初めてのローヌ川、プロヴァンスが凝縮されたクルーズ
南仏なら絶対におすすめしたい旅のスタイル

人気のボジョレー村で地元ワインをテイスティング、
自分だけの小都市マコンを思う存分堪能

6日目 マコン

朝はマコン観光。フランス中部の街のことはまるで知らなかったが、古くからの小さな街が多く点在していることを知る。こうした街は総じて富裕とは言いがたいが、十分に綺麗で近代的だ。そしてやたらと壊さず、100年以上の長い単位で使われてる建物が多いことが特徴的。

つまり、出費が少なくても裕福であれば過剰な経済成長はいらない。ヨーロッパの地方都市を見ているといつもそんな事を感じる。マコン、今度は2日くらい滞在したい。

CRUISE GALLERY
マコン風景
マコン風景
マコン風景
マコン風景

ランチ

毎回これ以上はないでしょうと思うのだが、それ以上を持って来られる。Hake goujonnetteという白身魚のバターソースソテーがメインだったが、銀鱈に相当する油の乗りのさっぱり&まったりなゴージャスな一品に驚く。
デザートは焼きリンゴとアイスクリーム。このマッチングも新しい体験だった。

CRUISE GALLERY
ランチ
ランチ
ランチ

ボジョレー

午後はクルーズのハイライト、ボジョレー村へ。

緩やかにうねった高原のような地形に緑の葉が咲き誇っている。やはり空気が乾いている土地柄なのか、日本とは比べようもない鮮やかな空の青さに感動する。ローヌ川方面は地平線が見渡せる素晴らしい風景だ。

このツアーのメインはボジョレーヌーボーを世界的な流行に押し上げたワイナリー、デュブッフのワインテーマパーク。

ボジョレーの製法、デュブッフの成功の秘訣。いろいろなことを知ることができた。一つ例を挙げるとボジョレー地区のそれぞれの村で作られたワインを、個別のブランドとして売り出し、地域全体の売上を向上させている。

自社だけでなく地域全体を豊かにするために、最前線を走る。素晴らしい仕事の質にだなと思う。ちなみに日本はデュブッフの最大手取引国との事。日本人だというと、大歓迎された。

CRUISE GALLERY
ボジョレー
ボジョレー
ボジョレー

ガラディナー

夜は待望のガラディナー。

ワインもアップグレードされ、前菜はフォアグラのパテ。日本で出される3倍ほどのサイズだ。牛肉の赤みステーキ、そして白身魚のすり身のオーブン焼き。リヨン名物のクネルがメイン。上質なリヨン料理が楽しめた。

そして最後がクルーズのお約束、ベイクドアラスカ。アイスクリームをバタークリームとメレンゲで包んだ焼きケーキだ。ただ正直、クルーズでこのデザートをおいしいと思ったことはない。一度も…。

それが、今回覆された。

まったく期待していなかったのだが、こんなおいしいバタークリームは初体験だった。加えてアイスクリームも全く溶けていない状態でテーブルに運ばれてきた。

外側の香ばしさとアイスクリームの冷たさのギャップも楽しめた。クロワジーヨーロッパ、本気で感動させられる。

CRUISE GALLERY
ガラディナー
ガラディナー
ガラディナー
ガラディナー
ガラディナー

その他フォトギャラリーなどはこちらへ
https://www.funatabifun.com/croisieurope/provincereport/day6/

関連記事
TOPへ戻る
シェアアイコン