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神戸ポートタワー、リニューアルオープン・セレモニー

2024.04.30

ミナト神戸のシンボルともなっている「神戸ポートタワー」が4月26日、リニューアルオープンして、セレモニーが開催された。神戸ポートタワーは1963年11月21日にオープン。老朽化して耐震補強工事を施すため、60年を迎えるにあたり2021年9月から休館した。工事が完了して、26日に再びオープンした。改修工事では、耐震性を高めるため制振装置を設置。エレベーターも更新し、延長した。展望3階は360度床が回転するフロア。屋上に展望デッキを、低層階にも屋外テラスを新設した。営業時間は午前9時~午後11時(一部店舗を除く)と夜景も楽しめる。再開後のタワーの体制は、神戸市が保有し、神戸ウォーターフロント機構が管理。展望施設などの運営を民間事業者から公募して、フェリシモ、クレ・ドゥ・レーブ、熾リ(いこり)、ビームス、灘五郷酒造組合が参画し、店舗を出展する形となった。

 

セレモニーで神戸市の久元喜造市長は、「きょうオープンの日を迎えることができたのは、本当にありがたく感激している」とあいさつ。「ポートタワーのリニューアルは新しい神戸のウォーターフロント時代の幕開けを告げるものであり、新たなランドマークの誕生を意味する」と述べた。タワーの高さ108mにちなみ、タワーにゆかりのある108人が参加してテープカットが行われた。開業後は多くの来場者でにぎわった。写真は左から、リニューアルオープンした神戸ポートタワー(外観)、新設した屋上デッキから見る神戸港、低層階の屋外テラス。

神戸ポートタワー、リニューアルオープン・セレモニー
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