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4月28日(月)発売
クルーズ6月臨時増刊 
――作家・米山公啓が丸ごとプロデュース第2弾――

『にっぽんの船旅』〜読むクルーズ&フェリーズ第2巻
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メール・ニュース「CruiseMail〜クルーズメール〜」
毎週火・金曜日発行(休日休刊) 
発行:海事プレス社クルーズ編集部
No.198 4月18日(金)発行
クルーズメールへのお問い合わせは
editorial@cruise-mag.com
広告のお問い合わせ、お申し込みは
ad@cruise-mag.com
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=目次=
【SARS関連ニュース】
★日本クルーズ客船、乗客のSARS感染疑いを否定
★商船三井客船、SARS騒動でコメント
  飛鳥、シンガポール寄港1カ月後でSARS発症の疑いなし
【TOPIC】
★NCLが買収――SS United Statesとは?
【NEWS】
★P&Oプリンセスとカーニバル、合併が最終決定
★スーパースター・レオ/ヴァーゴ、オーストラリアクルーズへ
★クリスタル新造船、日本は5港に寄港
★飛鳥、今年度下期スケジュール発表
★ぱしふぃっくびいなす、世界一周クルーズの写真などインターネットで紹介
★クルーズバケーション、大阪営業所開設
★新日本海フェリー/三菱重工 大型フェリー2隻契約
★外国客船誘致で連携、インバウンド振興目指す
東京、神戸、長崎の関係部局が第1回会合開催
【人事異動】
【EVENT】
★第56回「東京みなと祭」
「クルーズ客船フェアIN晴海−船旅の楽しさを知ってみま専科−」
★横浜マリタイムミュージアム「英国の日本人展1862―2001」開催
【海事プレスからのお知らせ】
[好評連載/週刊クルーズメール・エッセイ]
=プレゼントのお知らせ=
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【SARS関連ニュース】
★日本クルーズ客船、乗客のSARS感染疑いを否定

日本クルーズ客船(本社=大阪)は17日、週刊新潮に掲載された記事に関し、記載されている乗客はSARSとはまったく関係がないとのコメントを発表した。

『週刊新潮』の記事によると、4月5日コロンポ(スリランカ)に入港した客船で入国した日本人1人に、SARS感染の疑いがあるとの報道が流れ、現地で大騒動になったという。

日本クルーズ客船では、記載の乗客はぱしふぃっくびいなすの乗客であったことを認めた上で、同乗客は現地病院で胸部レントゲンを撮るなど診察を受けたが、胸部に異常はなく、帰国前日には熱も平熱まで下がっていたことなどを明らかにした。また、「船医が同患者に対し、SARSの疑いが否定しきれないという内容が紹介状に書かれていた」といった記事内容についても、「事実と異なる」と否定した。

同乗客は既往症再発の疑いもあったため、船医と相談して次の寄港地モルジブのマーレで下船し、現在日本で治療を受けているという。17日に担当医師に確認したところ、SARSではないという診断を得たという。

ぱしふぃっくびいなすは、横浜・神戸を出港した後、SARS感染者の出ているシンガポール寄港を取りやめ、3月26日にマニラ、3月31日〜4月1日ポートケラン(マレーシア)に寄港し、4月5日にコロンボ(スリランカ)に入港していた。船内にSARSの疑いのある乗員・乗客はいないが、寄港地ではマスクの装着や帰船時には手洗い・うがいをするなどSARS対策を徹底させている。

同船は、今月15日にスエズ運河を通航し、16日はエジプトのアレキサンドリアに寄港、その後地中海へ抜けて各寄港地をめぐる。

★商船三井客船、SARS騒動でコメント
飛鳥、シンガポール寄港1カ月後でSARS発症の疑いなし

商船三井客船は17日、『週刊新潮』で「SARS疑惑の日本人船客がノーチェックで帰国していた!」とのタイトル記事が掲載された件に関し、同社が運航するにっぽん丸とは無関係であることを内容とするコメントを発表した。

 同週刊誌の記事について同社は、にっぽん丸はスリランカには寄港しておらず、現在航海中のクルーズで寄港する予定もないとし、記載されている「日本の船」がにっぽん丸でないことを強調した。

また同クルーズで今月8日、12日にそれぞれアモイ(中国福建省)とシンガポールに寄港しているが、16日現在SARSの発症が疑われるような症状が乗員・乗客に見られるという報告はないとし、マスクの配布・着用や手洗いなどSARS対策も徹底させているという。ただSARSの潜伏期間は1週間から10日とされていることから、引き続き十分に注意しながら航海を続けていくとしている。

一方、同じく世界一周クルーズで先月19日にシンガポールに寄港した飛鳥を運航する郵船クルーズは、寄港から1カ月近く経過した17日現在、SARS発症の疑いのある乗員・乗客の報告はないとしている。

同社では、昨年外国の客船でノーウォーク・ウイルス騒動があったことを契機に、より厳重な衛生管理に取り組んでおり、寄港中、入り口にアルコール消毒液の噴射器4基を設置して乗員・乗客や外来者に手の消毒を、また手すりやドアノブ、公衆トイレなどの塩素溶剤による消毒などを徹底させているという。

【TOPIC】
★NCLが買収したユナイテッド・ステーツとは?

 既報のとおり、ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)が、SS United States(ユナイテッド・ステーツ)とSS Independence(インディペンデンス)を購入した。インディペンデンスは、近年までハワイクルーズに就航しており、おなじみの人も多いと思うが、ユナイテッド・ステーツって今までどこにいたの? まだ走っていたの? という印象を受ける。実はこの船、歴史的な、とても偉大な客船なのである。
 
 初就航は1952年。ユナイテッド・ステーツ・ラインの新造船としてニューヨーク/サウサンプトン間に就航し、3日と10時間42分という大西洋横断の最速記録を打ち立てて、その記録は1990年まで破られることはなかった。

大きな船でもあった。50,924総トン、全長はタイタニックよりも33メートルも長い301.75メートル、幅31.08メートル、当時の乗組員は1068人、乗客定員888人だった。大西洋を800回以上も航海し、女優グレース・ケリー、エリザベス・テイラー、ケネディ米大統領など、数々のセレブリティーも乗船した。

華やかな客船時代を築いたユナイテッド・ステーツだったが、やってきた航空機時代に押されて、1969年引退。その後、米バージニア州、トルコ、ウクライナなどでの係船を経て、1996年米フィラデルフィアに係船された。これまでに何度も、博物館として保存しようとする動きや船会社からの買収の話があったが、すべて実現せず……。

そこへ登場したのがNCL。ハワイクルーズなど米国内クルーズを計画するNCLにとってカボタージュの問題のないアメリカ建造のユナイテッド・ステーツはうってつけ、しかもアメリカ人にとっては“アメリカの誇り”として存在し続けるこの客船を、自分の船隊に入れることはとても価値のあることなのだ。

とはいえやはり建造から半世紀がたつ客船だけに、大規模な改装が必要となる。NCLは同船の所有者であるニュージャージーのカンター社から購入、購入額や改装に掛かる費用を明らかにしていないが、改装には2億ドルから5億ドル掛かるのではと見られている。搭載している蒸気タービンも換装することになるだろう。2007年からメキシコ湾やアメリカ西・東海岸でのクルーズに就航するのでは、といった話もあり、ちょっと先の話だが、アメリカ人も待ちわびる同船のお披露目姿を見るのが楽しみだ。

【NEWS】
★P&Oプリンセスとカーニバル、合併が最終決定

 P&Oプリンセス・クルーズ(POP、本社=ロンドン)は16日、カーニバル・コーポレーションとの合併の決定に関する株主総会を開き、9割の株主による合併の最終承認を受けた。これにより、両社のデュアル・リスト・カンパニー方式での合併が最終的に決定したことになる。

 同投票では、408,679,183票(99.7%)が賛成、1,118,826票(0.3%)が反対、棄権3,854,706票、と圧倒的な得票数で合併が承認された。

 この決定により、13のブランド、66隻(発注済みまたは建造中の17隻を除く)の客船を所有するクルーズ業界市場最大が誕生することになる。カーニバルの会長兼最高経営責任者(CEO)で新会社のトップとなるミッキー・アリソン氏は、合併決定まで1年半を振り返り、「ジェットコースターに乗っているようだった。たくさんのアップ&ダウンを乗り越えたが、2つ大きな障害を挙げるとすれば、規制の問題とPOPとロイヤル・カリビアンの合併決定会議の延期が決まった昨年2月14日のPOPの会議だろう。しかしどちらとも無事通過することができた」と話した。またPOPのピーター・ラトクリフCEOは「今は旅行業界にとって厳しい時期だが、この合併が両社のプロテクションとなるだろう」とコメントした。

(詳細は次号へ)

★スーパースター・レオ/ヴァーゴ、オーストラリアクルーズへ

 スタークルーズは16日、香港・シンガポール発着クルーズのキャンセルを発表したが、スーパースター・レオ/スーパースター・ヴァーゴの2隻をオーストラリアに配船することを発表した。

 それによると、レオはシドニーに、ヴァーゴはパースにそれぞれ拠点を置き、レオは今月23日ケアンズへ、ヴァーゴはパースに到着する予定。

 レオとヴァーゴは以前からオーストラリア人乗客に人気が高まっていたことから、「オーストラリアでも海外に旅行に出ようという動きが弱まり、国内旅行を好む傾向が強まっていることから、オーストラリア人を含め、ニュージーランド人の反響を望めるだろう」とスタークルーズのインターナショナルセールス&マーケティング副部長のゲリー・シャーマン氏は話している。またオーストラリアやニュージーランドだけでなく、アメリカ、英国、アジアでもこれらのクルーズの販売をしていくという。

 レオは地元客を乗せてケアンズからブリスベン、シドニーなどに寄港するクルーズを行った後、来月4日からシドニー発着の10〜11日間クルーズに、ヴァーゴも同様にパースを出港しブルーム、メルボルンなどに寄港するクルーズを行い、定期クルーズに入ると見られる。

 シンガポール発着のクルーズに就航していたヴァーゴは、6月1日発までをキャンセルし、6月4日から通常のスケジュールへ、香港発着のレオは8月3日発までをキャンセル、同6日から通常クルーズへ戻る予定。スタークルーズでは、キャンセルされたクルーズについて、全額払い戻し、また出発日を変更して再度申し込む場合には船内で使用可能なダイニングクレジットを付けるなどして対応している。

★クリスタル新造船、日本は5港に寄港

 クリスタル・クルーズ社は、今夏就航する新造船クリスタル・セレニティ(6万8,000総トン)の世界一周クルーズの日程・寄港地を明らかにした。日本には5港に寄港する。

 世界一周クルーズの日程は来年1月19日〜5月5日、寄港地は、ロサンゼルス/ヒロ/ホノルル/ラハイナ/グアム/サイパン/広島/神戸/名古屋/横浜/清水/上海/香港/ハロン湾/ダナン/ホーチンミン/レムチャバン/シンガポール/ヤンゴン/コーチン/モルジブ/セイシェル/モンバサ/ラム島/ダーバン/ケープタウン/ウォルビスベイ/セントヘレナ島/リオデジャネイロ/サルバドール/バルバドス/トルトーラ島/フォートローダデイル/ニューヨーク。世界一周クルーズ後は、地中海を主体に運航する。

 同船はアトランティック造船(フランス)で建造中。同社は3隻体制となるため、既存のクリスタル・ハーモニーを初めてハワイクルーズに投入したり(1月下旬から3航海)、クリスタル・シンフォニーのパナマ、カリブ海クルーズを増やすなど、これまでとは異なる配船を行う。

★飛鳥、今年度下期スケジュール発表

 郵船クルーズは飛鳥の今年度下期のスケジュール8本を発表した。海外クルーズは、南西諸島・台湾、年末年始恒例のグアム・サイパン、ハワイ・アラスカの3本。南西諸島・台湾クルーズでは、台湾へは行かずに国内だけを楽しめる、ランドツアーも含めたコースも用意している。

 4本のクリスマスクルーズでは、通常下船日の午前10時を下船時間とするところを、午後2時から3時に設定し、より船上での時間を過ごせるようにした。
 
 また世界一周クルーズから戻った6月のクルーズから、メンバーやプログラムを一新したプロダクションショーを開始することを明らかにし、「今まで以上のショーが期待できる」と自信をのぞかせた。

 さらに飛鳥の旅行会社向けホームページの開設を進めており、クルーズ販売に関する情報をより早く伝達する、営業時間外でも必要最低限の情報を参照できる、各種割引やリピーター特典など年々複雑化していく情報を提供する、といった目的で活用していく予定。

▼南西諸島・台湾クルーズ=11月20日〜12月2日、横浜/清水/神戸/沖永良部/本部/那覇/基隆/石垣島/屋久島/神戸/横浜、480000円から(フルクルーズ、早期割引料金)
▼ウィーンザイフェルト弦楽四重奏団クラシッククルーズ=11月20日〜22日、横浜/清水/神戸、98,000円から
▼Xmas横浜・神戸ワンナイトクルーズ=12月17日〜28日、横浜/神戸、49,000円から
▼Xmas四国一周・高知クルーズ=12月19日〜21日、神戸/高知/神戸、98,000円から
▼Xmas名古屋ゆったりワンナイトクルーズ=12月22日〜23日、名古屋発着、49,000円から
▼Xmas横浜ゆったりワンナイトクルーズ=12月24日〜25日、横浜発着、49,000円から
▼年末年始グアム・サイパンクルーズ=12月26日〜1月4日、横浜/グアム/サイパン/横浜、441,000円から
▼ハワイ・アラスカグランドクルーズ=2004年6月4日〜7月11日、横浜/ホノルル/ヒロ/ビクトリア/バンクーバー/ケチカン/ジュノー/スキャグウェイ/シトカ/スワード/ペトロパブロフスク・カムチャッキー/横浜、1,300,000円から(早期割引料金)

★ぱしふぃっくびいなす、世界一周クルーズの写真などインターネットで紹介

 日本クルーズ客船は、2001年の世界一周クルーズに続き、現在世界一周クルーズ中のぱしふぃっくびいなすの模様を、23日からブロードバンドコンテンツポータル「hi-ho Media TV」で公開する。デジタルカメラによる写真を交え、航海日記形式で紹介。テーマは今クルーズの「航海」「食」で、各クルーの持ち回りによるクルー日記などもある。クルーズの当たるプレゼントキャンペーンも同サイトで実施する予定。

★クルーズバケーション、大阪営業所開設

クルーズバケーションは21日、大阪営業所を開設する。所長は細長保宏氏。細長氏はかつてヴィーヴルの関連会社クルーズ・インターナショナルに籍を置き、同社がチャーターしていた客船にスタッフとして乗船していた経験を持つ。前職はエイコー・エム・アンド・ティー・ジャパンで、カナダのランド・オペーレーションを担当。
<新住所>
大阪市中央区南本町2-4-6 日宝本町ビル906号
電話 06-6265-6610
FAX 06-6265-6609
大阪市営地下鉄(中央線・堺筋線)堺筋本町駅(8番出口)から徒歩2分

★新日本海フェリー/三菱重工
大型フェリー2隻契約、2004年6月竣工
世界初の固定ペラ/ポッド組み合わせ型

 三菱重工と新日本海フェリーは17日、1万7,000総トン型大型高速カーフェリー2隻の建造契約に調印したと発表した。新造船は、世界で初めて二重反転プロペラ(CRP)とポッド式推進装置を1軸に組み合わせたハイブリッド型推進器を採用しており、31.5ノットの高速船となる。2004年6月に三菱重工・長崎造船所で竣工し、7月から舞鶴/小樽航路に投入される予定。

 通常のフェリーが2軸のプロペラを装備しているのに対し、同新造船は1軸プロペラの同軸後方にポッド推進器を配置。シャフト・ブラケット(プロペラ軸を船外から支持するフレーム)を廃止することで抵抗を減らし、推進効率をアップした。さらにCRPの特徴である省エネ効果と、ポッド推進器の特徴である操船性能も兼ね備えている。

 ポッド推進器はこれまで、客船を中心に世界で70隻以上の採用実績がある。一軸プロペラと組み合わせCRPを配置するタイプは今回が初。主プロペラは2基のディーゼル主機関で駆動し、ポッド内モーターは主発電機関で駆動することから、機械式推進と電気推進を組み合わせたハイブリッド型といえる。これにより新造船は31.5ノットの高速を達成。舞鶴/小樽航路では、現行より約10時間短い約20時間で運航することが可能になった。

三菱重工は従来、下関造船所でフェリーを建造してきたが、今回の新造船は全長224.5メートルで下関の船台を超えるため、長崎造船所立神工場で建造することになった。

【主要目】全長224.5m、幅26.0m、満載喫水7.2m、約1万7,000総トン、最大速力31.5ノット、旅客定員約820人、積載能力:乗用車66台/トラック158台、出力:主機関合計2万5,200kW/発電機合計1万7,160kW、
(海事プレス)

写真:新造船完成予想グラフィック
http://www.cruise-mag.com/photo/030418-1.html

★外国客船誘致で連携、インバウンド振興目指す
東京、神戸、長崎の関係部局が第1回会合開催

東京都、神戸市、長崎市による「VISIT JAPAN日本クルーズ海外共同セールス」の第1回会合が16日、東京都庁で開かれた。外国クルーズ客船の誘致、観光PR活動を、主要港湾都市の連携を深めながら全国規模で盛り上げていこうという長崎県観光連盟の呼びかけで実現したもので、港湾、観光振興の関連部局、機関の代表が参加した。

国のビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)に呼応するかたちで、外国客船の誘致を「オールジャパンによる取り組み」を将来の視野に入れ打ち出した動きは、これが初めて。次回は神戸開催予定で、横浜市、大阪市にも参加を呼びかける。

長崎県観光連盟の井川博行海外課長は「主要港が一丸となって日本の港、観光のすばらしさをPRし、外国客船の誘致に取り組みたい」と語り、外国クルーズ客船の寄港は日本のインバウンド振興に欠かせないテーマであることを強調。メンバーについは「門戸は閉ざさない」としながらも、「趣旨に賛同し、具体的に一緒に行動できる港と連携していきたい」と実践的な組織運営を目指している。

神戸市生活文化観光局の中瀬俊明観光交流課長は、市の観光、客船誘致の現況を説明、「かつて客船誘致に取り組んだ経験を生かしたい」と抱負を述べ、各都市との連携を訴えた。また、東京都港湾局港湾経営部の黒田祥之課長は「将来は上海、釜山、高雄など近隣アジア諸国の主要都市とも連携を図り、日本のみならずアジア全体へ海外クルーズ会社の目を向けさせたい」と語った。

クリスタル・ハーモニーが日本寄港を一部取り止めるなど、SARSがクルーズ業界にも深刻なダメージを与えているが、大きな流れとしてはインバウンド振興と外国客船誘致は切り離せないとの認識で一致、今後VJCとの連動しながら、具体策について検討していく。

国は2003年を「訪日ツーリズム元年」と位置付け、VJCに対し22億5100万円を予算化。これを受け、インバウンド需要拡大に向けた官民の取り組みが活発化している。

【人事異動】
パシフィックツアーシステムズ
(4月10日)
▼西日本クルーズデスク 小田原博昭

【EVENT】
★第56回「東京みなと祭」
「クルーズ客船フェアIN晴海−船旅の楽しさを知ってみま専科−」

東京都は、都民をはじめとする一般市民の東京港に対する認識を高め、振興発展に寄与することを目的として、毎年5月20日の開港記念日を中心に「東京みなと祭」を開催している。

今年は5月17日(土)・18日(日)の両日、東京港晴海客船ターミナル周辺地域で開催され、家族連れ、若いカップル、熟年夫婦など多数の来場が見込まれている (主催者発表による昨年度の来場者数は16万人)。

設立当初よりクルーズの振興、啓蒙活動の一環として同祭に参加出展している日本外航客船協会は例年どおり、晴海客船ターミナル4階ホールなどで、新しい旅としてのクルーズをアピールする。

クルーズに造詣の深い放送タレントの前田武彦氏とクルーズ客船の船長との対談、手旗信号ロープワーク教室、クルーズ客船・国際定期船のパネル展示などを実施する予定。イベントの実施内容、応募要領等は以下のとおり。

実施日:5月17日(土)午前10時〜午後5時
18日(日)午前10時〜午後5時

会  場:東京港晴海客船ターミナル 4階ホール及びホワイエ

主  催:社団法人日本外航客船協会

協  賛:東京みなと祭協議会

実施内容:
1.船とクルーズの講演会

<対 談>
前田武彦(放送タレント)/幡野保裕(元「飛鳥」船長)  
○17日(土)14時30分から1時間 4階ホールで開催

<対 談>
前田武彦(放送タレント)/澤山恵一(社団法人日本船長協会会長)
○18日(日)午後2時30分から1時間 4階ホールで開催

■参加費:無料
■募集人数:各日それぞれ250人(当日枠として先着100人程度入場可)
■応募要領:参加希望者は、往復はがきに応募者全員(1枚につき2人まで)の郵便番号、住所、氏名、性別、年齢及び参加希望日(17日または18日)を明記し、次の宛先まで。
■宛  先:〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町15 神田TKビル5F
株式会社 ケイアールシー「東京みなと祭」係
TEL:03−5296−1290
■応募締切:平成15年5月8日(木)*当日消印有効
応募者多数の場合は抽選とし、当選者にはご招待状の発送をもって発表に代える。

2.ロープワーク&手旗信号教室

 (出 演)東京商船大学海事普及会

船の上で行われた手旗信号やロープワークも、技術の発達で、実際に使われる場面は少なくなってきたが、手旗信号は限られた空間と時間の中で、船乗りが編み出した貴重な通信技術である。またロープワークは、船上だけでなく、陸上での実際の生活や仕事の様々な場面で、活用されている。東京商船大学海事普及会の学生により伝えられ、保存されているロープワークや手旗信号を実際に演じ、会場の参加者にも体験してもらうコーナーを設ける。

○17日(土)手旗教室:午後1時30分から30分間     4階ホール
                ロープワーク教室:午後3時30分から30分間  4階ホワイエ
○18日(日)手旗教室:午後1時30分から30分間    4階ホール
                ロープワーク教室:午後3時30分から30分間  4階ホワイエ

3.展示掲示など
@クルーズ客船・国際定期船
日本のクルーズ船の紹介、クルーズの一日、日本船クルーズ・マップ、船内サービスの紹介など
A戦前・戦後のポスターに見る日本の外航客船文化
Bクルーズ客船のモデルシップ3隻展示
CVTR「クルーズへのご招待−コレが新しい旅のスタイル」放映
D日本のクルーズ客船や外航フェリー、船社のパンフレットを配布  

4.アンケート&プレゼント
4階ホワイエでアンケートに答えてくれた人を対象に抽選会

抽選で船のチョロQ、飛鳥Tシャツなど船旅グッズ、世界のクルーズ客船のことが分かる本などをプレゼント

5.その他   
4階ホワイエに即売コーナー設置

船の書籍や可愛い船グッズ、客船の絵はがきなどを展示販売

問い合わせ先
社団法人 日本外航客船協会
常務理事 佐藤博信または事務局長 安田憲一 電話:03−5275−3710

〔帆船日本丸記念財団インフォメーション〕
★横浜マリタイムミュージアム「英国の日本人展1862―2001」開催

横浜マリタイムミュージアムでは、4月18日(金)から、幕末から現在まで英国を訪れた日本人の姿を写真で紹介する「英国の日本人展」を特別展示室で開催する。英国における“Japan2001”に合わせて実施された写真展の日本里帰り展で、日英の140年におよぶ交流を、その起点となった横浜港から見つめる企画。幕府遣欧使節として渡英した福沢諭吉から、実業家、船員、スポーツ選手に留学生など英国でのさまざまな日本人の姿を、約100点の写真で紹介する。
<横浜マリタイムミュージアムの入場券を1組2名様にプレゼント! 詳しくは「プレゼントのお知らせ」へ>

〇開催日時:4月18日(金)〜6月15日(日)
〇開館時間:午前10時〜午後5時
〇休館日:4月28日、5月26日、6月9日
〇入館料:高校生以上600円/小中学生300円(帆船日本丸乗船料含む)
〇会場:横浜マリタイムミュージアム特別展示室
    神奈川県横浜市西区みなとみらい2-1-1 
電話:財団法人日本丸記念財団 045-221-0280

★日本丸総帆展帆
◎4月29日(火・祝)みどりの日
展帆作業/午前10時30分〜11時30分、畳帆作業/午後3時〜午後4時

★海洋教室
日本丸での宿泊、施設の利用などを通して、船の生活を体験。30人以上の団体受付。
◎コース/半日、1日、宿泊(1〜2泊)
◎対象:小学生以下(半日コース)、小学4年生以上(1日、宿泊コース)
◎参加費用:半日コース/1000円 詳細は要問い合わせ

【海事プレスからのお知らせ】
★ツキヂ書店、チョロQのラインナップを追加!

東京・虎ノ門のツキヂ書店は4月中旬より、チョロQの販売ラインナップを追加しました。今回は、福岡〜釜山航路のジェットフォイル「ビートル」「ジェビ」、そして長野県黒四ダムの遊覧船「ガルべ」の3隻。さらに5月初旬には、北海道・紋別の砕氷船「ガリンコ号U」の販売も決定しています。
伊豆七島航路「セブンアイランド愛・夢・虹」も引き続き、好評発売中(各700円)。愛らしい形がなんともキュートなチョロQは、コレクションにもプレゼントにも最適です。ぜひこの機会に、ツキヂ書店にどうぞ!

「ビートル」(50個限定!)「ジェビ」(100個限定!)(JR九州)各1,200円(税込)
http://www.cruise-mag.com/photo/030418-1.html

「ガルべ」(くろよん観光)850円(税込)
http://www.cruise-mag.com/photo/030418-2.html

「ガリンコ号U」(オホーツクガリンコ観光汽船)1,000円(税込)
http://www.cruise-mag.com/photo/030418-3.html

ツキヂ書店 TEL 03-3502-2040 http://www.kaiji-press.co.jp/tsukidi

[訂正] クルーズメールNo.197「大阪港にサファイア・プリンセスの寄港決まる」の記事中、サファイア・プリンセスの竣工が2005年とあるのは、2004年の誤りです。よって、同船は竣工後に大阪港に寄港するのではなく、竣工約1年後の2005年4月23日に寄港する予定です。

■■■■■■■好評連載/週刊クルーズメール・エッセイVol.51■■■■■■■
◆このところ、このクルーズメールのニュース量が増えて、編集作業がとても大変になっているよう。若い記者諸君は仕事が増えて、目に隈が出来そうな感じ。ブッシュの戦争、香港のSARSショックの影響は、なんとわが編集部にもとばっちりを及ぼしている。
◆ということで、コラムを担当する筆者としても何をテーマにしていいのか、迷いに迷う今日この頃。このメールニュースの有料化でも実現すれば、毎日でもニュースを発信するのになあ、なんてぼそぼそと呟きながら、パソコンを叩いている。ではなくて、パソコンのキーボードを叩いている。
◆それにしても、あまりに不謹慎すぎて具体例はとても書けないが、ブッシュの戦争や三菱重工の火災事故が、逆に順風になった会社もある一方、SARSだけは、マスク・メーカーやこれから特効薬でも開発する医薬品メーカーならいざしらず、好影響を受けた会社というのは、きっとほとんどあるまい。
◆そんな中でも、したたかだなあと思うのは、スタークルーズだ。香港、シンガポール発という、彼らのメイン・フィールドのクルーズを長期間キャンセルし、きっと経済的痛手は少なくないに違いない。とはいえ、そのフラッグシップともいえる“レオ”と“ヴァーゴ”の2隻の客船を、オーストラリアに転配すると聞いて、唸った。
◆実は、香港、シンガポール発クルーズが中止されれば、もしかしたら日本にお披露目にやってくるのでは、と淡い期待を持って、その後の発表を待っていたのだが、結果は、これから冬場に向かうというのに、「オーストラリア」なんだからなあ、もう!
◆スターにとって、オーストラリアは、とても重要な市場と聞いていたし、オーストラリア人の集客も好調と聞いていたから、まあその発表を見れば納得が行くのだが、逆に日本市場は、一顧だにされなかったのだろうか? と寂しさを覚える。
◆もっとも、日本という国、もしスターが来ると発表したら、それだけで「SARSの香港からやってくる船」といった、異常なまでにセンシティブな反応や、厚生労働省あたりが色めき立って「検疫はどうするの」といった記事が溢れるに違いない。これではやって来ようと思っても、日本には来たくなくなってしまうに違いない。
◆小泉首相の提言をきっかけに、いま「ビジット・ジャパン」が流行語のようになりつつある。まあ観光客の招致を目指して、諸外国で積極的なPRを展開するのも結構だが、日本が本当に外国からのお客様を受け入れたいという気持ちや体制になっていないと、「経済構造改革」と一緒で、かけ声だけで終わってまうかもしれない。
◆見直しするべき規制やシステムはたくさんある。カボタージュだって、もっとフレキシブルにできると思うのだけどなあ。(若勢)

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