CRUISEforSDGs――クルーズがつくる新しい未来

Fair for Everyone
クルーも乗客も、すべての人にフェアに

大型客船で働くスタッフは実に多国籍だ。RCLではその数、130カ国以上(!)に及び、まさに地球の縮図そのもの。さまざまなバックグラウンドの人がいる船上が、多様性を認め合う場であるべきなのは当然だろう。 乗客同士もしかり。特に海外クルーズでは、さまざまな国籍の人や同性愛カップルに出会う機会も多い。何より私たち日本人自身が有色人種であり、残念ながら、差別されることが全くないわけではない。

 

自分とは違う人、違う価値観を持つ人をすべて理解するのは難しいかもしれない。だが、認め合い、尊重し合うことはきっとできるはず。他者を認めることは、自分を認めることにつながるのだから。ひと足先に洋上から、すべての人に公正で、多様性ある場を実現したい。

 

 

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CRUISE GALLERY
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■船上でも陸上でも、ダイバーシティーを実現

 

人種・国籍・性別・年齢を問わず人材を活用する「ダイバーシティー」を目標に掲げるセレブリティ・クルーズ。運航部門にも積極的に女性を採用し、米国人初の女性船長を任命した。2020年の国際女性デーには、航海士全員が女性というスペシャル・クルーズを運航した。RCLでは海・陸ともにダイバーシティーを目指し、すでに取締役の3割を有色人種が、4割以上を女性が占めている。

 

■さまざまな人が登場するフォトライブラリー

 

「旅行パンフレットに登場するモデルは、白人の男女カップルばかりで実態と異なる」として、新しいフォトライブラリー「オールインクルーシブ・フォトプロジェクト」を立ち上げたセレブリティ・クルーズ。車いすの人や有色人種、同性愛カップルなどをモデルにした写真を撮り続ける写真家4人の作品を採用し、旅行パンフレットに利用できるよう公開している。私たちの中に潜む偏見に気づかせてくれる画期的な企画だ。

オールインクルーシブ・フォト・プロジェクト

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オールインクルーシブ・フォト・プロジェクト
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