航海に本当に乗船しているのだと自覚した。優雅なる歴史の漂いと船そのものの大きさに圧倒され、はじめの数日間私たちはただ、「これは大きい!」と言うばかりだった。
 しばらくして、いつの間にか私たちは、この船がただ世界最大・最新の客船であるだけではなく、35年ぶりに建造されたオーシャンライナーであることこそが注目すべきところで、それに実際に乗船していることがどんなに幸運かに気付きはじめたのだった。そしてこの航海が終わりに近付く頃には、私たちはすっかりこのキュナードの新しいフラッグシップの魅力の虜になっていた。QM2は本物のオーシャンライナーであり、それゆえ、航海は素晴らしさに満ちあふれたものとなった。


■オーシャンライナーだからこその歓迎ぶり

 客船の中でもオーシャンライナーは特別なものである。というのは、ほとんど、どの客船でも大洋を横断することは可能だが、オーシャンライナーの場合、長年にわたって定期的に大洋横断を運航し続けるため、特別に設計する必要があるからだ。
 まず、船体や内部は定期的にさらされる荒波に耐えられるのに十分な強度でなくてはならないし、また悪天候の場合に敏速に荒波をくぐり抜けられるよう、速力も十分に備えていなくてはならない。さらに、寄港地で港に接岸する頻度が少なくなるため、燃料や物資の貯蔵に追加のスペースがなくてはならない。これらすべての条件を満たしたのがオーシャンライナー=大洋を横断するために造られた客船=である。QM2は、1969年にクイーンエリザベス2(QE2)が就航して以来、この目的で造られた最初の客船である。
 
(後略)


日本造船史上最大の客船
ダイヤモンド・プリンセス 引き渡し
三菱、完全復活の序曲

 三菱重工は2月26日、長崎造船所で建造したP&Oプリンセス・クルーズ・インターナショナル・リミテッド向け11万6000トン型客船ダイヤモンド・プリンセス(乗客定員2670人、乗組員数1100人)を長崎港松が枝岸壁で引き渡した。
 プリンセス・クルーズはこれに続き命名式を開催。三菱重工の佃社長夫人の芳子さんが「ダイヤモンド・プリンセス」と命名した。約550人の出席者はじめ長崎市民らが、日本造船史上最大の客船誕生を祝った。あいさつした同社のピーター・ラトクリフ最高経営責任者(CEO)は「プロジェクト開始から5年間。困難も乗り越えて、期待以上の見事な船が完成したことを大変誇りに思う」と三菱に最大級の賛辞を贈った。

(後略)



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