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三菱重工、アイーダ・クルーズ新造船第1船の起工式を実施
業界
2013/07/01
三菱重工長崎造船所は6月30日、アイーダ・クルーズ新造船第1船(12万4500トン、乗客定員3300人)の起工式を実施した。銀製のコインを盤木(建造中の船を支える土台)の上に置き、第1ブロックをその上に置いて着工を告げると同時に、工事と航海の安全を祈願した。盤木にコインを置く役割は三菱重工・大宮英明会長の景子夫人が務めた。コインは進水式の後、取り出されて容器に入れた状態でマストの下に溶接されることになる。同船は三菱重工長崎造船所の第2300番船であり客船としては101船目。引き渡しは2015年春。

大宮英明・三菱重工会長は起工に先立ち、「この日を皆さまとともに迎えられたこと、また“コイン・マザー”という象徴的な役割を妻が担うこともうれしく思う。今日起工式を迎えたこのアイーダ第1船は革新的で環境に優しいことが特徴。燃費向上に有効な当社の革新的技術『三菱空気潤滑システム』(MALS)を搭載する世界で最初の客船でもある。アイーダは革新的なクルーズで知られる。われわれの関係が永く続くことを願う」と喜びを語った。

船主側の来賓であるコスタ・グループのマイケル・タムCEOは「新造船の建造計画は順調に進んでいる。この船は日本建造至上最大であり、先進の環境技術を多数搭載した点で一つのマイルストン。今回の建造計画はコスタがリードした。コスタはアジアに早くから客船を配船したアジアクルーズのパイオニアであり日本のクルーズマーケットにもコミットしている」とあいさつした。またタム氏は起工式後のインタビューで「日本のクルーズ市場においてはコスタがマーケットリーダー。日本のマーケットはまだまだ小さいが、今回われわれが日本に造船の発注を決めたことで日本のクルーズマーケットを大きく拡大していくきっかけにしようと考えている」と語った。

アイーダ・クルーズのマイケル・ウンゲラー社長は起工式で「東京で建造の契約を結んだのが2011年11月のこと。ドイツにおいても、また日本で過去に作られた客船としても最大のサイズだ。ドイツの文化と日本の技術が融合して斬新かつ革新的な船が誕生すると確信している」とあいさつ。その後のインタビューでは今後の船隊拡張について「当社は現在10隻を保有している。これまで7年の間に7隻の引渡しがあった。このあたりで少し一休みをして、次に三菱で2隻建造ということになる。その後については様子を見る」と説明。「アジアのクルーズ市場の可能性は非常に高い。世界で最も可能性があると考える。アジアにはコスタやその他多くの客船が配船している。アイーダにとって事実上障害となるものはない。もし障害があるとすればそれは心理的なものだろう」と語り、アジア配船への関心をうかがわせた。

(写真説明、左から)
新造船の船体デザイン(三菱重工業樺供)
コインを盤木の上に置く
91トン、幅12.5メートル、長さ10.5メートルの第1ブロックをコインの上に載せる







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