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┗━ 発行:海事プレス社クルーズ編集部―― No.235 9月5日(金)発行 ━┛

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【NEWS】
◆カーニバル、ドイツ人向けクルーズ運営を一つに統合、アローザ・ブランドを売却
◆9月1日から中国ビザ不要に
◆JTB、PTSを買収
◆海フェスタ、2004年度は福岡市で開催
◆ロイヤルロード銀座、9月16日銀座並木通りにオープン
【募集】
◆旅の書店「のまど」、アルバイト募集
〔好評連載/週刊クルーズメール・エッセイ〕
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★☆★- NEWS -★☆★
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◇ ┃ ◆ カーニバル、ドイツ人向けクルーズ運営を一つに統合 ◆
             アローザ・ブランドを売却
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カーニバル・コーポレーションは2日、来年夏をめどにアローザのアローザ・ブルーをアイーダ・ブランドに移籍させ、ドイツ語圏乗客向けのクルーズオペレーション2社を一つに統合することを明らかにした。また同時にアローザのブランド名とアローザのリバーボートを売却すると発表した。

1隻のオーシャン・クルーズ客船と3隻のリバーボートを運航するアローザは、アローザ・ブルーをアイーダに移籍して「アイーダ・ブルー」に改名、リバーボート3隻と「アローザ」の商標は欧州の旅行会社アルコナに売却することが内定している。売却金額は今年11月末までの予約を想定した金額とリバークルーズの営業権80万ユーロを合わせた金額になる。

カーニバル・コーポレーション全体としては、5隻のドイツ語圏乗客向けのクルーズ客船を運航することになり、アイーダ・ブランドの4隻は若者や活動的に楽しみたい乗客をターゲットにしたカジュアルなクラブ・リゾート風のクルーズを、コスタ・クルーズの1隻は伝統的なクルーズを展開する。

アローザとアイーダはもともと今年4月にカーニバルが買収したP&Oプリンセス・クルーズの傘下にあったブランド。カーニバル・コーポレーションのミッキー・アリソン会長兼最高経営責任者(CEO)は、今回のドイツ向けオペレーションの統合について、「P&Oプリンセスと一緒になったことによって、こういったユニークな機会を活用できるようになった」と話している。同社はカーニバル・クルーズ・ラインのジュビリーのP&Oオーストラリアへの移籍も発表しており、アリソン会長は「今後も、カーニバルの持つ13のブランド内での“適材適所”を検討していきたい」と話した。

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◇┃ ◆ 9月1日から中国ビザ不要に ◆
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 中国政府は今週月曜日から、15日以内の滞在に限り、普通パスポート(外交パスポートなどを除く)を持つ日本国籍の者が商用、観光、親族訪問、トランジットの目的に中国本土に入る際、中国本土無査証(ノービザ)滞在を認める。
 
 現在日本と中国を結んで4つのフェリー会社が運航しており、ビザは事前申し込みの上、船内で取得できるようになっていたが、これも15日以内の滞在であれば不要となる。それ以上の滞在に関しては、以前と同じ手続きで船内でのビザ取得が可能。

中国へは、大阪〜上海間の上海フェリー、大阪・神戸〜上海の日中国際フェリー、神戸〜天津間のチャイナエキスプレスライン、下関〜青島間のオリエントフェリーがある。

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◇┃ ◆ JTB、PTSを買収 ◆
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旅行最大手のJTBは先月29日、西友の旅行子会社「パシフィックツアーシステムズ」(PTS)を買収したと発表した。PTSの発行済み株式の80%を12億円で西友から取得し、買収したもの。

PTSは、JTBなどのパッケージツアーなどを取り扱っており、西友や西武百貨店のショッピングセンターなど日本全国に約170の店舗を持つ。また日本で最初のクルーズデスクを設置し、今年で20周年を迎える、クルーズ販売の旅行社の老舗でもある。年間取扱高は660億円で旅行業界17位。

経営再建のための事業再編を推進する西友グループと、店舗を増やし販売網を拡大したいJTBのニーズが一致して合意にいたった。今後のPTSの経営体制に関しては、当面の間変更はなく、現状のまま事業を継続していくという。

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◇┃ ◆ 海フェスタ、2004年度は福岡市で開催 ◆
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 2004年度の「海フェスタ」開催地が福岡市(博多港)に決定した。祝日法改正で「海の日」が今年から7月の第3月曜日となり、3連休化された。これを機に「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」という海の日の意義が失われることなく、3連休がより効率的に活用されるべく環境づくりを進めていくこととして、従来の「海の祭典」が「海フェスタ」に名前を換えて開催されるようになった。海の祭典は、1986年から主要港湾都市で持ち回りで開催され、今年度の「海フェスタ」は神戸で開催された。

 「海フェスタ」は、海に対する国民の関心を広く喚起させることを目的に開催されており、記念式典、祝賀会、シンポジウムなどの行事がある。また、船舶の一般公開、体験航海、海岸クリーンアップなどのイベントも開催される。(海事プレス)

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◇┃ ◆ ロイヤルロード銀座、9月16日銀座並木通りにオープン ◆
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 JTBは、高品質旅行の販売に特化した新しいコンセプトの店舗「ロイヤルロード銀座」を9月16日、銀座並木通りにオープンする。

 付加価値・目的志向の高い旅“高品質旅行”をコンセプトに、上質なオリジナルブランド商品を専門に企画・手配・販売する旗艦店舗として登場する。ブランドショップが立ち並ぶ銀座の並木通りに面し、英国調サロンでより専門的なコンサルティング営業を行うという。

同店舗では、ワンナイトから世界一周まで取り扱う『クルーズ・コレクション』をブランドの一つとしており、出発前の説明会やアフターフォローまできめ細やかに対応する。

同店舗が取り扱うオリジナルブランドは、交通手段から宿泊施設、食などすべて高品質にこだわった『ロイヤル・ロード』、クラシック音楽のファンが本場の音楽鑑賞を楽しめる『音楽の旅・ライブ』、『50歳からの海外旅行<旅彩彩>』、8〜16人限定の少人数ツアーを専門とする『夢の休日』、一都市に長期滞在して現地の人々との交流を楽しむ『ロングステイ』の5つがある。

クルーズ販売を手掛けている丸の内ロイヤル倶楽部や横浜の熟年旅行センターなどの組織・機能は、発展的にロイヤルロード銀座に吸収される。

〔JTBロイヤルロード銀座〕
住所:東京都中央区銀座6丁目6番地7 東京朝日ビルディング2階
電話:03-3572-5885(ロイヤルロード・夢の休日・ロングステイデスク)
   03-3572-5892(クルーズデスク)
03-3572-5890(ライブデスク)
   03-3572-5870(旅彩彩デスク)
FAX:03-3569-3546
http://www.royalroad.jp
営業時間:月〜土 午前10時〜午後6時 日・祝日休業
(電話・FAX・ホームページは9月16日から開設)

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旅の書店「のまど」、アルバイト募集
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・学歴、性別 不問  ・年齢  20〜40歳ぐらい                              
・時給   900円〜1,200円(能力による) 交通費支給
・勤務体系  平日10時〜20時   土日10時〜19時                      
         土日含め週3日以上(時間、曜日は要相談)            
・ 応募方法 のまど・川田まで(電話 0422-23-1573 E-mail nomad@yume-ya.co.jp )。
書類選考後、面接。
・ のまどホームページ http://www.yume-ya.co.jp/nomad/

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好評連載/週刊クルーズメール・エッセイVol.70
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◆このまま行くと、日本のクルーズ振興策は、国土交通省の3つの部局の所管に分かれ、お互いが同じような取り組みを行って行くという訳の分からない事態となるかもしれない。VJC。かけ声は素晴らしいが、観光部が仕切ることで、これまで海事局が扱ってきた「クルーズ」に突っ込んで来ているためだ。
◆将来、日本のクルーズ会社は海事局、海外クルーズ会社は観光部、そしてクルーズ客船の誘致ブームが起きている全国港湾の管理は港湾局が仕切る。まさに「ナイトメア」。役所の「不況対策」に、クルーズも目を付けられちゃった、という感じだ。
◆しかも何故か、各局とも振興あるいは誘致が政策目標になっていて、クルーズ業者や旅行業者、地方港湾局は、各局から飛んでくる同じような申し出でに、いちいち対応しなければならない局面も予想されるというのだから、あほな話。クルーズ客は増えないのに、有象無象の応援団ばかりが増えるのである。
◆ビジット・ジャパン事務局が、先々週公表したクルーズ振興のプランは、(1)日本の港湾・観光地を紹介するパンフレットをつくる(2)海外のクルーズジャーナリストの招へい(3)来年3月のマイアミ・クルーズ・コンベンション(シートレード主催)への共同出展の3つ。
◆「そんなことで、外国客船が来るわけがない」「役人のマイアミ観光旅行予算確保?」「パンフを作るより、ホームページの方が有効」「ジャーナリストやクルーズ船社の要人を、誰がアテンドするの」と外野からは、すでに不評ふんぷん。
◆しかも、観光部系の某財団法人が、地方港に「会費10万円」で「客船誘致協議会に入りませんか」といった詐欺まがいの告知をしてひんしゅくを買ったり、当社にも、同じ団体から「海外のニュースソースを教えてくれ」などと、あきれた「調査」が入ったり、一部港湾はVJCのお墨付きを得たかのように地方紙にクルーズ誘致計画を発表したりと、なんだか賑やかで、喧しい世の中になっている。まさに唖然である。
◆まあ、「クルーズ行政は、海事局よりも観光部局で扱って欲しい」という声は、外国船社のGSAあたりから、前々から出ていた話。しかし、「クルーズに国はどう係わるべきなのか」といった省内の議論も聞こえてこないまま、VJCの流れに乗って行政窓口が分散、いやいや拡大するのではまとまりが着かないこと甚だしい。それだけは願い下げである。
◆それにしても、観光部がやると、クルーズも他の分野と同じプランしか出て来ないのは困ったものだ。クルーズ会社の観光地担当などしょっちゅう日本に来ているのだから、今更要人招請など、なんのためなのか分からないし、せいぜい6、7社しかないクルーズ船社への客船誘致など、個別会社へのきめ細かなアプローチが一番と思うのだが……。
◆というより、本当に客船誘致を考えるならば、海事局にも大いにやるべきことはあるし、あったはずだ。何故外国船が来ないのか? 日本の地勢、海象などを配慮した特段の誘導策が出来るのは、実は海事局以外にないのである。
◆クルーズは輸送じゃない。同一港での乗下船者に限っては、カボタージュの適用除外とするといった緩和策や、水先案内料の軽減とか。下手なパンフを配るよりもずっと、外国船誘致に繋がるというものである。でなければ、海事局は、国内船社保護のために、VJCには協力せずの態度を取るとか、国内船社に外国の観光客の誘致を求める対策を取るとか、定期旅客船への航路支援をするとか……。
◆VJC。宣伝キャンペーンなんだから、やっぱり観光部の仕事なのだろう。クルーズ会社の実態をしっかり踏まえて、なんとか上手に頑張って戴きたい。それにしてもアホな財団法人の跳梁だけは何とかして下さいな。逆にVJCプロジェクト自体、痛くない腹を探られるだけだと思うが……。(若勢)

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