初めてのローヌ川、プロヴァンスが凝縮されたクルーズ
南仏なら絶対におすすめしたい旅のスタイル
人気のボジョレー村で地元ワインをテイスティング、
自分だけの小都市マコンを思う存分堪能
①プロヴァンスをローヌ川で縦断、1週間でハイライトをめぐる旅へ魅力的な古都、草原。そして上質な料理を毎日堪能する船旅の日々
②霧のマルセイユと大湿地カマルグ。水田があって、ピンクフラミンゴが飛び、白馬が走る。
③はじめにゴッホ、そして古代ローマ。プロバンスの永遠の都アルルとアヴィニヨンへ。
④ヴェルコール。フランス中部の自然の中へ人間が生み出した美しい自然との調和に感動する
⑤フランス第二の都市、リヨン。グルメと古代ローマと中世都市に酔いしれる
⑥人気のボジョレー村で地元ワインをテイスティング、自分だけの小都市マコンを思う存分堪能
⑦南仏を魅力を堪能して、もっと長くいたいと思う、たぶんまた戻ってくる旅だった。
6日目 マコン
朝はマコン観光。フランス中部の街のことはまるで知らなかったが、古くからの小さな街が多く点在していることを知る。こうした街は総じて富裕とは言いがたいが、十分に綺麗で近代的だ。そしてやたらと壊さず、100年以上の長い単位で使われてる建物が多いことが特徴的。
つまり、出費が少なくても裕福であれば過剰な経済成長はいらない。ヨーロッパの地方都市を見ているといつもそんな事を感じる。マコン、今度は2日くらい滞在したい。
ランチ
毎回これ以上はないでしょうと思うのだが、それ以上を持って来られる。Hake goujonnetteという白身魚のバターソースソテーがメインだったが、銀鱈に相当する油の乗りのさっぱり&まったりなゴージャスな一品に驚く。
デザートは焼きリンゴとアイスクリーム。このマッチングも新しい体験だった。
ボジョレー
午後はクルーズのハイライト、ボジョレー村へ。
緩やかにうねった高原のような地形に緑の葉が咲き誇っている。やはり空気が乾いている土地柄なのか、日本とは比べようもない鮮やかな空の青さに感動する。ローヌ川方面は地平線が見渡せる素晴らしい風景だ。
このツアーのメインはボジョレーヌーボーを世界的な流行に押し上げたワイナリー、デュブッフのワインテーマパーク。
ボジョレーの製法、デュブッフの成功の秘訣。いろいろなことを知ることができた。一つ例を挙げるとボジョレー地区のそれぞれの村で作られたワインを、個別のブランドとして売り出し、地域全体の売上を向上させている。
自社だけでなく地域全体を豊かにするために、最前線を走る。素晴らしい仕事の質にだなと思う。ちなみに日本はデュブッフの最大手取引国との事。日本人だというと、大歓迎された。
ガラディナー
夜は待望のガラディナー。
ワインもアップグレードされ、前菜はフォアグラのパテ。日本で出される3倍ほどのサイズだ。牛肉の赤みステーキ、そして白身魚のすり身のオーブン焼き。リヨン名物のクネルがメイン。上質なリヨン料理が楽しめた。
そして最後がクルーズのお約束、ベイクドアラスカ。アイスクリームをバタークリームとメレンゲで包んだ焼きケーキだ。ただ正直、クルーズでこのデザートをおいしいと思ったことはない。一度も…。
それが、今回覆された。
まったく期待していなかったのだが、こんなおいしいバタークリームは初体験だった。加えてアイスクリームも全く溶けていない状態でテーブルに運ばれてきた。
外側の香ばしさとアイスクリームの冷たさのギャップも楽しめた。クロワジーヨーロッパ、本気で感動させられる。
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