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メール・ニュース「CruiseMail〜クルーズメール〜」
毎週火・金曜日発行(休日休刊) 
発行:海事プレス社クルーズ編集部
No.161 11月15日(金)発行
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=目次=
[NEWS]
★郵船の客船事業、中間期12億円の赤字
★コーラル・プリンセス就航に遅れ
★ジュエル・オブ・ザ・シーズ、起工式
★NCL、「プロジェクト・アメリカ」の2隻を独造船所へ
★シーボーン、2003年スケジュール発表
★ザ・ワールド、インドネシア寄港取り止め
★塚田氏、アンフィトリオンへ
[お知らせ]
★日本郵船歴史資料館、年末から休館
[スタッフ募集]
★ホーランド、ウィンドスターのGSAで働きませんか
[好評連載/週刊クルーズメール・エッセイ]
■雑誌「クルーズ」編集部便り■
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[NEWS]
★郵船の客船事業、中間期12億円の赤字
尾を引く同時多発テロの影響

 日本郵船は14日、2003年3月期中間連結決算(2002年4月1日〜9月30日)を発表した。売上高は6,146億1,000万円で前年同期比5%増、経常利益は305億2,900万円、同2.2%増の増収増益だった。

 通期は売上高1兆1,940億円、経常利益460億円、当期利益140億円を予想している。

 うちクリスタル・クルーズ(米国)、郵船クルーズ、サンラバークルーズ(オーストラリア)の3社による客船事業の売上高は、前年同期比5.0%減の154億円、経常利益は12億円の赤字となった。

 日本郵船では飛鳥を所有・運航する郵船クルーズについて「ワールドクルーズ、日本一周といったロングクルーズなどが好評」とコメントする一方、クリスタル・クルーズに関しては「昨年9月の同時多発テロ事件の影響が徐々に解消されつつあるものの、業績回復には至らなかった」と説明している。

 サンラバークルーズは、グレートバリアリーフをめぐるケアンズ発着の日帰りクルーズを実施している。

★ コーラル・プリンセス就航に遅れ

P&Oプリンセス・クルーズは14日、仏アトランティック造船所で建造中の新造船コーラル・プリンセス(8万8000トン、乗客定員1974人)の12月14日からの第1次営業航海をキャンセルすると発表した。

同社は参加を予定していた乗客に代金全額を払い戻すと共に、次回乗船時に1室500ドル(1人当たり250ドル)のクレジットを付与する。

 同船はフォート・ローダデイル発着で、アルーバ、パナマ運河(ガトゥン湖往復)、リモン、グランドケイマン、コズメルに寄港する10泊11日クルーズを予定していた。

★ジュエル・オブ・ザ・シーズ、起工式
2004年夏に引き渡し
 
マイヤー・ベルフト造船所(ドイツ)は11日、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)の新造船、ジュエル・オブ・ザ・シーズの起工式を行った。同船はRCIの9万90トンのレディアンス・クラスで、2004年夏に引き渡される予定。

同船は、レディアンス、ブリリアンス、そして2003年秋に就航するセレナーデ・オブ・ザ・シーズに続く4隻目。RCIは2003年初めに、同型の第5船(2005年就航)、第6船(2006年就航)を発注するかどうかを決定する。

★NCL、「プロジェクト・アメリカ」の2隻を独造船所へ

ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)は先週、建造途中の「プロジェクト・アメリカ」の2隻のうち1隻の船体を受け取った。

スタークルーズが今年8月、ノースロップ・グルマン・シップ・システムズ(NGSS)とNCL向けに船体と資機材の購入契約していたもの。NGSSはグループ内のインガルス造船所で、倒産した米国の中堅クルーズ船社アメリカン・クラシック・ボヤッジ(AMCV)向けに7万2,000総トン型2隻の客船を建造中だった。

NCLは、ドイツのロイド・ベルフト造船所と同2隻の建造に合意し、今月5日、米ミシシッピ州のインガルス造船所から、ドイツの同造船所まで曳航された。

AMCVは「プロジェクト・アメリカ」としてNGSSに発注、米国内で建造する客船としては40年ぶりとなるため脚光を浴びていた。ところが、昨年9月の同時多発テロの影響でAMCVは倒産。建造はキャンセルされ、そのままの状態になっていた。

  第1船は約4割できあがった状態で建造が中止されていたが、このオリジナルのデザインに修正を加え、NCLが進めている「フリースタイル・クルージング」スタイルの船に仕上げる。2004年春の引き渡しを予定しており、NCLの新造船としては4隻目となる。

★シーボーン、2003年スケジュール発表
 25〜50%の早期予約割引

 キュナード・シーボーン日本地区指定代理店のプライムインターナショナルはこのほど、シーボーン・クルーズラインの2003年スゲシュールと料金を発表した。今月30日までに乗船予約した場合、クルーズ代金の25〜50%の割引が適用される。

 シーボーンはシーボーン・プライド(1988年就航)、シーボーン・スピリット(1989年就航)、シーボーン・レジェンド(1992年就航)の3隻の1万トン型ラグジュアリー・シップを運航している。全室スイートで、クルーズ代金にはチップ、飲み物が含まれている。

 詳しい問い合わせは、プライムインターナショナル/フリーダイヤル0120-489-912まで。

★ザ・ワールド、インドネシア寄港取り止め

レジデンシーの日本地区販売総代理店インターナショナル・クルーズ・マーケティングは15日、世界初のマンションシップ、ザ・ワールドが来年3月末〜4月初旬に予定していたインドネシア各地への寄港を取り止めると発表した。バリ島で起きたテロ事件の影響に配慮した措置。寄港地にはパロポ、コモド、バリ、ロンボック、セマランが計画されていた。

 新たに設定したクルーズは4月1日〜8日のシンガポール/プーケット/コフィフィ島/ポートケラン/シンガポール。クルーズ代金はオールインクルーシブで、現在、約50%割引という破格の料金が提供されている。

この後、同船は東南アジア、中国経由で長崎、鹿児島、神戸、東京、青森、函館、ウラジオストック、小樽に寄港する。東京・札幌9日間のクルーズにも乗船できる。

 また、ザ・ワールドは来年末、南極クルーズに就航する予定。詳しくはインターナショナル・クルーズ・マーケティング(電話03-3503-5216)まで。

★塚田氏、アンフィトリオンへ

 バケーションワールドでホーランド・アメリカ・ライン(HAL)の営業部長を務めていた塚田秀彦氏は10月末で同社を退社、このほどカーニバル・クルーズ・ラインおよびロイヤル・オリンピック・クルーズ(ROC)の日本地区販売総代理店アンフィトリオン・ジャパンの営業部長に就任した。

 同氏は過去にROC、HALをはじめ、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、セレブリティ・クルーズの販売を手掛けてきたベテラン。

[お知らせ]
★日本郵船歴史資料館 年末から休館

 日本郵船歴史資料館は12月28日から臨時休館する。来年春に向けた、隣接する横浜郵船ビル1階への移転準備のためで、開館日などについては後日案内の予定。
問い合わせは電話045-211-1923まで。

[スタッフ募集]
★ホーランド、ウィンドスターのGSAで働きませんか
バケーションワールドがスタッフ募集

 ホーランド・アメリカ・ライン(HAL)、ウィンドスター・クルーズの日本地区販売総代理店のバケーションワールドが業務拡大に伴い、予約業務スタッフを募集している。同社はHALに加え、来年から同じカーニバル・コーポレーション傘下のウィンドスター・クルーズの販売を開始するため、スタッフの増員を図るもの。
 募集内容は、以下のとおり。詳しくは同社まで。

▽業務:ホーランド・アメリカ・ラインおよびウィンドスターのクルーズ予約業務
▽要項:英語力要 PC操作(Eメール エクセル、ワード)
     クルーズ業務経験者優遇
     長期勤務可能者 
▽詳細に関しての問い合わせは、下記まで。
株式会社バケーションワールド
〒107-0052 東京都港区赤坂 2-15-4 赤坂第一ビル 2F
Tel. 03-5545-3869  担当:津久井/山本

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◆1861年というから、日本ではまだ明治維新にも至っていない。アトランティック造船所は静かな水面に恵まれたロアール川河口、長い木造船の歴史を持つサン・ナザレの港に創業した。長さ900メートルという超大型ドックを持ち、かつて“ノルマンディ”、“フランス(現ノルウェー)”、などを建造して来た文字通り世界最大の客船造船所だ。
◆日本郵船が、その豪華さのコンセプトを世界マーケットに問う新造船“クリスタル・セレニティ”はそんな造船所で建造されていた。この造船所では、世界最大の客船クィーンメリー2を含めて同時に4隻の大型客船が建造されており、あちこちで大型客船が、あまり気負った雰囲気もなく、淡々と建造されているように見受けられた。
◆進水式があった日は、金曜日の午後。週35時間労働制が敷かれているフランスでは、いわば「半ドン」の時間だ。船内見学中もほとんど作業員は船内にいなかった。とはいえ、彼らの安全対策に対する意識は高い。船内には仮設の消防ポンプが置かれ、進水後は、火災に備えて船内に仮設のスプリンクラーが用意されると、説明していた。
◆90年に起こした“モナーク・オブ・ザ・シーズ“の火災事故で船首部分のブロックを取り替え、「機器類は同型後続船に搭載する予定のものを使ったが、それでも半年引渡しは遅れた」という「苦い経験が頭から離れない」(デストリオ部長)という。
◆別にこのことを持って、三菱重工の火災事故を評するつもりはないが、造船所内に張られている安全対策のポスターは、どれもウィットに富んだ漫画で描かれ、本館には、この造船所で作られた名船の模型がたくさん置かれ、事務棟のオフィスの壁には、建造中の“クィーンメリー2”の船内図が、素敵なデザインで壁一杯に描かれていたりする。「まなじりを決して」という、ありがちな雰囲気はどこにも感じられない
◆欧州の造船所は、韓国の新造船受注攻勢(それは欧州勢にとって、ダンピングと映る)に耐えかねて、2000年末でうち切られた政府の「建造助成」が再び復活する。まさに不公正競争政策と言うべきか、保護政策というべきか……。非難は容易い。「週35時間しか働かせないで、何故助成を」。日本的に言えば、答えはそれで良いのだろう。「国際競争力を持たない企業は、敗れる」。
◆とはいえ人生観や職業観が揺らぐのは、こうした「国際競争力」という言葉と力よりも、欧州の造船現場で見聞きした人々の働きぶりや、「余裕」と表現するよりない生活への見聞に対してだ。「製造業大国日本」という言葉に疑問符が幾つも浮かんでくる。実は打ちのめされている。(若勢)

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ようやく「クルーズ」1月号の編集が一段落したところですが、年末年始スケジュールに合わせて、既に1月末売りの3月号の作業に入らなければならない時期にもなりました。と言っても、気持ちがそちらの方に向いて心がざわついているというだけで、実際にはまだ何も手をつけていません。1月売りの目玉は「クルーズ」読者が選ぶ「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー」。送られてくるメールやアンケートはがきをみると、常連のほかに意外な船の名前もあったりして、日本のクルーズ層の広がりを感じます。クルーズ人口そのものは伸び悩んでいますが、クルーズへの関心なり興味は確実に高まっているようです。(U)
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