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ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション

CRUISE STORY
クルーズストーリー
2025.10.27
「アズール・オン・ルミナーラ」のディナーはメインコースだけでも7種類。アラカルトも頼めるので使い勝手がよい
ミシュランシェフ監修からアジアフュージョンまで多彩な食
レストランは4つある。「アズール・オン・ルミナーラ」はメイン・ダイニングのようなもので、広々としているが豪華すぎず、でもフォーマル感もある空間。レストランとしては“定番”としての位置付けで、季節感とクルーズエリアなど地元の旬のものも取り入れながら、選択肢も営業時間もゆったりめ。朝食は10時半までオープンしている(予約不要・無料)。
ほか2つの無料レストランは「ビーチハウス」と「ハウスビット」だ。エジプト生まれの著名なシェフ、マイケル・ミナ氏が中東料理と、地中海料理をブレンドした料理を提供するのが「ビーチハウス」。プールデッキとインフィニティプールにつながる開放的なレストランでユニークかつおいしい新鮮な料理が次々と運ばれてくる。
「ハウスビット」はアジアンフード。創作寿司、にぎり、天ぷらもあるし、ベトナムや韓国料理をアレンジした料理も食べられる。寿司を頼むとワサビはその場ですりおろしたものを出してくれるという本格的な味と演出が効いている。
有料の「セタ・ス・ルミナーラ」はミシュラン星付きのイタリア著名シェフ、ファビオ・トランボキが手がける。よりフォーマルで特別感のあるダイニングで、8コースの料理が250ドル。ワインのペアリングだとプラス150ドル。
デッキ10の「ミストラル」は、気候の良い時に両サイドの窓を開けるとデッキまでテーブルが並ぶシームレスなレストランで、周りの風景に溶け込める造り。ビュッフェではなく、メニューからオーダーするシステムになっている。
どこもインテリアやデザインが美しく、食のクオリティーもさすが“ホテル”並みなので、飽きることはない。その日の天気や雰囲気、食べたいものを毎食どこで食べるか考えるだけで楽しくなる。
CRUISE GALLERY

「ミストラル」は両側の窓を完全に開けると心地よいオープンデッキに。後ろの屋外席もあるので常に周囲の景色が楽しめる。朝昼夜と利用でき、ヘルシーメニューも多い。お昼は16時半まで開いているのでお茶タイムにも(予約不要・無料)

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唯一有料のレストラン「セタ・ス・ルミナーラ」。モダン・イタリアンをベースにしつつ、地中海やアジアの香辛料を融合させたオリジナリティーの高い料理。プレゼンテーションも美しい特別なダイニング

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「ビーチハウス」はエジプトや中東のスパイスを使いながらもどれも食べやすい味付け。オープンキッチンに加え、後方には広々としたビーチハウスプールやプールデッキが広がる開放的な空間



