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国道九四フェリー、来年2月に新造フェリー就航

2020.09.01
フェリー

近鉄グループの国道九四フェリーは来年2月、新造船「涼かぜ」を佐賀関(大分県)/三崎(愛媛県)航路に就航させる予定だ。同船は臼杵造船所で建造。現行船の「遥かぜ」とリプレースされる。従来船と比べて大型化することで、車両積載台数が16台増加する。客室スペースも拡大するほか、船体塗装や内装のデザインを一新。エレベーターや多目的トイレを設置するなどバリアフリーにも対応する。抗ウイルス・抗菌加工も行う。

船内空間は、「元気さ」と「スマートさ」をテーマにフロアごとに内装を変化させ、既存のフェリーとは異なる新たなイメージとした。通常の椅子席や桟敷席のほか、授乳室やキッズスペース、有料の個室、展望席、マッサージチェア室などを設置する。あらゆる年代の旅客に快適に利用いただける設備を設けた。

【主要目】1,200総トン、全長86.65m、幅13.4m、車両積載台数57台、旅客定員292人

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