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東京九州フェリー、開設航路に新造船「はまゆう」来年7月就航

2020.08.13
フェリー

新日本海フェリーは7日、SHKライングループの東京九州フェリーが開設する横須賀~新門司航路に投入する新造フェリー「はまゆう」の命名・進水式を開催した。同船は三菱重工業長崎造船所で建造している2隻シリーズの第1船で、21年7月就航する予定。

進水式では、新日本海フェリーと東京九州フェリーの代表取締役を務める入谷泰生氏が命名。船旅アンバサダーの小林希氏が支綱切断を行った。「はまゆう」は横須賀市の花であり、花言葉「どこか遠くへ」の通り、関東と九州への架け橋として新たな需要を開拓する。

横須賀~新門司航路は日曜を除く週6便の運航で、航海速力は約28.3ノット(時速約52.4km)。旅客設備については、船内に3層吹き抜けのエントランスとシースルーエレベーターを設け、豪華な船旅気分を演出。レストランやバーベキューコーナーで海を眺めながら食事を楽しむことができる。最上階では太平洋の風を肌で感じることができる露天風呂と、プラネタリウムや映画を鑑賞することができるシアターを備えた。船室は専用テラス付きの個室のほか、家族が利用しやすい和洋室、ペットと同伴できるウィズペットルームを用意。ツーリストクラスもプライベート空間が確保された寝台により快適な船旅を提供する。

主要目:全長222.5m、約1万5400総トン、主機8540kW×4基、航海速力28.3ノット、積載台数トラック約154台・乗用車約30台(車両甲板は2層構造)、旅客定員268人(デラックス2人×2室、ステート和洋室4人×18室、ステートウィズペット2人×2室、ツーリストS62人、ツーリストA96人、ドライバー室30人)

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