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雌雄島海運、23年ぶりの新造船が28日就航

2021.02.22
フェリー

瀬戸内海の男木島、女木島と高松港を結ぶフェリーを運航する雌雄島海運は28日から、新造船「めおん」(写真イメージ)の運航を開始する。19日発表した。同社として23年ぶりの新造船となる。

新造船は、神田造船所が建造した。総トン数の増加を抑えつつ、リプレースされる旧「めおん」と比べて旅客定員の増加と車両積載スペースの拡張を実現した。

外装と内装のデザインは建築家ユニットとなるドットアーキテクツが手掛けた。外観は、「瀬戸内海の小さな島々(シマジマ)の間を、小さな縞々(シマシマ)の船が進んでいく」というコンセプトとし、しましま模様へと一新した。

船内は、新型コロナウイルス対策として換気装置を通常より大幅に強化し、常時換気を徹底する。エアコンには、ダイキン製の除菌装置「ストリーマー」を搭載した最新型モデルを採用。室内のシートの背面には飛沫防止対策としてアクリル板を設置した。また、客室内の全面には、抗菌・抗ウイルスのコーティング加工「エコキメラ」を実施している。

【主要目】
280総トン
航海速力11ノット
旅客定員280人
積載車両約13台

雌雄島海運、23年ぶりの新造船が28日就航
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