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大型帆装客船「アトラス・アドベンチャー」、2028年神戸でデビュー

2026.04.17
外国船社

アトラス・オーシャン・ボヤージが建造する世界最大級の帆装クルーズ客船「アトラス・アドベンチャー」(2万6000トン)が、神戸発着クルーズでデビューすることがわかった。同社の公式サイトによると、2028年11月6日と18日にプレビュー・クルーズへ出発する予定。同30日には神戸からアジアクルーズへ営業航海に出航。香港、タイ、インドネシア、フィリピン、シンガポール、マレーシアなどの各地を巡り、その後、ケニア、南アフリカに向けインド洋に展開する。

 

一方、同社は16日、アトラス・アドベンチャーの客室概要を公開した。予約はクラブ会員向けが5月20日、一般向けは6月10日から開始する。神戸発着のプレビュー・クルーズ2本は完売している。

 

同船は乗客定員400人。200室ある客室は全てスイート仕様。乗客定員は400人、200の客室は全室スイート。インテリアはポルトガルの建築スタジオ・オイトエンポント(Oitoemponto)のアルトゥール・ミランダ氏とジャック・ベック氏)が担当。1930年代の豪華客船を現代的なデザインに昇華し、大理石、マホガニー、手仕上げのメタルなど質感豊かな素材を組み合わせたアールデコ調に仕上げる。

 

客室は「リザーブ」(30室、約52〜103平方メートル)、「コンシェルジュ」(72室、約27〜35平方メートル)、「シグネチャー」(98室、約27平方メートル)の3カテゴリー。

 

同船は全長210メートル、幅25.7メートル。エアドラフ(水面から船の最も高い位置までの高さ)は約67.5メートル、アイスクラス1Bの船体構造を備え、ポーラーカテゴリーCに対応した探検船仕様となる。

 

カーボンファイバー製の3本マストによる帆装を採用し、風力を推進力として活用する一方、デュアルフューエル・エンジンや電気ハイブリッド推進システム、出力9メガワットの舶用バッテリーを搭載し、静音、低排出での航行を目指す。ゼロスピード・スタビライザーの採用などにより、停泊中、低速時での高い安定性も確保する。

 

写真提供:アトラス

大型帆装客船「アトラス・アドベンチャー」、2028年神戸でデビュー
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