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好評発売中!「クルーズ」7月号
特集は“新造船に乗る。”
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詳しくは下記お知らせ欄をご覧下さい。
ご予約・ご注文は 海事プレス社販売部(03)5296-1282へ
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メール・ニュース「CruiseMail〜クルーズメール〜」
毎週火・金曜日発行(休日休刊) 
発行:海事プレス社クルーズ編集部
No.212 6月13日(金)発行
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=目次=
【NEWS】
★キュナード、オックスフォード大学を提携
★近畿青年洋上大学、SARSで中止
★伊勢湾フェリー 内海造船で2,370総トン型2隻を代替建造
★マリンエキスプレス、黒木専務が社長昇格
★マリンエキスプレス、役員体制
★帆船あこがれ、ペルセウス流星群を見て屋久島へ
★海フェスタ開催1カ月前キャンペーン
[好評連載/週刊クルーズメール・エッセイ]
=プレゼントのお知らせ=
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【NEWS】
★キュナード、オックスフォード大学を提携

 英国のキュナード・ラインはこのたび、英国の名門オックスフォード大学と提携関係を結び、来年1月に就航するクイーンメリー2(QM2)で歴史家や科学者などさまざまな講師を呼んで講座を行う新しいプログラムを開設することを明らかにした。

このプログラムは「オックスフォード・ディスカバリー」と呼ばれ、オックスフォード大学が教授やゲストスピーカーを船上に送り込み、写真や映画、文学に科学など多彩なレクチャーやワークショップを提供するもの。QM2ではこういったプログラム用に7つの専用ルームを用意しており、そのほかプラネタリウムにもなるイルミネーション・シアターでの講座や、ラウンジではよりカジュアルなディスカッションなどが行われる。

オックスフォードは、40人のノーベル賞受賞者や25人の英国首相など多数の優秀な人材を輩出した、800年の伝統を持つ大学。

★近畿青年洋上大学、SARSで中止

 日本チャータークルーズ運航の客船ふじ丸を使い、近畿2府8県が行う「近畿青年洋上大学」が新型肺炎SARS(重症急性呼吸器症候群)により中止されることが決まった。

 洋上大学に参加しているのは、福井、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、徳島、鳥取。1980年から毎夏、中国に日本の青年を派遣し、ホームステイを通じ現地青年との交流を深めてきた。過去23年間で9,000人余が参加した。しかし、各自治体の負担も大きく、今年度限りで取りやめる計画。今年は8月11日〜22日の12日間、450人の実施を予定していたが、SARSの影響で訪問予定の天津、北京、大同での被害が大きく、安全を考慮し中止を決めた。延期する意見もあったが、最終的に中止となったという。(海事プレス)

★伊勢湾フェリー 内海造船で2,370総トン型2隻を代替建造

 伊勢湾フェリー(三重県鳥羽市)は、内海造船で2,370総トン型フェリーを代替建造する。2005年に開港予定の中部国際空港と鳥羽港を結ぶ新航路に投入する。第1船(685番船)は来年3月中旬、第2船(686番船)は2005年1月に引き渡し予定。船価は1隻当たり十数億円という。

 伊勢湾フェリーはフェリー5隻を保有し、鳥羽港と愛知県渥美半島の先端に位置する伊良湖、また鳥羽港と知多半島の先端にある師崎を結ぶ2航路で運航している。しかし、常滑市沖に建設される中部国際空港に併せ、鳥羽/師崎航路を廃止し、空港へアクセスする鳥羽/常滑航路を開設することにした。

 現在、鳥羽/師崎航路には伊勢丸(1,447総トン)、志摩丸(1,593総トン)が就航しているが、新航路開設時には船齢が約20年と老朽化するため、これらが代替対象となる。

 新造船には、展望サンルーム(3階に70席)を設置。展望サンルーム後部甲板に旅客機の離着陸など風景が楽しめるオープンデッキ区画を設ける。また船名は一般公募を検討している。

[主要目]全長73.3×幅13.8m、主機関は3,000馬力ディーゼル機関2基、航海速力17ノット、旅客定員500人、積載台数は乗用車換算約43台(大型バスのみ13台)。バリアフリー対応型で船内エレベーター1基、身障者用トイレ、バリアフリー席(2階一般客室に20席)、車椅子固定設備(5台分)

イメージイラストと船内概要:http://www.cruise-mag.com/photo/030613-1.html
(16日正午よりご覧いただけます)

★マリンエキスプレス、黒木専務が社長昇格

 マリンエキスプレス(本社=宮崎市)の黒木政典・専務取締役(営業本部長兼管理本部長)が代表取締役社長に昇格した。先週5日の取締役会で決まった。坂本憲聰社長は体調が万全でないため退き、取締役相談役に就任した。黒木社長は営業本部長兼管理本部長を継続し、他の役員の変更はない。

▼(くろき・まさのり)1969年中央大学法学部卒業後、日本カーフェリー(現在のマリンエキスプレス)に入社。1999年取締役総務部長兼旅客営業部長、2000年取締役(営業本部長兼管理本部長)、同年常務取締役(同)、2002年専務取締役(同)を歴任し、6月5日付で代表取締役社長(同)に就任。

★マリンエキスプレス、役員体制

(6月5日)
▼代表取締役社長<営業本部長兼管理本部長> 黒木政典
▼取締役副社長<企画本部長、関西・中部・中国地区担当> 小野研司
▼常務取締役<九州・四国地区担当> 堀川征夫
▼取締役相談役 坂本憲聰
▼常勤監査役 徳山正樹
▼監査役<エキスプレスコーポレーション代表取締役社長> 郡美雄
▼同<八興運輸代表取締役社長> 三輪征司

★帆船あこがれ、ペルセウス流星群を見て屋久島へ

 大阪市所有のセイル・トレーニング帆船「あこがれ」は、7〜11月初旬の航海スケジュールをまとめた。種子島・屋久島へ向かうコースでは、真夏の天体ショー「ペルセウス流星群」が楽しめる。

 種子島・屋久島方面へ向かうコースは、大阪南港を8月8日(金)出港、17日(日)帰港する航海型9泊10日コース(16歳以上対象)。洋上でペルセウス流星群を見た後、屋久島に上陸。「千と千尋の神隠し」のイメージとなった「千尋の滝」を尋ねる予定。参加費用は16〜18歳99,000円、19歳以上14,0250円。

 また、パソコン壁紙を設定。ハワイ・ダイヤモンドヘッド沖帆走、カナダ・ハリファクス沖帆走、あこがれフィギュア・ヘッドの3種類がある。
http://www.akogare.or.jp/

★海フェスタ開催1カ月前キャンペーン

 神戸で開催される「海フェスタKOBE―海の祭典2003―」(7月19日〜26日)の開催1カ月前キャンペーンが、15日開催される。元町商店街などの街頭パレードとメリケンパークでのミニステージ、および神戸市みなと総局の船艇3隻による海上パレードを行う。

■■■■■■■好評連載/週刊クルーズメール・エッセイVol.58■■■■■■■
◆日本郵船経営委員秋富公行氏(客船事業グループ長)が急逝した。「訃報は突然やってくる」のだろうが、先週金曜日の日本郵船歴史博物館のオープンパーティーで、言葉を交わした矢先のことであり、ただただ「絶句」。全く言葉が出てこなかった。
◆秋富氏とはほぼ同世代。仕事以外での、共通の友人もあったことから、仕事先という関係以上のおつき合いをさせて戴いた。郵船発表の略歴には載っていなかったが、クリスタルクルーズの設立、クリスタルハーモニー、シンフォニーの建造、飛鳥の建造と、郵船の客船事業の節目、節目には必ず彼がいた。つまり、郵船の客船ビジネスに創業の頃からずっと携わって来た、数少ない、生き残りのひとりなのである。
◆小社が、雑誌クルーズ創刊を決めたのは、まさにクリスタルハーモニーの建造が決まった直後のこと。筆者もそのころから、この新規事業を担当した。ハーモニー、シンフォニー、飛鳥、そしてセレニティと、秋富氏からは様々な薫陶を受け、時には口論もし、そして、お礼を言い切れないほど様々な便宜を図っていただいた。
◆日本郵船には「YUSEN」という社内報がある。その6月号で、秋富氏は編集部からのインタビューに応え、客船事業の現状と、未来について語っている。彼は、クリスタルセレニティに続く、第4船、第5船の建造計画の検討に、すぐにでも着手したいと語り、「飛鳥」の代替建造については「750人乗り、ワンシーティング」の超高級客船の建造を目指す、と、とても踏み込んだ構想を明らかにしている。
◆残念ながら、追加取材では、まだそこまで計画は具体化していない。むしろフライング気味の次期客船構想というのが、偽らざるところである。しかし、今読み返して見れば、それは、客船事業をなんとしても一本立ちさせたいという執念、そして郵船の客船事業への彼なりの「理想」が語らせた一文なのではないかという気がする。
◆郵船の客船事業の15年間と言えば、初期の苦闘と、軌道に乗りかけた時に起きる、戦争やテロ。そしてSARS。しかも、この間の日本経済は右肩下がり。クルーズにとって、時代は強い逆風ばかりが吹いていた。慎重論が時代を被い、悲観論が支配する。そんな「時代」に対する、秋富氏なりの挑戦状だったのだろうし、勇気の鼓舞だった。そして、クルーズ事業に対する愛情とロマンがほとばしった提言だったように思える。そう、郵船の客船事業に対する、彼なりの遺言だったのかもしれない。
◆秋富氏が、「すんごい、いい船だよ」「取材に来てよ」と言っていたクリスタルセレニティが、7月1日フランスのアトランチック造船所で引き渡される。秋富氏と、サン・ナザレの地で美味しいワインの杯を交わすつもりでいた。今となってはそれも叶わない。出来上がったばかりのセレニティの上で、一夜、彼の好きだった酒で、思う存分、飲んだくれてみようと思う。(若勢)

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