「ぱしふぃっくびいなす」
ふれんどしっぷと奄美の原生林の愉しみ

「ぱしふぃっくびいなす」 ふれんどしっぷと奄美の原生林の愉しみ
CRUISE STORY
クルーズストーリー
2019.12.27

奄美大島の出港前には、船内エントランスホールで歓送セレモニーが開催された。奄美大島民謡大賞で特別賞受賞の松崎博文さん夫妻がシマ唄を披露してくれ、そのこぶしと裏声が成す独特の歌唱が吹き抜けのホールに響く。そして、離れがたい気持ちを吹き飛ばすように、地元の方々や松井克哉船長、乗客たちが踊り出て、踊り歌である六調で盛り上がった。

 

「奄美大島は歓迎がすばらしい」。初日のふれんどしっぷ・ナイトで松井船長が語ったとおり、出港の瞬間まであたたかい。同船の奄美大島への寄港は今年すでに7回目となった。クルーズ黎明期からつないできたという交流の深さが垣間見える瞬間でもあった。

松崎さん夫妻が歌うシマ唄に乗客皆が耳を傾けた
CRUISE GALLERY
松崎さん夫妻が歌うシマ唄に乗客皆が耳を傾けた
ペンアイコン取材メモ

世界自然遺産 屋久島・奄美大島クルーズ
日程:2019年10月21日(月)〜24日(木)
コース:博多〜屋久島〜奄美大島(名瀬)〜博多 ※台風の影響により、屋久島を抜港
クルーズ代金:14万円(ステートJ)〜57万9000円(ロイヤルスイートA)
船名:ぱしふぃっく びいなす(日本クルーズ客船)
総トン数:2万6594トン
乗客定員:620人/乗組員数:220人

2020年2月号に掲載
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