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      毎週火・金曜日発行(休日休刊、月曜日が祝日の場合、火曜日休刊)
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┗━ 発行:海事プレス社クルーズ編集部―― No.256 12月5日(金)発行 ━┛

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【NEWS】
◆ 北米クルーズ人口260万人
CLIA、2003年第3四半期の統計を発表
◆ NCLアメリカ、クルーのユニフォームデザイン選定会開催
◆ フェスティバル、乗船者前年比22%アップを予測
◆ アトランティック造船、大型客船2隻対象に交渉中  
◆ 常石グループ2社、東日本フェリー再建を全面支援
◆ JTBカルチャーサロン、1月から講座「楽しい客船の旅」         
   
◆ 神戸港、2004年カレンダー発売
<ON AIR> 
◆ マリナー・オブ・ザ・シーズのお披露目クルーズ
&ナビゲーター・オブ・ザ・シーズの西カリブ
〔好評連載/週刊クルーズメール・エッセイ〕
〔プレゼントのお知らせ〕
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★ NEWS ★☆★

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◆北米クルーズ人口260万人

CLIA、2003年第3四半期の統計を発表◆ 

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 海外の報道によると、北米をマーケットとするクルーズ会社23社で結成するクルー
ズ・ラインズ・インターナショナル・アソシエーションズ(CLIA)は12月2日、
2003年第3四半期のCLIAメンバー会社全体のクルーズ人口が260万人(うち北米
210万人)に達したと発表した。2002年同期を8.92%(北米は5.49%)上回る結果と
なった。

 この結果について、マーク・コンロイ会長(ラディソン・セブンシーズ・クルーズ
社長)は「この5年間のクルーズ業界の発展は素晴らしいもの」と語ると同時に、
2002年のCLIAクルーズ業界リサーチについて指摘。5年間でクルーズをリピート
する率はクルーズ人口の56%、230万人に達するが、北米におけるクルーズ体験者は
現在、北米の人口全体の15%に過ぎないとし、今後の発展の可能性を示唆した。ま
た、CLIAのエグゼクティブ・ディレクター、ボブ・シャラク氏は、第3四半期ま
での合計は、北米600万人を含む720万人、前年比11.85%の増加であったが、最終的
には960万人(うち北米830万人)を記録するだろうと語った。なお、同期の平均乗船
率は101.3%。

 CLIAメンバー各社は、現在北米マーケットのキャパシティーの97%を占める。
クルーズ客船のキャパシティーは1980年から2002年まで年間8.3%増で成長し、ク
ルーズ人口も同8.4%の伸びを記録している。

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◆NCLアメリカ、クルーのユニフォームデザイン選定会開催◆ 
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 海外の報道によると、ノルウェージャン・クルーズ・ラインの新ブランド、NCL
アメリカは11月30日、同社のノルウェージャン・スター船上で、クルー着用ユニ
フォームデザインの選定会を開催。ハワイ大学の芸術専攻出身者が参加し、数十組の
応募者の中から2名が選ばれた。
2004年7月と10月にハワイクルーズに就航するプライド・オブ・アメリカとプライド
・オブ・アロハのクルーが着用する予定。選ばれた2人は賞金2000ドルと、ペアク
ルーズチケットを手にした。

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◆ フェスティバル、乗船者前年比22%アップを予測◆            
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 海外の報道によると、フェスティバル・クルーズは4日、2003年の同社4隻への乗
船者が前年より22%、25万4000人増加する見込みであるとした。主な内訳はイタリア
人が7万人(2002年は6万1000人)、ドイツ人が4万8000人(同4万2000人)、北米
が1万2500人(同8000人)。
 また同社は、現在就航している同社の船隊4隻(ヨーロピアン・ビジョン、ヨーロ
ピアン・スターズ、ミストラル、アズール)の平均乗船率が8%アップし、100%に
近づいているとしている。

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◆  アトランティック造船、大型客船2隻対象に交渉中  ◆         
   
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 フランスのアトランティック造船は現在、大型客船の受注に向け、MSCなど3社
と最終交渉を進めている。本紙の現地取材によると、「数カ月内に2隻程度の受注が
まとまる見通し」(同社広報部)という。
 
 アトランティックの新造船工事の受注残は、大型客船2隻(今月22日納期のキュ
ナード向けクイーンメリー2と2004年第1・四半期納期のMSC向けMSCオペ
ラ)、LNG船2隻、フェリー1隻、科学調査船1隻、ヨット1隻、艦艇2隻の計9
隻。
 
 客船は現在、フェスティバル・クルーズやMSCクルーズなどが乗客定員1,000〜
1,200人の大型客船建造を検討。フェスティバルは10月31日、チャールズ・バウッチ
オ副会長(財務担当)が「2隻建造することを計画している」と発表している。アト
ランティックは交渉先について明言を避けたものの、これら2社を含む3社と商談を
進めていることを認めており、「2隻程度を受注する可能性は高い」と手応えを得て
いる。(海事プレス)

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◆常石グループ2社、東日本フェリー再建を全面支援◆            
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 常石造船グループの神原汽船と甲子園運輸倉庫の2社が、会社更生計画で再建中の
東日本フェリーなど5社を支援する。事業管財人として平林延行・常石造船前会長が
就任するほか、神原汽船と甲子園運輸倉庫の2社が約20億円を出資する。神原汽船
は、同社が手掛ける日中コンテナ定期航路と東日本フェリー、九越フェリーの既存航
路を接続することで、サービス拡充を図る。
 
 東日本フェリーと同社グループの東日本観光サービス、東日本海陸輸送、東日本輸
送、九越フェリー5社の法律家管財人の宮川勝之弁護士は3日、記者会見を行い、
「会社更生手続き開始が決定した今年7月31日以降、事業管財人の選定に努めてき
た。今回、常石グループ2社を選定したのは、出資者の中核となりうる経営能力があ
るとともに、収支採算の悪化していた日本海航路の再建具体化策があったことなどが
要因」と説明した。

事業家管財人代理の1人となる佐竹弘造・神原汽船社長は、東日本フェリーグルー
プの再建策として「神原汽船が手掛ける日中コンテナ航路と東日本フェリーの直江津
/小樽、九越フェリーの直江津/博多の両フェリー航路を接続し、サービス拡充によ
る相乗効果を図る」考えを明らかにした。具体的な事業計画については今後、詰める
方針だが、中国発着のコンテナ貨物が今後も増加する見通しであることから、「将来
的に日本海航路をコンテナ船あるいRORO船に一本化する可能性もある」という。
  
 また、宮川氏は、東日本フェリーグループの出資者について、「常石グループ外の
他企業からの出資も検討する」としており、常石造船からの出資の可能性は否定し
た。東日本フェリーグループは今後、常石グループ2社を中核とする各社からの支援
を受けながら再建を進めることとなる。同社のフェリー航路は「当面の間、現行体制
を維持する予定であり、事業規模の縮小や拡大は考えていない」(平林氏)としてお
り、共同運航の提携先である川崎近海汽船などとの関係も継続する。(海事プレス)

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◆ JTBカルチャーサロン、1月から講座「楽しい客船の旅」◆        
    
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 JTBカルチャーサロン(大阪・梅田)では、1月から3月まで開講する講座で
「楽しい客船の旅」(海事プレス社協賛)を開催する。講師は大阪府立大学海洋シス
テム工学分野の池田良穂教授。受講料金は1万5,750円(全6回、税込み)。カリ
キュラムは次のとおり。

【第1回】1月13日「世界のクルーズ―カリブ海・アラスカ・ハワイ・地中海・日本
一周・エーゲ海・世界一周など―」
【第2回】1月27日「客船の歴史―タイタニックから世界最大のボイジャー・オブ・
ザ・シーズまで」
【第3回】2月10日「船酔いのメカニズム―なぜ酔うのか?酔わない方法はあるの
?」
【第4回】 2月24日「クルーズ船の生活百科―テーブルマナーは?服装は?社交ダ
ンスは?たいくつしないの?―」
【第5回】3月9日「客船の安全性―船は転覆しないの?火事は、座礁は?―」
【第6回】3月16日「クルーズ客船が訪れる港町―日本の港町の魅力、世界の港町の
魅力―」
 「クルーズ100問100答」(海事プレス社刊、1,600円・税別)が必要。開講日に教
室で販売する。
 URL :  http://www.jtb.co.jp/salon

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◆ 神戸港、2004年カレンダーをプレゼント ◆            
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 神戸市みなと総局、神戸港埠頭公社、神戸港振興協会はこのほど2004年神戸港カレ
ンダーを作成した。12枚つづりで、1枚に写真2点を掲載。メインフォトでは「神戸
港の賑わい」をテーマに、サブフォトでは「出船・入船、神戸港」をテーマとしてい
る。一般には神戸港振興協会で、1部1,000円で販売。このカレンダーを30人にプレ
ゼントする。
 応募方法は、官製ハガキに、住所・氏名・年齢・電話番号を記入し、下記まで。締
切りは15日(必着)。当選発表はカレンダーの発送をもってかえる。
●〒650-0042 神戸市中央区波止場町2−2 神戸港振興協会「カレンダープレゼン
ト」係 問い合わせ先は、神戸港振興協会振興課(電話078-391-6751)。

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<ON AIR> 
◆マリナー・オブ・ザ・シーズのお披露目クルーズ
&ナビゲーター・オブ・ザ・シーズの西カリブ ◆            
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 スカイパーフェクTV275ChのトラベラーズTV、J-COMなど契約CATV局が、以下の
日程で「メガシップで行くカリブ海クルーズ」を放送する。

放送時間:30分
番組本数:4本(#1〜#4)
番組放送日:<#1>1月1日 21:00〜  初回放送日 8日まで計17回放送
      <#2>1月8日 21:00〜  初回放送日 15日まで計22回放送
      <#3>1月15日 21:00〜 初回放送日 22日まで計22回放送
      <#4>1月22日 21:00〜 初回放送日 2/1まで計31回放送

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好評連載/週刊クルーズメール・エッセイVol.83
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◆日本郵船と商船三井の2強ライバルマッチ、第一ステージは郵船の圧勝、いよいよ
第二ステージが始まるーースポーツ新聞風に書けば、こんな見出しになるのだろう
か。といっても本業の方ではなく、クルーズという土俵での話だ。
◆クルーズ元年と言われた1989年から数えて、来年は15年目を迎える。大相撲風に言
えば、郵船は10勝5敗、番付で言えば関脇か? 対して当時、関脇にいた商船三井は
1勝14敗、幕尻まで追いつめられた感じ。とはいえ今年に限れば、両社とも7勝8敗
くらいの成績の様子? 商船三井が、かなり追い上げて来た雰囲気もある。
◆郵船がこの間、圧勝した理由はいくつも挙げられるだろうが、やっぱり最初の出足
と人材が大きかった。89年当時、郵船の客船事業を取材するとなると、相手は宮岡公
夫氏、根本二郎氏、河村健太郎氏とまさにグループ中枢にコンタクトしなければ話は
分からなかった。逆に商船三井といえば、子会社の「新規事業」程度の感じ(失
礼)。
◆郵船にとって、いち早く「ふじ丸」建造を決めた商船三井に、追いつけ追い越せの
全社的事業であったことは、雑誌『クルーズ』=クリスタルセレニティ増刊号(8月
発売)の「クリスタルクルーズ15年の裏面史」に詳しく書いたが、一気に精鋭と資本
を投入してきた郵船の前に、孤軍奮闘、善戦むなしくの商船三井といった感じか?
◆第2ステージの幕はまだ切られていない。多分今度は相撲ではなくマラソンレース
になるのだろう。レースは、最初から心臓破りの丘が待っている。もちろんそれは、
「飛鳥2」、「にっぽん丸2」の新造船プロジェクトに他ならない。
◆郵船クルーズの利益体質を作り上げた那波光俊社長は、今年、社内向け年頭挨拶で
「今年は飛鳥2のポンチ絵を描く年」と言明した。郵船本隊も、クルーズ事業をエー
ス宮原耕治専務の担当部門に加え、ロサンゼルスに駐在していた五十嵐誠経営委員を
東京常駐に改めるなど、いよいよ人材の再投入を開始した。
◆一方、商船三井も巻き返しのために、昨年財務のプロと言われる日野乾太郎前常務
を商船三井客船の社長に起用し、ついに鈴木邦雄社長自ら「にっぽん丸」に初めて乗
船するなど、「もちろん新造船はやります。問題はいつ、どこでやるかですが」(日
野社長)と、第2ステージへのウォーミングアップを始めている。
◆攻守ところを変え、今回は商船三井が攻め、郵船が守りに見えることが15年前との
違いか? だが守りに入れば、勝負は分からなくなる。双方、攻めに徹して欲しい。
そう、2強による市場拡大への競い合いに、大いに期待したい。(若勢)

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