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リゾート・ワールド・クルーズは、P&Oクルーズ・オーストラリアが運航する「パシフィック・エクスプローラー」（7万7441トン、1997年建造、前ドーン・プリンセス）を3隻目の客船として購入、3月26日にシンガポールから「スター・スコーピオ」として運航を開始する。

スコーピオはシンガポールを母港にマラッカ（マレーシア）、ジャカルタ（インドネシア）、ホーチミン（ベトナム）に寄港する5泊クルーズを中心に7月21日まで連続で航海する。5泊のマラッカ／ジャカルタを10航海、バンコク（レムチャバン）／サムイ島の5航海などを予定している。デュアル・ホームポート方式によりマラッカ、ホーチミン、ジャカルタからも乗船可能。

スコーピオの買収は、カーニバル・コーポレーションによるP&Oクルーズオーストラリアの廃止決定の流れを受けたもの。P&Oオーストラリアは、「パシフィック・エクスプローラー」のほか、「パシフィック ・アドベンチャー」（10万8865トン）、「 パシフィック・エンカウンター」（10万8977トン）の3隻を運航していた。カーニバルはアドベンチャーとエンカウンターの2隻を傘下のカーニバル・クルーズ・ライン（CCL）へ移籍し、改名の上、豪州エリアへ投入する。

写真提供:リゾート・ワールド・クルーズ