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ADポートと紅海港湾局、クルーズ・ターミナル運営で合意

2024.01.09

アブダビの港湾運営・開発会社、ADポートグループは5日、サファガ港、ハルガダ港、シャルムエルシェルク港のクルーズ・ターミナルを15年間にわたって運営管理することで、エジプト紅海港湾局(RSPA)と合意したことを明らかにした。投資額は300万ドル。規制当局の承認を得て、最終的なコンセッション契約は今年の第1四半期中に締結する予定。

 

協定はエジプトのカメル・エル・ワジル運輸大臣ら立ち合いの下、カイロで署名された。ADポートはクルーズ・ターミナルのネットワークを通じて新たなサービスを提供。クルーズ会社のアクセスを改善し、新しい旅程などを追加することで、エジプトのクルーズ観光促進を図る。

 

今回の提携は、同社とRSPAが昨年3月に締結したサファガ港における多目的ターミナルの開発・運営プロジェクト(3年間で2億ドル)に関するコンセッション契約に続くもの。

 

ADポートグループは昨年初め、ヨルダン初のクルーズ・ターミナルをアカバ港に開設している。

 

写真提供:ADポートグループ

ADポートと紅海港湾局、クルーズ・ターミナル運営で合意
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