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アヴォラ・レジデンス、S・ナビゲーター改装後に居住型クルーズ
アヴォラ・レジデンス(本社:米国フロリダ州)は3日、ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)からリージェント・セブンシーズ・クルーズの「セブンシーズ・ナビゲーター」(2万8803トン)を長期用船し、新たなレジデンシャル・スタイル(居住型)のクルーズ事業を始めると発表した。用船契約(買取オプション付き)は9年間。改装後の2028年1月から「アヴォラ・ルミナ」として運航を開始する。
同社によると、ルミナは「プレミアム・クラス」のレジデンシャル客船。マーケット的には、ミカエル・ペターソン氏(アヴォラ創設者の一人)が立ち上げたヴィラ・ヴィ・レジデンスの「オデッセイ」(2万4344トン、フレド・オルセン・クルーズの旧「ブレーマー」)と、超富裕層向けのレジデンシャル客船「ザ・ワールド」(4万3524トン)の中間に位置付けている。
ルミナはナビゲーターのシステム、基準、主要なベンダー、サービス関係が維持されるという。共同創設者兼CEOのキャシー・ビリャルバ氏は「ナビゲーターには長年の規律ある運航、経験豊富なクルー、そして信頼関係によって築かれたものがある。私たちはそのレガシーを尊重しながら、この船を真の長期居住プラットフォームへ変貌させる」としている。
船は全面的に居住区を改装。住宅機能を強化し、共用スペースは長期滞在向けに最適化。ビジネスセンターなども用意する。客室は約28〜109平方メートル。小型船としての機動力を生かし、小さな港や狭隘な水路を航行するほか、極地への訪問も可能という。
リスボンから出発する3年間の世界一周クルーズでは7大陸、140カ国以上、400以上の目的地を巡る計画。クリス・コックス社長は「最初の世界一周後、客室の所有者はルミナが次にどこへ航行するかを決める手助けをすることになる。これはレジデンシャル・クルーズのモデルを根本から変えるもの」と説明している。
客室(242室)の購入プランは2つ。生涯所有権は約54万5000ドル〜420万ドル、5年間所有プログラムは約21万9600ドルから。客室の広さに応じて1人1カ月当たり約8185ドル〜2万8525ドル(目安)の維持費を別途支払う必要がある。維持費には飲食やハウスキーピング、チップ、Wi-Fi、港湾税、イベント参加、クルーズ費用などが概ね含まれる。
写真提供;アヴォラ

