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NCLH、3ブランド向けに新造船3隻発注
ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)は16日、傘下のノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)、オーシャニア・クルーズ、リージェント・セブンシーズ・ライン向けに各1隻、計3隻の新造船をフィンカンティエリに発注したと発表した。引き渡しは2036年〜2037年の予定。
これによりNCLHの契約済み新造船は合計17隻。NCLが2037年までに8隻、オーシャニアは同5隻、リージェントは2036年までに4隻となっている。同社は2026年〜2037年にかけて、毎年同じ割合で増えた場合の年平均成長率(複合年間成長率、CAGR)を約4%見込んでいる。
同社のジョン・W・チッドシー社長兼CEOは、「数十年にわたり信頼関係を築いてきたパートナーであるフィンカンティエリと共に、当社は規律ある船隊拡張アプローチを継続していく。本契約により2037年末までの造船所キャパシティを確保でき、財務規律を維持しながら長期的成長を支え、株主価値の持続的な拡大を目指す」としている。
今回の発注契約について同社は、「長期的な成長と競争力の強化を支えるものであり、初期の資本支出は比較的限定的に抑えられている。これにより、バランスシートの強化とレバレッジ(負債比率)低減に継続的に注力できる。支払い負担は、船の引き渡しまでは軽微にとどまるため、本契約が短期的なレバレッジやキャッシュフローに重大な影響は与えない見通し。従来と同様に、各船の引き渡し時点で、輸出信用機関(ECA)による融資を活用して建造費用の大部分を賄う予定」と説明している。
NCLHによると新造船発注状況は、以下のとおり(トン数、乗客定員数は予定概数)。
2026年Q1 NCL ノルウェージャン・ルナ(15万6000トン、3565人)
2026年Q4 リージェント セブンシーズ・プレステージ(7万7000トン、822人)
2027年 NCL ノルウェージャン・オーラ(17万トン、3880人)
2027年 オーシャニア オーシャニア・ソナタ(8万6000トン、1390人)
2028年 NCL プリマ級メタノール対応(17万トン、3880人)
2029年 オーシャニア オーシャニア・アリエッタ(8万6000トン、1390人)
2030年 NCL 新シリーズ第1船(22万7000トン、5000人)
2030年 リージェント プレステージ級第2船(7万7000トン、822人)
2032年 オーシャニア ソナタ級第3船(8万6000トン、1390人)
2032年 NCL 新シリーズ第2船(22万7000トン、5000人)
2033年 リージェント プレステージ級第3船(7万7000トン、822人)
2034年 NCL 新シリーズ第3船(22万7000トン、5000人)
2035年 オーシャニア ソナタ級第4船(8万6000トン、1390人)
2036年 NCL 新シリーズ第4船(22万7000トン、5000人)
2036年 リージェント プレステージ級第4船(7万7000トン、822人)
2037年 NCL 新シリーズ第5船(22万7000トン、5000人)
2037年 オーシャニア ソナタ級第5船(8万6000トン、1390人)
写真提供: NCL

