フランス第二の都市、リヨン。
グルメと古代ローマと中世都市に酔いしれる

5日目 リヨン

朝食を紹介しよう。ビュッフェで基本的に内容は変わらないのだが、食べ物の種類が多く、全て試すのに1週間はかかる。特に肉系とチーズはどれも絶品。

うれしいのはサラダ。リバー・クルーズは毎日仕入れができるためか、本当にパリパリした味のある野菜が毎日並んでいる。ドレッシングは「フレンチ」を選ぶのだが、酸味が少なく野菜の味が感じられる。日本の酸っぱい「フレンチ」とは別物だった。

午前中はリヨンの旧市街観光。

丘の上のカテドラル、ソーヌ川沿いの中世地区を訪ねる。さすがにリヨンのランドマークだけあり、建物も壮大でしたが、中は荘厳だった。こんな床タイルの家に住みたいなと思う、自宅のデザインとしても参考になった。

入り口に白い服をまとった神父さんが立ってる。とても絵になるのでそっと後ろ姿を撮らせてもらった。

リヨンの全景が見られる展望広場で過ごし、その後は中世地区へ。午前中なので賑わう前の時間。小雨もあり静かな中世の風景を感じられた。

それにしてもレストランの色使い、雰囲気がとても可愛い。できたら歴史エリアだけで半日くらい滞在したいと思う。

あいにくこの日の午後も小雨だったが、ワインで有名なボジョレー村近くを通るクルーズだったので、ラウンジで風景を眺めながらのんびり過ごした。

見どころを駆け足で歩く日々の中で、たまには船でのんびり過ごすのも楽しい。ほとんどの飲み物は含まれているし、簡単なスナックもいつも食べられる。

こういう時、オールインクルーシブは気持ちがいいなと思う。

今夜のディナーは、キラ星のようなメニュー。サーモンのホワイトソース巻き。クリーミー&オイリーなのにさっぱりとまろやかが同時に浮広がる。カモの赤ワイン煮。柔らかく、酸味と甘味が主のいろいろな味が含まれたソースも絶妙だった。そしてアイスクリームにイチゴとマンゴー添え。別腹もそろそろいっぱいになる。

腹ごなしに夜の10時過ぎにマコンの街を歩く。
午後10時なのに空が黒でなく深いブルーだ。これだけでも美しいのに、ソーヌ川には豪奢な建物が並んでいて、文字通り幻想的な風景が続く。これも川沿いであるから見られる風景かもしれない。

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