新生・飛鳥Ⅱで過ごす、ゆったりとした一日

CRUISE STORY
クルーズストーリー
2020.08.27

のんびりとした一日の終わりには、新たに誕生したスポットとして注目の、プレミアダイニング「ザ・ベール」に向かいたい。SロイヤルスイートとAアスカスイート利用の乗客専用だから、和洋室に滞在すれば、このダイニングが利用できる。

 

このダイニングにはこれまであった空間を利用した開放感にあふれるテーブル席がある一方で、海に面した二人席のエリアも新設された。まるで海を独占するかのような感覚が味わえる。洋風のダイニング「ザ・ベール」だが、家具は和洋室同様に国産のものを採用し、座り心地が良いものになっている。

新設されたプレミアダイニング「ザ・ベール」。暖色にまとめられた、ロマンチックな空間だ
CRUISE GALLERY
新設されたプレミアダイニング「ザ・ベール」。暖色にまとめられた、ロマンチックな空間だ

飛鳥Ⅱが改装を経た後、世間は新型コロナウイルスの感染拡大により様相が一転した。本来なら3月からデビューするはずだった新生・飛鳥Ⅱも、いまは横浜・大さん橋でその時を待っている。ただしその船体は、白く輝いている。外装も今回の改装ですべて塗りなおしているからだ。

 

このコロナ禍を予見していたわけではないだろうが、飛鳥Ⅱは改装により、さらにゆったりと、プライベート感ある過ごし方ができるようになった。クルーも新サービスの提供に向けて、日夜トレーニングに励んでいるという。

 

飛鳥Ⅱは今日も、着々と出航の準備を整えている。海と向き合い、新しくなった飛鳥Ⅱとじっくりと向き合う船旅が、今はただ待ち遠しい。

白さが増したプールデッキ
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白さが増したプールデッキ
『CRUISE』2020年10月号に掲載
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