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NCLH決算発表、2025年の純利益が半減

2026.03.03
業界

ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)は2日、2025年第4四半期決算(2025年10月〜12月)2025と2026年の見通しを発表した。売上高は22億4440万ドル(前年同期比6.4%増)、純利益は1425万4000ドル(同94.4%減)だった。この結果、2025年通期(1月〜12月)の売上高は98億2759万2000ドル(同3.7%増)、純利益は4億2324万6000ドル(同53.5%減)となった。

 

2月に就任したジョン・W・チドシー社長兼CEOは、「戦略は堅実であるものの、実行力と部門横断的な連携が不足している」と指摘。「最優先事項は、組織全体で調整を改善する。説明責任、財務規律を強化する」と述べた。

 

第4四半期の1株当たり利益(EPS)は0.03ドル。乗客1人/1日当たりの粗利益率は、前年同期比7.6%増。乗客1人/1日当たりの実質的売上(ネット・イールド)は4.0%増で、ほぼ予想(3.5〜4.0%)どおりだった。

 

調整後EBITDA(金利・税・償却前利益)は20%増の5億6400万ドルで、予想(5億5500万ドル)をやや上回った。調整後EPSは46%上昇し0.28ドルとなり、予想(0.27ドル)より若干上振れした。

 

2025年通期の売上増は、キャパシティ・デイズ(乗客定員×運航日数)の増加によるもの。乗客1人/1日当たりの粗利益率は前年比6.3%増、ネット・イールドは2.3%増で、ほぼ予想に沿った水準だった。

 

調整後EBITDAは、前年比11%増の27億3000万ドルで、ほぼ予想(27億2000万ドル)どおりだった。調整後EPSは19%上昇し、2.11ドル(予想2.10ドル)。2025年12月31日時点の総負債は146億ドル、純負債は144億ドル。純レバレッジは5.3倍で、依然高水準にある。

 

2026年第1四半期のネット・イールド(一定為替ベース)は、2025年比で約1.6%減少する見込み。減収の主な要因ついて同社は、ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)の販売戦略とのずれに加え、グレート・スターラップ・ケイ(プライベート・アイランド)の全面開業の遅れで、カリブ海地域で前年同期比40%増となった供給能力を吸収することが課題となっているため、と説明している。調整後EBITDAは約5億1500万ドルとなる見通し。

 

2026年通期のネット・イールドは、2025年のほぼ横ばいを予想。調整後EBITDAは、約29億5000万ドルを見込む。調整後純利益は約11億2000万ドル、調整後EPSは2.38ドル、年末時の純レバレッジは約5.2倍と予想。

 

写真提供:NCLH

NCLH決算発表、2025年の純利益が半減
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