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大阪港に、外国客船がぞくぞくと来航中。
さあ、この本片手に、大阪港へ行きましょう。
または、この本両手に、大阪港をもっと知って楽しみましょう。

クルーズ4月臨時増刊「大阪ベイエリア・クルージング」が
全国主要書店にて、好評発売中。
グローバルクルーズ面白ポート・大阪港の魅力が満載、なのです。

ご注文はいますぐ 海事プレス社販売部(03)5296-1282へ
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メール・ニュース「CruiseMail〜クルーズメール〜」
毎週火・金曜日発行(休日休刊) 
発行:海事プレス社クルーズ編集部
No.189 3月14日(金)発行
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=目次=
【TOPIC――Miami Convention】
★クルーズ・コンベンション--経営トップら不透明な先行きを警戒
★NCLのハワイクルーズ、他社の反応は?
【NEWS】
★ピースボート、東京―神戸間で反戦“船デモ”
★新日本海フェリー、インターネット予約決済サービス開始
★ユニバーサル・シティウォークに新店オープン
【カルチャー・スクール】
★鈴木志津子さん、「クルーズ専科」」講座開催
[好評連載/週刊クルーズメール・エッセイ]
=プレゼントのお知らせ=
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【TOPIC――Miami Convention】
★クルーズ・コンベンション
経営トップら不透明な先行きを警戒

今年で19回目となるクルーズ産業の国際会議・展覧会「シートレード・クルーズシッピング・コンベンション」が米国マイアミで今月3日から7日まで開催され、1000を超える関係者・団体が出展するとともに、クルーズ会社社長らによるトップ会議などが行われた。

 ハイライトとなったのは、クルーズ業界第1位のカーニバル・コーポレーションと傘下のカーニバル・クルーズ・ラインおよびキュナード・ライン、第2位のロイヤル・カリビアン・クルーズ・リミテッド(RCCL)、さらにクリスタル・クルーズ、ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)の経営トップが一堂に会したセッション「ステート・オブ・ザ・インダストリー」。各社とも2001年のテロ事件は予想していたほどの長期にわたる影響を及ぼさなかったと振り返る一方、景気の低迷、緊迫するイクラ情勢、クルーズ料金の値下げなど、いまだ不安定な環境が続いているとの厳しい認識が随所ににじみ出る話し合いとなった。

 一方、新造船の発注について、カーニバルやキュナード、ホーランド・アメリカ・ライン、コスタ・クルーズなど5社を運営するカーニバル・コーポレーションのハワード・フランク副会長兼最高執行責任者(COO)は、「現段階で需要に対するキャパシティーは十分あり、発注量は過去に比べてスローペースになるだろう」などと語った。他社も同様の見解を示した。今春正式に決定するカーニバル・コーポレーションとP&Oプリンセス・クルーズの合併、先月末に米議会で承認されたNCLによるハワイ国内クルーズ、世界最大客船となるキュナードのクイーンメリー2などをめぐりディスカッションが行われた。

 また、同コンベンションでは配船、セキュリティー、ダイニング、エンターテインメントなどをテーマにパネリストがスピーチ、質疑応答が行われた。テーマはクルーズ会社の対応だけでなく、販売の窓口となる旅行業者、クルーズ客船を受け入れる港や観光団体、新規定によるセキュリティー問題、各社の運航担当者や造船所によるセッションなど、クルーズを取り巻くさまざまなテーマについて話し合われた。

 「クルーズポートとデスティネーション」のセッションでは、横浜港・大さん橋国際客船ターミナルが昨年完成したことから、横浜市港湾局長の安武啓揮氏が講演、図と写真を交えながら説明。安武氏とともに壇上に上がった同港湾局の港湾経営部部次長兼誘致推進課担当課長の小川哲氏がクイーンエリザベス2が横浜に初寄港した際の反響や、アジアの寄港地としての役割などについて語った。安武氏は「欧州は“クルーズ・ヨーロッパ”として国を越えて出展しており、その他の国も港だけでなく、国全体として出展している。日本も国として、さらにはアジアとして今後のクルーズ誘致に取り組んでいければ」と話した。

 横浜港は、日本の港として唯一同コンベンションに出展をしている。会場で対応に当たった横浜港振興協会の瀧澤朋之事業課長は、「世界中の港やクルーズ会社の人たちなどから、ターミナルについての問い合わせが多く寄せられた。今後はターミナルに関心を持っていただい人へのフォローを大切にしていければいい」と客船誘致に手応えを感じた様子だった。

★NCLのハワイクルーズ、他社の反応は?

 先月末に決定したばかりのノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)のハワイ国内クルーズについては、今回のマイアミ・クルーズコンベンションでも話題。NCLの記者会見には会場にあふれるほどの人が詰めかけた。

 NCLのコーリン・ヴェッチ社長は、「倒産したアメリカン・クラシック・ボイッジ(AMCV)の船体の資材を買い取るのはどのクルーズ船社がやっても不思議はなく、たまたま我が社がやることになった」とそのきっかけを話したが、社長自らこのプロジェクトの経過を語るなど意気込みを見せた。建造中のプロジェクト・アメリカの2隻を投入し、残りの1隻は現在のNCL船隊の中から1隻を入れる予定で、第1船は既報のとおり2004年初夏に就航する。具体的な就航時期やコース、船名は未定だという。

会場からの「ハワイクルーズの3隻用にNCL内に別のブランドを作るのか?」という質問には「その予定はなく、今後もその他のNCL船隊を同様にフリースタイル・クルージングで進めていく」とのこと。そのほかアメリカ人船員のトレーニングなどについても注目が集まった。

 この画期的な国内クルーズに対して気になるクルーズ他社の反応は、「クルーズ業界での新しい試みであるし、業界としてそのベネフィットを生かせたらいい(ロイヤル・カリビアンのリチャード・フェイン会長兼CEO)」と意外に冷静。今回のコンベンションではカーニバル・クルーズ・ラインのボブ・ディキンソン社長が「(今のクルーズ料金は)too cheap!」(安すぎる!)と悲鳴を上げるほど、キャパシティーを埋めるため極限までクルーズ料金を下げている各社。アメリカ人船員、免税ではなくなる点など料金を上げざるを得ない要因の多い今回のハワイクルーズに対しては、とりあえずどこまで成功するのか静観の構え。

それはクルーズ会社だけでなく、クルーズの発着港や各地域にとっても同様のようで、ロサンゼルス港湾局のマーケティング・マネージャー、クリス・チェイス氏いわく「もちろん成功すればその恩恵にあずかりたいし、検討していきたいけれど、まだまだ先の話だよね。それよりセレブリティークルーズがサンフランシスコからモントレー、エンセナダなどを回ってサンフランシスコに戻るクルーズを始めるんだ。残念ながらロサンゼルスは入っていないけれど、久々のコースタル(沿岸)クルーズだからね。注目しているよ」。というわけで、アメリカといえどハワイはちょっと特別な地域であり、当分課題もありそうな国内クルーズには、すぐに飛びつこうという格好はない。

ハワイクルーズの話題でなんとなく緊張感の漂う記者会見だったが、思わず社長の笑いを誘ったのが会場からのこんな質問。NCL船隊の最長老で名船ノルウェーに関して
――ss Norway(ノルウェー)の将来は?
コーリン「将来は……明るいよ(笑)もちろん。あの船ではフリースタイル・クルージングを導入しないが、今後も彼女のオリジナリティーを生かしたクルーズを展開して、NCL船隊を担う大切な1隻として活躍してもらうよ」
だそう。

アメリカ船籍、アメリカ人船員の配乗、アメリカ国内のハワイクルーズと星条旗一色のようなNCLだが、やはり日本人として聞きたいのが日本への寄港。コーリン氏、日本へのクルーズの予定は?「それは親玉のスタークルーズにお任せするよ(笑)」ということで当分NCLの日本およびアジアでの展開はなさそう。とはいえハワイという日本人になじみの深いバケーションエリアにNCLだけで3隻も投入されるのだからこれは日本人にとってもグッドニュースなのでは?

[NEWS]
★ピースボート、東京―神戸間で反戦“船デモ”

 現在オリビア号で第40回地球一周クルーズ中のピースボートは14日午前8時、東京・晴海港に帰港し、同日12時に出港して最終地となる神戸まで反戦“船デモ”を展開する。

これは、米英軍のイラクへの先制攻撃に反対し、「世界からの声を聞け――NO WAR ON IRAQ!」と書いた100平方メートルの巨大段幕をオリビアの船体に掲げて、神戸まで航行するもの。国際的反戦ネットワーク「A.N.S.W.E.R」が呼びかける平和運動が15日に全世界で計画されており、その活動の一環。同活動は日本国内でも3月8日に行われ、4万人が参加した。

ピースボートがチャーターするオリビアは、96日間の地球一周クルーズを終え、15カ国からの参加者を含め約600人が乗船しており、出迎え客を含め、1,000人以上がこの船デモに参加する。神戸には15日午後2時に到着する予定。またピースボートは同クルーズ以降、現在のオリビアに代えてトパーズ(31,500トン)を使用する。

★新日本海フェリー、インターネット予約決済サービス開始

新日本海フェリーは今月3日から、インターネットを使った予約サービスを開始した。
同サービスは平成10年から実施している電話での予約決済システム「T&Cサービス」のインターネット版。会員制(無料)で、家庭などのパソコンから保守期間を除く終日の期待が可能。予約は乗船の2カ月前発売開始時から乗船の前々日まで、すべての等級、乗用車、バイク、自転車、ペット、船内グリルでのコースディナーを対象としており、クレジットカード決済の導入により、好評を得ている企画商品割引の選択も含め、即時予約・決済を可能にしている。また同サービスを利用した予約の変更や取り消しもパソコン上で随時可能。

予約の回答は申し込みと同時に自動的に予約番号を発行して行い、会員は乗船港で予約番号とクレジットカードの提示と引き換えに、乗船券を受け取る仕組み。

インターネット予約決済サービス https://netyoyaku.snf.co.jp
決済方法 クレジットカード(VISA,Master,JCB,ダイナース,UC,DC,AMEX,TS3)
運用期間  終日(ただし毎日午前2時〜4時は保守点検により休止)
新日本海ホームページ http://www.snf.co.jp

★ユニバーサル・シティウォークに新店オープン

 クルーズ4月臨時増刊「大阪ベイエリア・クルージング」でおなじみのユニバーサル・シティウォーク大阪に明日15日(土)、新たに8店舗がオープンする。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン開業にあわせ、オープンしたエンターテインメント型複合商業施設ユニバーサル・シティウォーク大阪は、今月22日に2周年を迎える。アメリカの今昔をいろいろ集め、子供から大人、さらには年配の人たちまで、触れて楽しめる「パワーアップUSA」として新スポットを開くことになった。

 新店舗のテーマは、「COLLECTIVE U.S.A.」(コレクティブU.S.A.)。コレクション・ミュージアム、アメリカン・コレクション、カリフォルニア・マーケット・プレイスの3つのテーマで構成している。ユニークな雑貨やアメリカ映画キャラクター、スターのこだわりグッズなど、リアルなアメリカを体感できる3つのミュージアム&ショップと、古いものから新しいものまでアメリカン・テイストにこだわったファッション雑貨、小物などを販売する。
http://www.ucw.co.jp

【カルチャー・スクール】
★鈴木志津子さん、「クルーズ専科」」講座開催

「クルーズ」誌のクルーズ・レポートでおなじみの、鈴木志津子さんのトークによる「クルーズ専科/船の旅を存分に楽しむ法」の講座が、パルコ毎日新聞カルチャーシティ渋谷校で開かれる。

毎日新聞記者の鈴木さんは現在、編集総センターに勤務。運動部、学芸部、生活家庭部などで相撲や演劇、住宅問題などを担当してきた。船好きとして知られ、洋上生活は通算228日。日本造船学会のシップ・オブ・ザ・イヤーの審査員を務めている。

講座は3回。毎回、ゲストをまじえて行う。受講料は8,100円(1回は2900円)で、ペアで1万5,000円(1回は5,000円)、入会金5,000円(3年間有効)。開催日時は、以下のとおり。時間はいずれも午後12時30分〜2時。締め切りは4月19日(土)。1回のみの受講も可能。

(1回目)
4月26日(土)
ゲスト/元にっぽん丸船長・澤山惠一さん(日本船長協会会長)が、長い航海経験の中からとっておきの話を披露。
(2回目)
5月24日(土)
ゲスト/日本郵船常務取締役・上江洲由亘さん。造船技師としてクリスタル・ハーモニー、シンフォニーの建造を手掛け、現在、クリスタル・セレニティの建造を指揮。豪華客船はいかなるものかをテーマにトーク
(3回目)
6月28日(土)
ゲスト/元商船三井客船クルーズ・コーディネーターの大平智子さん。船内イベントの企画や司会を担当。テーマはより楽しく、おしゃれに船を乗りこなす法について。

問い合わせ、申し込みは電話03-3477-8969、http://www.parco.co.jp/mcc/、パルコ毎日新聞カルチャーシティ渋谷校まで。

■■■■■■■好評連載/週刊クルーズメール・エッセイVol.47■■■■■■■
◆飛鳥が11日横浜を旅立って、8度目の世界一周クルーズに出発した。「去年までは、これで一段落。でも今年はこれからが本番なんだよ」と顔をしかめるのは、郵船クルーズの森本靖之専務取締役。「これがほんとのミステリー・クルーズ」という陰の声もあるように、シンガポールまでは予定通りのコースを辿ることが決まっているものの、その先のコース取りは、アメリカのイラク空爆問題の進展に影響されるからだ。
◆このクルーズへの参加者は、横浜乗船者が176人、神戸からの乗船者が74人の合計250人。区間乗船への参加者を含めればなんとか345人になるが、区間乗船者にしても、予定通りのコースを辿って初めて、「全員参加」となるわけで、これも戦争次第。飛鳥が生み出したクルーズ界最大のヒット商品「世界一周」8回目にして最悪の集客になった様子。
◆「ある旅行会社は、ピーク時の予約数が半分になってしまったんだから」と那波光俊社長。昨年秋から繰り返し流されたブッシュ大統領の「デンジャー」の発言を見ていれば、「今年はやめとくか」という気分になるだろし、さらに空爆へのリミットが、まるで世界一周クルーズの出発日のようにカウントダウンされては、たまったものではない。
◆それでも飛鳥はまだ良いかも知れない。「リミット」が延期され続けて行くうちに、スエズを抜けてしまえる可能性があるからだ。さらに、来週3月21日にはぱしふぃっくびいなすが、4月4日にはにっぽん丸が世界一周クルーズに出発する。こうなると、どのタイミングで米軍機が空母を飛び立つのかで、キャンセル客の数も変わりそうという、まさに薄氷を踏む日が続く。
◆業を煮やした日本外航客船協会は、ついにブッシュ大統領に対して、イラク空爆を中止するよう申し入れた、というのは嘘だが、突発的に起きる戦争ならまだしも、もう半年にも渡って「やるぞ、やるぞ」と告知され、テロ警告が行われるような時代は、旅行業そしてクルーズ業にとっては、「真綿でクビ締め」ものであろう。
◆先週、マイアミのクルーズコンベンションを取材した若い記者の話では、「クルーズ船供給過剰」論が、にわかに台頭して来ているという。クルーズの停滞は、アメリカの旅行業、欧州の造船業そして全世界の観光業を直撃する。
◆ブッシュのわら人形に釘を刺すくらいでは、済まない心境である。(若勢)

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