【特集】
これからがベストシーズン!
秋から冬の狙い目クルーズ

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心温まるクリスマス&ニューイヤー・クルーズ

【特集】 これからがベストシーズン! 秋から冬の狙い目クルーズ
CRUISE STORY
クルーズストーリー
2018.08.27
フランクフルトのクリスマス・マーケットでは、市庁舎の前に30メートルものクリスマスツリーが登場

寒い時期には暖かいエリアに行くのがクルーズの常だが、あえて寒いエリアに行くというのはどうだろう。クリスマス・シーズンを迎えるヨーロッパのリバークルーズには、この時期ならではの楽しみがある。

 

ドイツやオーストリアの都市ではクリスマスの4週間前から「クリスマス・マーケット」が開催される。巨大なクリスマス・タワーやメリーゴーラウンドが立つ広場に、ツリーに飾るオーナメントや本物のモミの枝を使ったリース、キリスト生誕の場面を表した人形クリッペなど、素朴で愛らしい品々を売る屋台が数十から数百軒も軒を連ねる。クリスマスならではの焼き菓子レープクーヘンやシュトーレンのほか、手作りソーセージなど軽食もあり、縁日のようで食べ歩きも楽しい。

 

足元から来る寒さを忘れるには、やはりグリュー・ワインがおすすめだ。シナモンなど香辛料と柑橘類で煮込んだ温かいワインは、冷えた体を芯から温めてくれる。持ち帰り可能な専用マグカップを使うところが、いかにもエコ・フレンドリーなヨーロッパらしい。

 

寄港地の一つ、ニュルンベルクのマーケットには、毎年世界中から約200万人が訪れる。世界最古といわれるフランクフルト、16世紀から続くといわれるストラスブールなど歴史あるマーケットも多い。

 

広場のステージでは子供たちが歌を歌っている。昼間のにぎわいもいいが、夜のイルミネーションも素朴で心が温まる。

 

クリスマス・シーズンのヨーロッパは世界で一番、心温まる場所かもしれない。

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屋台の売り子さんの笑顔に心が温まる
ナッツや香辛料の入ったレープクーヘン

フランス船で行くライン川
クロワジー・ヨーロッパ

フランス最古といわれるクリスマス・マーケットがあるストラスブールを起点にライン川をめぐる。アルザス地方の小さな街コルマールや中世の街並みが残るフライブルクのクリスマス・マーケット、ドイツの黒い森の村々へはバスで。3泊とコンパクトな日程もうれしい。

 

●2018年12月3・6・9・13日発(3泊)
ストラスブール〜ブライザッハ(1停泊)〜ストラスブール
475ユーロ〜

ストラスブール
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ストラスブール

ケルンからめぐるライン川
ルフトナー・クルーズ

発着地のケルンでは世界最大のゴシック様式建築「ケルン大聖堂」の広場など、市内各所のクリスマス・マーケットへ。世界遺産の大聖堂があるシュパイヤーや、ドイツ最古の街の一つコブレンツなど、ライン川沿いの歴史ある街をめぐる。

 

●2018年12月12日発(5泊)
ケルン〜コブレンツ〜シュパイヤー〜ストラスブール〜マインツ〜ケルン
799ユーロ〜

ケルン
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ケルン

ドナウ川をラグジュアリー船で
バイキング・リバークルーズ

古都ブダペストから、世界最大級のクリスマス・マーケットがあるニュルンベルクまで、ドナウ川をめぐる。発着地で1停泊する7泊。評価の高いラグジュアリー船だが、冬季なら価格がやや手頃に。人気のため、ほとんどの出発日で完売。

 

●2018年12月1日〜12月15日の土・日曜発(7泊) ※クリスマス時期以外も設定あり
ブダペスト(1停泊)〜ウィーン〜クレムス〜パッサウ〜レーゲンスブルク〜ニュルンベルク(1停泊) ※逆航コースもあり
1,999ドル〜

ウィーン
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ウィーン

冬のショートクルーズは狙い目
クイーン・エリザベス
(キュナード・ライン)

5泊と短い日程で日本から参加しやすい。年越しはアムステルダムに1停泊し、カウントダウン花火で盛り上がろう。

 

●2018年12月29日発(5泊)
サウサンプトン〜ゼーブルージュ〜アムステルダム(1停泊)〜シェルブール〜サウサンプトン
10万3000円〜(スタンダード内側)

アムステルダムのカウントダウン花火 ©オランダ政府観光局www.holland.com
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アムステルダムのカウントダウン花火 ©オランダ政府観光局www.holland.com

年越しはカナリア諸島で花火大会も
クイーン・ビクトリア
(キュナード・ライン)

冬のバカンス先として人気が出てきたカナリア諸島。大みそかにはマデイラ島の花火大会でカウントダウンも。

 

●2018年12月23日発(14泊)
サウサンプトン〜フエルテベントゥラ島〜グラン・カナリア島〜テネリフェ島〜ラ・パルマ島〜マデイラ島(1停泊)〜カディス〜リスボン〜サウサンプトン
28万4000円〜(スタンダード内側)

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マデイラ島
グラン・カナリア島

豪華ゲストが充実のクリスマス
飛鳥Ⅱ
クリスマス・クルーズは1〜2泊で11本。八代亜紀や森山良子、グループサウンズの大御所で結成されたバンドなど、豪華ゲストが乗船するコースが充実している。年末年始はグアムへ。カウントダウンパーティーや洋上の初日の出も楽しみ。子供料金設定もあり、家族旅行にもおすすめ。

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旬の味覚と花火を楽しむ年末クルーズ
にっぽん丸
12月15日発「熱海花火と冬の味覚クリスマスクルーズ」では、同船ゆかりの寄港地から旬の食材を取り寄せる好評企画が登場。金沢・香箱ガニや七尾の寒ブリなど旬の味覚を楽しみたい。今年はクリスマス・クルーズの設定本数が少ないので、予約はお早めに。1月の「初春の宝船」「新春初旅」はともに満室御礼。

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クリスマス・クルーズは13本も
ぱしふぃっく びいなす
クリスマス・クルーズは神戸のほか横浜、名古屋、大阪発着を設定。12月24日発「クリスマス キラキラクルーズ」は国内最大級規模の「なばなの里」(三重県桑名市)のイルミネーションを観賞するオプショナルツアーあり。年末年始は「びいなすニューイヤークルーズ」で台湾2都市と洋上のお正月を楽しもう。

なばなの里
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なばなの里
2018年10月号
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