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マイヤーがSTXフィンランド買収、欧州客船造船所は2強体制に
業界
2014/08/13
ドイツの大手客船造船所マイヤー・ベルフトは4日、経営危機が伝えられていた北欧の客船造船所STXフィンランド・トゥルク造船を買収すると発表した。これにより欧州での客船建造は、マイヤーとイタリアのフィンカンチェリ・グループの2強体制になる。

マイヤーはSTXヨーロッパ社から、STXフィンランドの株式70パーセントを買収する。残る30パーセントはフィンランド政府が買い取る。欧州の規制当局の承認を経て買収手続きを完了し、「マイヤー・トゥルク造船」に社名を変更する。マイヤーのヤン・マイヤー社長は買収のねらいについて「顧客に対して柔軟な提案が可能になるほか、生産プロセス向上や研究開発での協力などが見込める」とコメントしている。

フィンランドのトゥルク造船は客船建造の老舗造船所として知られており、かつてのバルチラ造船からクバナー・マサヤーズ、アーカー・ヤーズ、STXヨーロッパへと親会社が変遷する中でも、大手クルーズ会社向けに客船を送り出し続けてきた。現在はドイツのTUIクルーズに10万トン型客船1隻を建造中。その後の工事がなかったが、今回の親会社変更を機に、TUIが10万トン船シリーズ2隻の追加発注を表明している。

欧州での大型クルーズ客船の造船所といえば、これまでマイヤーとフィンカンチェリ、STXヨーロッパの3強体制だった。このうちSTXヨーロッパは、フィンランドの3造船所とフランスのサンナザレ工場(旧アトランティック造船)を傘下に持つ最大手だったが、親会社のSTXグループ経営破綻に伴い解体が進み、フィンランド3造船所のうち既に2工場は売却済み。今回、トゥルクをマイヤーに売却することが決まり、残るフランス工場についても売却方針を示している。







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