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せとうちクルーズ「ガンツウ」、全容明らかに
日本客船
2017/01/16
常石グループのせとうちホールディングスの傘下であるせとうちクルーズは16日、小型客船「ガンツウ」の進水式を開催、記者会見を行った。せとうちクルーズの城暁男社長と、クルーズの販売予約を担うせとうちクリエイティブ&トラベルの白井良邦社長が新造船の概要や事業方針を説明した。

新造船は「せとうちに浮かぶ、小さな宿」がコンセプトで、港に停泊せずに錨泊し、瀬戸内海の景勝地を漂いながら運航するのが大きな特徴。城社長は「陸から瀬戸内の穏やかな気候の中でゆったりと過ごして、瀬戸内の良さを満喫していただこうと考えている」と説明した。乗客のターゲットは富裕層で、「電車などでは富裕層向けの高級な列車があるが、これまで船のサービスは前例がない」(白井社長)と期待を寄せる。せとうちホールディングス傘下で瀬戸内海で水陸両用機による遊覧飛行を手掛ける「せとうちSEAPLANES」での送迎などのコラボレーションも計画している。

新造船の主要目は、全長81.2メートル、全幅13.75メートル、深さ4.4メートル、喫水2.4メートル、3,200トン、巡航速度10ノット、乗客数38人、乗組員数46人、客室19部屋、船籍日本(尾道)。電気推進エンジンを搭載。昨年7月から建造を開始した。今後艤装工事を行って、来年9月に就航する予定。

外観や内装などの設計は建築家の堀部安嗣氏。瀬戸内の集落で目にするような瓦屋根と一体化するような屋根や、船体が海や空と溶け込むシルバーのボディーカラー、木材を使った内装など、瀬戸内との調和をコンセプトにデザインされている。同社の船のデザインを建築家が手掛けるケースは前例がなく、「常石造船の設計部門が苦労して造り上げており、船体の構造は安全基準を保ちながら、デザインを固めていった」(城社長)。不燃材を使用するなどの工夫がある。

航路は、ベラビスタマリーナを出港・帰港地とし、季節に応じた数種類のルートを予定。現在航路のひとつとして計画する3泊4日西回りルートは、ベラビスタマリーナ〜尾道水道〜宮島沖(錨泊)〜音戸の瀬戸 〜倉橋島〜大畠瀬戸〜柳井方面沖(山口県)〜上関湾(錨泊)〜祝島沖〜忽那諸島(松山沖)〜大三島沖(錨泊)〜来島海峡クルージング〜ベラビスタマリーナ。船上では瀬戸内でしか体験できないアクティビティーも用意。搭載されているテンダーボートで航路上島々もめぐれる。

全19部屋の客室はテラスも兼ね備えた全室オーシャンビューで、木材を多用して素足で寛げる空間を演出。壁や天井にはアルダー、床にはタモ材を使用した。3階のパブリック・スペースに設けられた縁側やデッキには檜や栗材を使用している。客室の広さは50平米〜95平米。

船内の食事は、東京・原宿の老舗割烹「重よし」の大将である佐藤憲三氏が監修する。瀬戸内の旬の食材をぜいたくに使用。和食以外にも、オールデイダイニングで楽しめる洋食やスイーツ、寿司バーなどもご用意する予定。

料金は1泊一室当たり30万円(50平米の客室)、80万円〜(95平米の客室)を予定している。船内での飲食やアクティビティーは料金に含む。

予約は、今年3月下旬に帝国ホテル内にオープンする「guntu Gallery」(ガンツウギャラリー)での店頭予約と電話のみで受け付ける。乗船前の交通手配なども行う。

写真:会見した城暁男社長







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