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メール・ニュース「CruiseMail〜クルーズメール〜」
毎週火・金曜日発行(休日休刊)
発行:海事プレス社クルーズ編集部
9月12日(水)発行
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11日発生したアメリカの爆弾テロ事件は、クルーズ業界にも大きな影響を及ぼしている。アメリカやその付近でのクルーズ、中東が近い地中海クルーズなどにスケ ジュールの変更が出ている。アメリカ行きの航空機が飛行禁止となっているため、日本から行くカリブ海クルーズなど直近のフライ・アンド・クルーズはキャンセルとな り、旅行会社は対応に追われている。
●クルーズ船社アメリカに本社を置く各クルーズ船社は、ホームページ上で一部の客船でスケジュールを変更しているものの、通常どおり運航し安全であることを訴え、問い合わせ用の 電話番号を掲載している。スケジュールを変更したのは、ニューヨークを寄港地とするクルーズのほか、地中海クルーズにも影響が出ている。中東が近いクサダシ(トルコ)やアテネ(ギリシャ)、イスラム国トルコのタンジールに寄港しないケースが出 ている。
▼カーニバル・コーポレーションカーニバル・クルーズ・ラインは“カーニバル・スピリット”が12日朝、バンクーバーに予定どおり到着したが、国内が飛行禁止のため、帰宅するため船を準備したという。また次のグレーシャー・ベイ・クルーズは出航を1日遅らせ、1日短縮した6 日間クルーズとした。13日出航で、乗客には短縮した1日分として200ドルが支払わ れる。 ホーランド・アメリカ・ライン(HAL)、ウインドスター・クルーズなどはスケ ジュール通り運航を続けると発表している。
▼ロイヤル・カリビアン・クルーズ・ラインロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は、地中海クルーズの2 コースでスケジュールを変更した。“レジェンド・オブ・ザ・シーズ”(9月4日出 航)は13日予定のタンジール(モロッコ)寄港を取り止め、“スプレンダー・オブ・ザ・シーズ”(9月9日出航)は12日予定のクサダシ寄港を取り止めた。セレブリ ティ・クルーズは通常どおり運航している。
▼P&Oプリンセス・クルーズP&Oクルーズとスワン・ヘレニックは、アメリカで客船を運航しているが、P& Oクルーズの“オーロラ”は現在、東海岸沖を航行中。スワン・ヘレニック社の“クリッパー・アドベンチャー”はニューポートにいるという。ニューヨークとフィラ ディルフィアに向かうクルーズはキャンセルとなった。プリンセス・クルーズは“ゴールデン・プリンセス”を地中海クルーズに就航させているが、次のクルーズの出航を48時間後に延期。15日イスタンブール出航で、予定 していたクサダシ(トルコ)とアテネには寄港せず、最初の寄港地をベニスとしている。
▼クリスタル・クルーズクリスタル・クルーズは、本社のあるロサンゼルスのセンチュリー・シティ・ビル が11日閉鎖された。“クリスタル・ハーモニー”は11日現在、サン・ジュアン(プエルトリコ)にいて、当初の予定だった17日ニューヨーク着は遅れそうだ。“クリスタル・シンフォニー”はカタニア(イタリア)にいて、19日ピレウス(アテネ)着の予定。これら以外のクルーズ船社、ディズニー・クルーズ・ライン(DCL)などは通常どおり営業していると発表している。
●国内の旅行会社アメリカが飛行禁止となったため、カリブ海などでのフライ・アンド・クルーズで 直近のツアーはキャンセルとなり、国内の旅行会社では事件発生後、対応が慌しくなっている。 ただし、アメリカやヨーロッパなどで、ほとんどのクルーズ船が通常どおり運航され ているため、今週末に日本発となるフライ・アンド・クルーズのツアーはキャンセルとなっていない。「今週末までに飛行禁止が解除されればいいが、飛行禁止が続いた場合、対応は改めて考える」(大手クルーズ船社・日本総代理店)としている。旅行会社では、アメリカや中近東方面だけでなく、「方面に関係なくキャンセルが 出ている。海外旅行全般に影響が広がっている」と、今後を危惧している。
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