【最新船は、こんなにもすごい!】セブンシーズ・スプレンダー
●海と空と融合する船内施設
セブンシーズ スプレンダーの美しさは高級な素材を使用した内装だけではない。大海原を航くクルーズの海や空、光をも味方につけた。朝と昼はビュッフェ・レストラン(夜はイタリア料理を提供する「セッテ マーリ」になる)には屋外のデッキ席も設けられており、人気があるのは「アルコーブシーティング」。なんとデッキから張り出した席で、海や空との一体感に包まれた食事ができる。
●食の選択肢とクオリティー&新体験
気軽にコーヒーが飲める「コーヒーコネクション」も室内に加えて、オーシャンビューを満喫できるオープンエアのスペースが登場。ランチやディナー、スイーツも楽しめる「プールグリル」にも落ち着いたラウンジエリアができ、最高の景色を眺められる。
食の完成度をさらに上げ、全7カ所のレストランには新メニューが加わった。いずれも新鮮な素材、最高級の食材を使った贅を尽くした料理が提供される。
さらに船内には「カリナリーアートキッチン」があり、マスターシェフによる料理教室も開催。
同船の初就航の特別企画として、寄港地の市場やワイナリーの訪問や、著名なレストランでの食事などができる「グルメ探索ツアー」も企画されている。
●追随を許さない豪華かつ快適なスイート客室
客室も他船に追随を許さない。同船は14カテゴリー、375室で全室スイート。その最高峰が4 1 3平方メートルという、ラグジュアリー客船で最大面積を誇る「リージェント スイート」だ。
グランドピアノのあるリビングルームに加えてダイニングがあり、マスターベッドルームにはカスタムメイドの20万ドルのベッドが。あらゆるドリンクがそろうサンルームとバーもある。
無制限にトリートメントを受けられる専用サウナとスチームルームがついたスパスペースは圧巻。
3方が床から天井までガラス張りで、船首を囲む約121平方メートルのベランダにはミニプールも。270度の眺望が広がる同スイートは1室のみ、2020年のクルーズではほぼ完売という。
他のスイートも豪華さと快適性を併せ持つものばかり。手頃な「ベランダスイート」も約28平方メートルと十分な広さがある。
リージェントでは全船のスパを独自ブランド「サレーネ」に統一するが、同スパは特に上質な睡眠をとって健康を維持することに力を入れている。フライ&クルーズで時差のあるまま乗り込んでも、スパでの施術で快適なクルーズを堪能できるだろう。