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オーシャニア、皆既日食に4隻で5クルーズを設定
2025.04.17
外国船社
オーシャニア・クルーズは来年の皆既日食に合わせて5本のクルーズを実施する。16日にクルーズ4便を追加発表したもので、世界のクルーズラインとしては最多の設定。2026年8月12日、アイルランド、アイスランド、ポルトガル、イギリス沖で日食を体験することになる。
各船は皆既日食の軌道上にある最適な場所を巡航する。「マリーナ」(6万6084トン)は100%、「インシグニア」(3万277トン)、「シレーナ」(同)、「ビスタ」(6万7000トン)は90%以上軌道上に位置し、観測条件を高める。各クルーズには、著名な天文学者やNASAのアンバサダーらをゲスト・スピーカーに招く。日食中は天体観測、デッキパーティーに加え、太陽をテーマにした料理を用意する。
マリーナは2026年7月30日にコペンハーゲンからレイキャビクに向かう。アイスランドのグルンダルフィヨルズを出港した際に、観測の絶好のチャンスが訪れる。
インシグニアは8月3日にレイキャビクからサウサンプトンへ向け出航し、アイルランドのグレンガルフ沖で観察する。
ビスタは8月2日にサウサンプトン発着の25泊のロングクルーズに出発。イギリスのマン島ダグラスへ向かう途中、ベルファスト沖で観賞する。日食当日の8月12日に北アイルランドのベルファストから出発する区間クルーズ(15泊)も設定している。
シレーナはバルセロナへ向けてサウサンプトンを8月5日に出航。リスボン出港の際にハイライトを迎える。
写真提供:オーシャニア

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