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シードリーム、創業25年で初の新造船「シードリームIII」建造へ

2026.09.02
外国船社

シードリーム・ヨットクラブは1日、創業25年で初となる新造船「シードリームIII」を発表した。2029年7月10日に香港を出発し、10泊のデビュークルーズを経て東京へ到着、同7月21日に東京で正式な命名式を行う。

 

その後、同船は日本と韓国をめぐるクルーズを展開する。東京発着の14泊クルーズを4回実施するほか、東京発香港着の15泊クルーズも予定している。主な寄港地は石垣島、沖縄、奄美大島、屋久島、高知、清水、大阪、神戸、広島、金沢、秋田、青森、函館、そして韓国の釜山、済州島。

 

シードリーム・ヨットクラブは、家族経営・運営のブティック・ヨッティングの代表格。創業者兼オーナーのアトル・ブリューネスタッド氏は、「シードリームIとシードリームIIと同じDNA ― パーソナライズされたサービス、卓越した料理、リラックスしたフレンドリーな雰囲気、そして自分自身のヨットに乗っているという本物の感覚 ― を引き継ぐ。シードリームIIIによって、世界全体が私たちの目的地になる」としている。

 

シードリームIIIは全長約151メートル、乗客定員約200人。ほぼ同数の乗組員が対応する。客室は5デッキに配置され、スイート、コモドア客室(標準客室を連結し、2倍の広さにしたタイプ)、コネクティング(隣接)構成など豊富な選択肢を用意するほか、4つのゲストデッキにはプライベートバルコニーも付設する。

 

広々としたアッパーデッキ、専用プールデッキ、屋内外の複数のダイニング、ラウンジスペースを備え、3つの専用ウォータースポーツ・マリーナなどを配置する。スパ、フィットネス、ウェルネス関連の施設も拡充する。

 

日本での初シーズンを終えた後、シードリームIIIは東南アジア、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランドへと向かう。香港、ベトナム、タイ、シンガポール、バリ島、コモド島、グレートバリアリーフ、タスマニアをめぐる航海となり、シドニーでの大晦日の祝祭で締めくくる。

 

就航後の24カ月間で同船は6大陸、73カ国、364港を訪れる。2030年には、アジアから西へ向かい、インド、アラビア半島、地中海を経てロンドンへ到着。そこからブリテン諸島、バルト海、ノルウェー沿岸、スヴァールバル諸島、グリーンランド、アイスランドを探訪する。

 

その後は北大西洋を渡ってカナダへ向かい、セントローレンス川を経て五大湖へ。モントリオール、シカゴ、トロント、デトロイトをはじめ、ジョージアン湾一帯、スペリオル湖、ナイアガラ半島、プリンス・エドワード郡、セントローレンス川を訪れる。

 

さらに、アメリカ東海岸を南下した後、同船はシードリーム・ヨットクラブの米国本部があるパームビーチ近郊のウエストパームビーチに拠点を移し、カリブ海、中米、コロンビアのカリブ海沿岸、パナマをめぐる一連のクルーズを開始する。2031年1月5日にはウエストパームビーチを出発、ロンドンまでの180泊のワールドクルーズに就航する。

 

現在、同社が運航しているのは「シードリームI」(4,253トン、1984年就航、元シーゴッデスI)と「シードリームII」(4,333トン、1985年就航、元シーゴッデスII)の2隻。

 

写真提供:シードリーム・ヨットクラブ

シードリーム、創業25年で初の新造船「シードリームIII」建造へ
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