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<クルーズ3月号予告>
今年もやります
クルーズ・シップ・オブ・ザ・イヤー 2003 !
気になる総合部門のランキングは?
新造船もりだくさんの外国船部門は?
さて今年は港部門が初登場!こちらもお楽しみに
発売は1月27日(火)です
Webクルーズ: http://www.cruise-mag.com
ご注文は海事プレス社販売部 TEL(03)5835-4162
または hanbai@kaiji-press.co.jp へ
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┏━━━★メールニュース「CruiseMail〜クルーズメール〜」★━━━┓
毎週火・金曜日発行(休日休刊、月曜日が祝日の場合、火曜日休刊)
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┗━ 発行:海事プレス社クルーズ編集部―― No.266 1月23日(金)発行 ━┛
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【海事プレス社よりお知らせ】
◆「アンクル船長の世界 柳原良平展」
八重洲ブックセンターで好評開催中!26日まで!
【NEWS】
◆スーパースター・レオ、NCLへ
◆アルストム、フェスティバルの客船差し押さえ
◆ロイヤル・オリンピック3隻、オークションへ
◆プライド・オブ・アロハ、船体は花柄に
◆にっぽん丸、世界青年の船クルーズに就航
◆関西クルーズセミナーin京都
クルーズ振興で意見続出、議論交わす
◆全国客船誘致連絡会、4月から新体制に
◆内海造船、しらきさん進水
【EVENT】
◆英国運河の旅 2004年春のセミナー開催
◆大阪水上バス、“新酒とこだわり湯豆腐クルーズ”開催
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【海事プレス社よりお知らせ】
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「アンクル船長の世界 柳原良平展」
八重洲ブックセンターで好評開催中
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東京・八重洲ブックセンター(東京駅八重洲口近く)では15日より、画家・柳原良平
氏の作品展示「アンクル船長の世界 柳原良平展」を開催中。弊社発行「船キチの航
跡」の発行を記念したもので、同氏の著書をはじめ、油彩・切り絵・リトグラフなど
の作品約40点や単行本の装丁、サントリーのCMキャラクター「アンクルトリス」に
ちなんだテレビCMやグッズの展示など盛りだくさんの内容。会場ではアンケートく
じを実施、伊豆大島往復乗船券など多彩な賞品も。
開催は26日(月)まで、開場は10時〜19時(最終日は18時まで)。入場無料。問い合
わせは八重洲ブックセンター(TEL 03-3281-1811)まで。
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★ NEWS ★☆★
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◆ スーパースター・レオ、NCLへ ◆
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スタークルーズは21日、スーパースター・レオ(77,000総トン)を傘下のノル
ウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)に転配することを発表した。レオは今年4
月末までスケジュールどおりにオーストラリアと香港クルーズを運航し、今年5月に
シアトル発着のアラスカ・クルーズに就航する。
今回の決定は、現在独ロイドベルフト造船所で建造中のNCLの新造船プライド・オ
ブ・アメリカで浸水する事故が起き、引き渡しが大幅に遅れることになったため、プ
ライド・オブ・アロハを先に就航させる決定に伴うもの。プライド・オブ・アロハと
して改装されるノルウェージャン・スカイの今夏に予定されていたアラスカ・クルー
ズがキャンセルされることになるため、レオの起用が決まった。
スタークルーズのチョン・チー・タ会長兼CEO(最高経営責任者)は今回の決定に
ついて「グループ全体として最も重要視されるNCLのアラスカ・クルーズを行うた
め」と話している。
レオは、同じく今年からアラスカ・クルーズに就航するノルウェージャン・スター
同様、子供用の施設が充実していることから、家族連れにもぴったり、とNCL側は強
調している。
同船は5月15日からシアトルを出港し、7日間クルーズを行う。シアトルを拠点と
し、ケチカン、ジュノー、ソーヤーグレーシャー、スキャグウェイ、ビクトリアなど
に寄港する。NCLはノルウェージャン・スカイに予約している乗客をレオに移行する
手配を開始した。この手続きでレオに再予約した乗客には、一人当たり25ドルの船内
クレジットが付く。
NCLはレオのアラスカ・クルーズの予約受け付けを来週月曜日から開始するとし、
7日間クルーズを649ドルから売り出すとしている。
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◆ アルストム、フェスティバルの客船差し押さえ ◆
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フェスティバル・クルーズのヨーロピアン・スターズ(2002年建造)を建造したア
トランティック造船所を所有する仏アルストムが19日、同船の差し押さえに踏み切っ
た。これは、貸し付け金の返済をめぐってフェスティバル、フランスのクレディ・ア
グリコール・インドスエズ銀行とアルストムが話し合いを進めていたが、返済期限の
1800時間(75日間)を過ぎたため、アルストムが強制的に運航を停止したもの。ヨー
ロピアン・スターズの地中海クルーズでバルセロナに寄港していた同船の乗客は、全
員下船させられた。
フェスティバルはこれに対し同日、21日の締め切りを前に、48時間以内に解決策を
発表するとしたが、いまだ見出せない状態。しかしイタリアの銀行との可能性を取り
上げ、解決に楽観的な見方を残していると話した。
また同じくアルストムで建造されたヨーロピアン・ビジョンも22日、カリブ海ク
ルーズ中のバルバドスで差し押さえられたという。フェスティバルはヨーロピアン・
ビジョンの1月25日発、ヨーロピアン・スターズの1月26日発のクルーズをそれぞれ
キャンセルしたという情報もある。
これらの報道に対し、フェスティバル・クルーズの日本販売総代理店ミカミ・トラ
ベル・エス・エイは、フェスティバルのスペイン・日本地区最高責任者カルロス・ロ
ペス・グエーラ氏の声明文を20日発表し、ヨーロピアン・スターズが18日夜からバル
セロナに一時的に停泊していること、途中下船した乗客に対して帰国の手配をしてい
ること、フェスティバルのその他の船は通常どおりに運航しているとした。
同じように差し押さえられたとの報道もあったミストラル(1999年建造)の運航停
止に関しては、技術面での点検のため、今月19日、29日出港の2航海を中止すること
を昨年12月に決定していたとし、今回のヨーロピアン・スターズの運航停止とは関係
がないとしている。また最終的な解決策については今週中に発表するとした。なお、
同発表文の中には、スターズと同じく運航停止しているビジョンに関しては言及され
ていない。
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◆ ロイヤル・オリンピック3隻、オークションへ ◆
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海外の報道によると、先月オリンピア・ボイジャー/エクスプローラーの船主が倒
産に追い込まれたロイヤル・オリンピック・クルーズ・ライン(ROC)は、同2隻
を手放すことになりそうだ。2億5,000万ドルの返済金のある2隻は、米国でオーク
ションにかけられるという。また同じく運航を停止していたオリンピア・カウンテス
については今月29日に1,200万ドルでオークションに出すとしている。現在、同3隻
は運航予定のクルーズをキャンセルし、係船されている。予約客には全額が返金され
る。
ボイジャー/エクスプローラーについては、ドイツの債権者らが2隻を引き取り、
売却の手続きなどを行うと先週報道されていた。ただ、売却した2隻をチャーターと
してROCに戻したり、別の会社が2004年のROCのスケジュールどおりに運航する
といった見方もあり、実際来月中旬以降のクルーズは現在も受け付けているという。
今後の動向が注目される。
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◆ プライド・オブ・アロハ、船体は花柄に ◆
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ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)がこの夏に投入するプライド・オブ
・アロハは、ハワイのレイをモチーフにした華が描かれた華やかな船体になりそう
だ。
これはデザインコンテストで選ばれたホノルルのグラフィック・アーティストのリ
ンダ・アムステッドさんの作品で、島の旅行者を迎えるレイ(花輪)をイメージして
描いたものだという。
一方、船内でクルーが着用するユニフォームは、ハワイ大学の学生2人によるデザ
インが選ばれ、南国らしい赤いアロハシャツ風の柄と青をベースにした柄の2種類が
採用される。
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◆ にっぽん丸、世界青年の船クルーズに就航 ◆
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商船三井客船のにっぽん丸が21日、「世界青年の船クルーズ」で横浜港を出港し
た。
同クルーズは内閣府主催。世界青年交流事業の一環で、日本と世界各国の青年が乗
船し、交流する。今回は13カ国(日本含む)約300人が参加している。シンガポー
ル、ムンバイ(インド)、ダルエスサラーム(タンザニア)、ポートビクトリア(セ
イシェル諸島)、シンガポールに寄港し、3月上旬に横浜に帰港予定。
クルーズ客船を使った青年交流事業としては、ほかに「東南アジア青年の船」があ
り昨年で30回目を迎えた。現在のにっぽん丸は3代目だが、3代にわたりこれらの事
業に協力している。
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◆ 関西クルーズセミナーin京都
クルーズ振興で意見続出、議論交わす ◆
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「関西クルーズセミナーin京都」が20日、京都市内で開催され、関西でのクルーズ
振興について多くの意見が出され、熱い議論が交わされた。主催は関西クルーズ振興
協議会、共催は舞鶴港活用企業研究会と環日本海アカデミックフォーラム。約150人
が参加した。
はじめに同振興協議会の中崎郁夫代表世話人(近畿運輸局次長)があいさつで、
「北米のクルーズ産業は、直接的な経済効果が200億ドル、2兆2,000億円となり、28
万人の雇用が創出されている。日本の製造業が海外移転しているが、日本でのクルー
ズ振興を図り、雇用の創出も図りたい」など述べた。
第1部では、基調講演として京都府立大学人間環境学部の宗田好史助教授が「アジ
ア大交流時代におけるクルーズ振興について」と題し講演。宗田助教授は、主要ク
ルーズ地域となっている地中海の都市が観光で成功している事例を挙げたのち、日本
の観光産業に言及。特に京都の景勝地で、清水寺の観光客が増加していることに触れ
「中高年層や女性客を獲得しているから」と分析。「21世紀の観光産業は、成熟した
社会でどうするかを考えないと、クルーズ振興ということにはならない」とした。
第2部では、海外クルーズ船社4社の日本販売総代理店(GSA)の担当者が、
「クルーズの魅力」をそれぞれプレゼンテーションした。コスタクルーズGSAの
オーバーシーズトラベル・クルーズ部シニアセールス・レップの堀内浩氏、ホーラン
ド・アメリカ・ラインGSAのバケーションワールド大阪営業所長の山田珠央氏、シ
ルバーシー・クルーズやMSCクルーズGSAのインターナショナル・クルーズ・
マーケティング・セールス・マネージャーの西川量通氏、スタークルーズ営業部長の
荒木辰道氏が、ビデオを使って紹介した。
【写真】クルーズの魅力を語るGSA担当者
http://www.cruise-mag.com/photo/040123-1.html
第3部では「行こうよクルーズ・おいでよ関西!」と題し、パネルディスカッショ
ンを行った。郵船トラベルの最上幸治取締役は、「クルーズアドバイザー制度が創設
され、旅行業界でもクルーズが浸透するようになった」など現状を説明。東急観光の
子会社で国内業務を取り扱う東急ストリームラインの斎藤正幸アカウントマネー
ジャーは「クルーズ船も大型船が増え、港では旅客3,000人規模の対応が課題で、旅
客ターミナルの設営も考えてほしい。日本の港もアジアのクルーズ寄港地と連携して
はどうか。アジアに船が来なければ、日本にも来ない」と述べた。商船三井客船の片
倉敦美大阪支店長は「官民一体のクルーズ振興、旅行会社での販売、売れるクルーズ
商品の造成」をクルーズ振興策として挙げた。京都府商工部の雨宮章課長補佐は「日
本のクルーズ客はリピーターの年齢層が高くなっている。だが、若い人でクルーズに
出たい予備軍がいるので、今後はいかにその層を育てるかだ」と意見を述べた。この
ほか、会場からは国土交通省海事局外航課の角昌佳課長補佐がビジット・ジャパン・
キャンペーンの進捗状況など紹介した。
【写真】パネルディスカッションのようす
http://www.cruise-mag.com/photo/040123-2.html
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◆ 全国客船誘致連絡会、4月から新体制に ◆
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全国客船誘致連絡会(全客連)は21日、京都市内で第8回会合を開いた。同会で
は、主に各港湾管理者がクルーズ客船の誘致を目的に意見交換している。今回は、規
約を定め、名称を「全国クルーズ客船誘致連絡会」(全客連、英語名Cruise Japan)
とし、4月から新体制でスタートすることになった。また、2月以降、外国客船クリ
スタル・セレニティ、シルバーシャドーなどが日本に初めて来航するため、各港での
歓迎行事内容が重ならないよう調整を行った。
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◆ 内海造船、しらきさん進水 ◆
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内海造船は21日、瀬戸田工場で建造中の450総トン型旅客船兼自動車船しらきさん
を進水した。同船は鉄道建設・運輸施設整備支援機構と岩国松山高速の共有船。今年
3月中旬に竣工した後、柳井/伊保田/松山(三津浜)航路に就航する。
高速化を図るために単頭船型を採用し、主機関は2機2軸1舵とした。船内はバリ
アフリー基準に適応した装備・配置となっている。
【主要目】約225重量トン、約450総トン、全長62.97m、LBDd=55.0m×11.0m
×3.8m×2.75m、車両搭載能力:大型車7台/乗用車3台、旅客定員(3時間未
満)150人、乗組員4人、主機関:ダイハツ8DKM-20×2基(連続最大出力
1,250kW)、試運転最大速力:約16.8ノット、航海速力:15.8ノット、船級JG、689
番船。
【EVENT】
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◆ 英国運河の旅 2004年春のセミナー開催 ◆
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イギリスの運河をめぐるナローボートを運航するキャプテンプーク・カナルボートは
3月、東京でセミナーを開催する。同社代表のサビデス夫妻、「英国運河の旅」の著
書のある秋山岳志氏が、18世紀の産業革命時代に張りめぐらされたイギリスの運河を
旅する魅力を語る。詳細は以下の通り。
日時:3月7日(日)15時〜17時
場所:英国風パブ「BLACK LION」(目黒区目黒1−5−16)
参加費:1000円(1ドリンク付)
定員:30人 締め切り:3月3日(水)0時必着(定員になり次第、締め切り)
申し込み:メール、FAX、または往復はがきで参加者名、参加人数、住所、電話番
号を明記の上、オフィス南風(E-mail takechy@d1.dion.ne.jp FAX 03-3262-8353
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2−36 小山ビル4−3)まで
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◆ 大阪水上バス、“新酒とこだわり湯豆腐クルーズ”開催 ◆
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大阪水上バスは2月、同社の水上バス「アクアライナー」で、新酒と湯豆腐を味わう
特別クルーズを開催する。
寒造りの最盛期のみ提供できる菊正宗酒造鰍フ新酒と御膳、創業昭和26年の白川豆腐
店(大阪・天満)のこだわり豆腐を使った湯豆腐を味わえるほか、新酒の解説には、
菊正宗酒造鰍フ村田室長を招き、作り手ならではの語りも楽しめる。詳細は以下の通
り。
日時:2月27日(金)19時〜20時半(90分クルーズ)
乗船場所:大阪水上バス「淀屋橋港」※京阪電車・地下鉄「淀屋橋」駅下車すぐ
料金:4800円(税込み)
料理:飲み物…樽酒 生貯蔵 吟醸 他
料理…湯豆腐、如月御膳(六彩盛−先付け、酢の物、八寸小鉢、炊き合わせ、
焼き物、お造り)
問い合わせ・申し込み アクアライナー予約センター TEL 06-6942-5511
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好評連載/週刊クルーズメール・エッセイVol.89
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◆何たって20歳。若さとはそれだけで眩しいものです。今年の芥川賞に、史上最年少
19歳の綿矢りささんと、20歳の金原ひとみさんが選ばれた。早速ツキヂ書店に注文を
出したが、まだ読んでいない。直木賞も2人選ばれたので、当分読む本には困らない
かもしれない。それにしても、20歳と言えば、我が息子達よりも10歳も若い。どんな
世代なんだろう。
◆と思っていたら、ひょんなところで20歳前後の若者たちの話を聞く機会を得た。ト
ラベルジャーナル旅行専門学校の校内スピーチコンテストの審査員をやってくれ、と
いうので、行ってみたのだが、これが19歳から21歳くらいの学生達15人が、「青年の
主張」であったり、日頃感じている身の回りの話だったり、将来進もうとしている旅
行業界への憧れや不安の話だったり、自分の故郷のPRだったり、実に多彩に話して
くれたのである。しかもうち7人は英語。実に快活で明快な話しぶりに、感心してし
まった。
◆とはいえ、かれらの世代にとって、目の前にある未来というのは、決して明るいも
のではない。好むと好まざるに係わらず、どこかに潜り込んでしまえば、あわよくば
一生過ごして行けるような仕組みがあった社会とは異なり、一本道のように敷かれた
線路もなければ、時には電車を乗り換えたり、その先へ行く電車が見つからず絶望感
に苛まれることが、普通に起きる社会が待っている。
◆スピーチのテーマはいろいろだったが、共通して取り上げていたのが、実は「コ
ミュニケーションの大切さ」という話なのではないか、と気付いた。「携帯電話をト
イレに落としてしまった」というエピソードから東京という大都市の中で、ものすご
い孤立感を味わった話や、友人との出会いの大切さ……。
◆クルーズについて話したスピーカーは、カリブ海クルーズ体験実習での船上のク
ルーとの出会いや交流の話をした。もしかしたら彼らの世代は、日本人だけが大勢を
占めるような会社ではなく、外国人が主体になった国際社会の縮図のような職場で働
くことを、すでにイメージしているのかもしれないと、その話を聞いていて思った。
◆黙って目を見れば意志が伝わるような「信頼」の社会から、全てを言葉で語り、確
認し合ってゆかねばならないような社会を彼らは、感知し、予感し、そうした社会へ
の対応を始めているのかもしれない。
◆それにしても表彰された6人のうち、5人までが女性。芥川賞受賞者も2人とも女
性だった。男が君臨し、支配した時代。続いた男が働き女性を養った時代。はとっく
に過ぎ、女性が主体になり男が支配される時代がやってくる――そんな素晴らしい時
代への予感も感じる。女性の皆さん、どうぞよろしくお願いします。 (若
勢)
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