ピースボートクルーズ:かつての「サン・プリンセス」が登場
充実の施設・サービスで快適な世界一周を
〈特集:クルーズライン別最新情報〉

ピースボートクルーズは、1983年の第一回から数えて100回を超えるクルーズを実施している。90年代からチャーター船による世界一周を開始し、これまでのべ8万人以上が参加してきた。国境や世代を超えた交流をテーマにしたピースボートならではの船旅は、学生からシニアまで幅広い層からの人気を獲得している。船内では、ライブミュージックやカルチャー教室といったイベントのほか、環境や国際平和などの分野で活躍する専門家によるレクチャーや、社会課題に取り組む若者などを招いての対話など、学びの機会が多く設けられる。SDGsの達成に向け、さまざまなプログラムに取り組んでいるのも特徴。船体にロゴマークをペイントしSDGsの重要性をアピールし、各機関への提言なども行う。一人参加も多く、相部屋利用できる客室も十分に用意されている。

 

次の世界一周クルーズからは、「パシフィック・ワールド」(7万7000トン)が就航する。同船は1995年、プリンセス・クルーズからデビューした「サン・プリンセス」から改名し、ピースボートがチャーターするもので、サン・プリンセス時代からのファンを中心に注目を集めている。同社のクルーズに就航する客船としては史上最大で、海側客室の約7割がバルコニー付き、4層吹き抜けアトリウム、プールデッキの大型スクリーンなど船内設備が充実している。また、乗客や乗員のソーシャルディスタンスも十分に確保できる。 大切な記念日のための特別なひとときを演出するサンセットディナーやアップグレードメニュー、ヨガやフィットネスのレッスンといった充実の船内サービスもうれしい。

居酒屋で日本食の提供も(有料)
CRUISE GALLERY
居酒屋で日本食の提供も(有料)
広々としたスイート客室
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広々としたスイート客室
優雅な雰囲気のダイニング
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優雅な雰囲気のダイニング
2022年5月臨時増刊『クルーズ客船データブック2022-2023』に掲載
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