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メール・ニュース「CruiseMail〜クルーズメール〜」
毎週火・金曜日発行(休日休刊)
発行:海事プレス社クルーズ編集部
No.190 3月18日(火)発行
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=目次=
[NEWS]
★カーニバル/POP、予約にイラク情勢の影響大
★飛鳥、世界一周クルーズ寄港地変更決定
★にっぽん丸も、アフリカ迂回の代替案作成
★ドイチュランド、日本初寄港 横浜に入港/来年も日本への寄港決定
★世界水フォーラム、京都で「舟運展」開催
★横浜港カッターレース、5月25日開催
★蘇州号、道元の足跡たどるクルーズ
★神戸港、船旅の企画展を開催
【PHOTO】
★マイアミ港、メガシップ8隻が勢ぞろい
【プロムナード・デッキ】
=プレゼントのお知らせ=
■雑誌「クルーズ」編集部便り■
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[NEWS]
★カーニバル/POP、予約にイラク情勢の影響大
海外の報道によると、カーニバル・コーポレーションとP&Oプリンセス・クルーズ(POP)は17日、両社合併の最終決断となる株主総会をカーニバルは来月14日、POPは同16日にそれぞれ開き、合併の承認決議を行うことを発表するとともに、イラク情勢の影響で予約および稼働率が下がっていることを明らかにした。
カーニバルは今年の見通しについて、「不安定な経済状況とイラク情勢による影響を受け続けるだろう」とし、こういった要因による予約率の低下をカバーするため料金を下げざるを得ないとした。また同社は、2003年の予約数は前年並みとなる見込みだが、拡大したキャパシティーに見合うほどの伸びは見込めないとし、第2四半期のイールドも前年同期よりも下がると見ている。
一方のPOPは、アメリカ市場の予約率は平均並みだが、欧州では前年より増加しているものの、キャパシティーが増えているため好調とはいえないようだ。
★飛鳥、世界一周クルーズ寄港地変更決定
郵船クルーズは18日、米英軍によるイラク攻撃の可能性が濃厚になってきた状況を受け、今月11日に出航した飛鳥の世界一周クルーズの寄港地の変更を決定した。
それによると、先日発表した代替案1にさらに変更を加えたもので、モルジブまではスケジュールどおり、その後のペルシャ湾のデュバイ、マスカット、エジプトのシャルムエルシェイクとアレキサンドリアの寄港を中止し、当初の代替案1であったスリランカ・コロンボの寄港も取りやめてスエズ通峡を早めるというもの。その代わりとしてセイシェルのマヘ島、スエズを抜けた後にギリシャのコルフ島やマラガに追加寄港するほか、ピレウスやベニスで1泊停泊する、ゆったりとしたスケジュールを組むなどして調整をした。
今後さらにスエズ運河の通航が危険と考えられる場合には、変更後のセイシェル以降をアフリカ/南米/カリブ海/米国/メキシコをめぐるコースも検討中という。
変更部分:(マーレ→)ビクトリア/スエズ運河/ピレウス/ミコノス/ヴォロス/コルフ/ドブロブニク/ベニス/リボルノ/パルマ/マラガ/バルセロナ/マルセイユ(→リスボン)
★にっぽん丸も、アフリカ迂回の代替案作成
商船三井客船は、4月4日に東京を出航する102日間世界一周クルーズで、緊迫するイラク情勢に対応し、スエズ運河の通航が不可能になった場合の代替案を作成した。スエズの通航が可能であっても、エジプト、トルコへの寄港を見合わせることも検討しているという。
当初のスケジュールでは、東京、神戸、厦門(中国)、シンガポールから、コーチン(インド)、スエズ通航、アレキサンドリア(エジプト)、クサダシ(トルコ)を経て欧州をめぐる予定だったが、代替案ではシンガポールからそのまま南下してモーリシャスとケープタウンに寄港、その後アフリカ西部沖のセントヘレナ島に寄港してスペインに入る。アムステルダムからは元のスケジュールに戻り北欧へ、その後大西洋を横断し、アメリカ、カナダを通って日本に帰港する予定。
<代替案>
4月20日:ポートルイス(モーリシャス)
4月25日:ケープタウン(南アフリカ)
4月30日:セントヘレナ島(イギリス領)
5月7日:ラスパルマス(スペイン)
5月11日/13日:ルアーブル(フランス)
5月14日:アムステルダム(オランダ)
★ドイチュランド、日本初寄港 横浜に入港
来年も日本への寄港決定
ドイツのピーター・デイルマン・クルーズ社が運航するドイチュランド(2万2,400トン、乗客総定員513人、1998年就航)が、ワールドクルーズ中の18日、横浜港・大さん橋国際客船ターミナルに入港した。同船が日本に寄港するのは初めて。同日午後10時に出港して神戸に向かい、21日には広島に寄港した後、上海に向かう(下記スケジュール参照)。
ドイチュランドは、昨年12月18日にカナリア諸島を出航して南米へ、その後太平洋を横断し、東南アジアを通って台湾から横浜に入った。日本、中国、マレーシアに寄港した後インド洋、アラビア海、スエズ運河を通航してベニスを終着点とする130日間の世界一周クルーズ中だ。
ピーター・デイルマン社は、リバークルーズ客船2隻、オーシャンクルーズ船2隻、帆船1隻の計12隻を運航し、ドイツ人客を中心にクルーズを展開している。2002年にはポートホール誌(米)でベストリバークルーズ、コンデ・ナスト・トラベラー誌(同)で小型客船部門上位5社に入るなど高い評価を受ける。
日本では、ミキ・ツーリストが昨年1月からピーター・デイルマン社の日本特約代理店としてリバークルーズを含め同社のクルーズ販売を行っている。ドイチュランドは、今年11月からの世界一周クルーズでも、長崎、広島、大阪、神戸、横浜への寄港を予定しており、ミキ・ツーリストでは販売に力を入れていく構え。問い合わせはミキ・ツーリスト クルーズセンター(電話:03-3575-8513)まで。
<入港スケジュール>
神戸:19日午後10時入港/20日午後6時出港
広島:21日午前8時入港/同日午後1時出港
写真:横浜港に停泊するドイチュランド。公募で選ばれた船内見学客も含め多くの一般客が訪れた(後方にはぱしふぃっくびいなす)
http://www.cruise-mag.com/photo/030318-2.html
写真:ビュッフェスタイルの食事を楽しめるリドレストラン。船内はステンドグラスや彫刻、絵画などの芸術品がいたるところにあしらわれている
http://www.cruise-mag.com/photo/030318-3.html
写真:バレエやクラシックコンサートなどが毎晩行われるエンペラーズ・ボールルーム。ディテールや素材に徹底的にこだわった造りは圧巻
http://www.cruise-mag.com/photo/030318-4.html
(写真は19日正午よりご覧いただけます)
★世界水フォーラム、京都で「舟運展」開催
第3回世界水フォーラム琵琶湖・淀川流域連携実行委員会は、21日から23日まで京都市勧業館「みやこめっせ」1階A展示場で「世界と日本の舟運展」を開く。世界や日本、さらには琵琶湖・淀川の舟運情報を模型やパネル、映像で紹介する。期間中、1万5,000人の入場者を見込んでいる。催事内容の問い合わせ先は同実行委事務局(電話06-6941-6222、FAX06-6941-6225、担当:後藤氏)。(海事プレス)
★横浜港カッターレース、5月25日開催
横浜港振興協会は5月25日、横浜港の山下公園前で「横浜港カッターレース」を開催する。海洋海事思想の普及と国際港都ヨコハマ市民の海・港への理解、親しみを深めること、港周辺の活性化を目的に毎年開催されるもので、今年は第20回記念大会。
▼日時=5月25日(荒天の場合は中止)午前9時30分〜午後5時
▼場所=横浜港:山下公園前面水域および公園内
▼競技方法=一般レースと女子レース。往復360m。1チーム10人。使用艇は6m型カッター。優勝、準優勝、3位、4位チームに賞状と副賞が贈られる。
▼参加資格=横浜市内在住、在勤者3人以上が含まれていること。参加費1チーム1万円。
▼問い合わせ先=横浜港振興協会内「横浜港カッターレース実行委員会事務局」(電話045-671-7241)
(海事プレス)
★蘇州号、道元の足跡たどるクルーズ
曹洞宗の開祖である道元禅師が中国を修行した足跡をたどる「祖道傳東(そどうでんとう)の旅クルーズ7日間」が3月28日〜4月3日行われる。往路に上海フェリーの蘇州号を利用する。
曹洞宗の大本山・永平寺(福井県)の機関誌を発行する大本山永平寺祖山傘松会が、750回大遠忌関連行事の一つとして企画した。主催はJTB福井支店。
永平寺をバスで出発し、大阪国際フェリーターミナルから蘇州号で出港。船内では、「道元」を著した作家・立松和平氏が講演する。昨年、脚本「道元の月」で大谷竹次郎賞を受賞している。また、中国語講座、太極拳体験講座など予定されている。
上海からは、道元が修行した杭州市の霊隠寺や浄慈寺、六和塔など訪れる。天台山を見学後、寧波市の天童寺や阿育寺など訪れる。普陀山へも足を運ぶ。復路は飛行機。旅行代金は23万8,000〜19万3,000円。
問い合わせ先はJTB福井支店(電話0776-21-4656)。
★神戸港、船旅の企画展を開催
神戸港を発着するフェリー、レストラン船など紹介し、ポスター、船の模型など展示する企画展「行くぞ!船旅 夢とロマンを求めて」が18日から30日まで、神戸海洋博物館で開催される。来場者には抽選で各船社のペア無料招待チケット(乗船券)をプレゼントする。主催は神戸港振興協会と神戸海事広報協会。入場料は大人600円、小・中学生300円。
4月1〜21日は場所を変え、神戸海岸通倶楽部(神戸市中央区海岸通6−1−10)で開催される。問い合わせは神戸港振興協会(電話078-391-6751)へ。
【PHOTO】
★マイアミ港、メガシップ8隻が勢ぞろい
3月8日、マイアミ港最高となるメガシップ8隻が入港した。入港したのは、カーニバル・トライアンフ(10万2300トン)、カーニバル・スピリット(8万8,500トン)、イマジネーション(7万トン)、エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ(14万2000トン)、ナビゲーター・オブ・ザ・シーズ(14万2000トン)、ノルウェージャン・サン(7万7100トン)、ノルウェージャン・ドーン(9万トン)、ノルウェージャン・シー(4万2000トン)の8隻。同港では、8隻のうち1隻は仮設テントを張って(写真左奥)乗下船客に対応した。同日の乗下船客はおよそ1万8,000人。
マイアミ港は現在18隻の客船の発着港となっており、今後はさらに多くの客船を効率よく受け入れられるようターミナル再建計画を立てている。
写真:マイアミ港に並んだメガシップ8隻
http://www.cruise-mag.com/photo/030318-1.html
(写真は19日正午よりご覧いただけます)
【プロムナード・デッキ】
先週行われた「にっぽん丸プラチナ・エンターテイメント・クルーズ」は、雑誌「サライ」の臨時増刊「プラチナ・サライ」と商船三井客船がプロデュースした。「サライ」のような大人向け生活誌は今や20誌近くあるという。「創刊してから14年が過ぎ、数多くの雑誌の中でもナンバーワンと言っていただけるまでになりました」と語るのは、「サライ」編集長の東直子さん。その「サライ」が昨秋発行したのが、紳士淑女のための上流生活誌「プラチナ・サライ」。プラチナはゴールドよりも高級な位置付けだ。「日本人の生活には変化が見られます。ここ2〜3年で自らの楽しみに投資しようとする人たちが増えています。クルーズは中高年にとってやさしい旅。船の旅はこれからですよ」と、プラチナ・サライ流クルーズの需要の高まりに期待。
==========プレゼントのお知らせ===========
今春の新造船就航も待ち遠しいMSC(メディテラニアン・シッピング・クルーズ)から、文鎮を1名様にプレゼント。黒ベースに金色のロゴと会社名が入った、上品、重厚な雰囲気が漂う逸品。デスク周りをお洒落に演出します。ご希望の方は、下記のアドレスあてに、プレゼントの商品名、郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、クルーズメールへのご意見を記し、返信してください。締め切りは3月18日(火)。なお、当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。 editorial@cruise-mag.com
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クルーズは、クルーズ船社だけでなく、造船所、旅行会社や港、観光などが連携しあって発展する――そんなことを、先日マイアミで行われたクルーズのコンベンションに参加していまさらながら強く感じた。経済不況、テロ事件、クルーズ料金の下落、今回のイラク情勢、とマイナス要因が目立ったコンベンションだったが、そんな中でやはり「連携」が大切だ、と。クルーズという“プロダクト”をつくるクルーズ船社とその販売窓口となる旅行会社、乗客の安全を守るセキュリティーシステムと港とクルーズ船社、クルーズのデスティネーションとして“魅力”を売る観光団体と客船を受け入れる港、国として、さらには国を越えて“クルーズエリア”としての連携――。“クルーズ”という大きなパズルの一つひとつがしっかりかみ合うこと。乗客のニーズもそのひとつだ。
そして秒読み段階に入ったイラク戦争に思い出すのが、トパーズ・インターナショナルのカツフィス社長の言葉。ピースボートに次回のクルーズから「トパーズ」を提供することになった同社、チャーター先にピースボートを選んだ理由は?との問いに「ツーリズムというのは平和の上に栄えるものであって、けっして戦争ではない。とともに、ピース(平和)を守ろうとする活動は人間としてとっても大切なことだから」。――すべてのクルーズ客船が海に浮かぶ「ピース」な「ボート」であり続けますように(H)
※今週21日(金)は祝日のため、休刊とさせていただきます
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