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英国でトレードウインド・ボヤージズが創業、帆船を運航

2020.06.30
外国客船

英国を拠点とした新しいクルーズ船社、トレードウインド・ボヤージズが創業した。トレードウィンド・ボヤージュは、英国船社サガの元COOであるスチュアート・マクエーカーが経営を担う。

運航開始は帆船「ゴールデン・ホライズン」(8770トン)で2021年4月を予定。同船は1913年の完成当時世界最大の横帆船だった「フランスⅡ」を忠実にもしており、横帆艤装の帆船では世界最大となる。乗客定員は最大で272人。同船はもともと「フライング・クリッパー」として船社スター・クリッパーズが新造した帆船だが、契約に関して係争があり、引き渡し未定になっていた。

2021年5月からは英国で9回のコースを実施、北欧クルーズなどを行う。その後2021年9月からはシルクロードを東に航行するコースを予定、2021年12月からはオーストラリア、インド洋、日本、アラスカ、アメリカ大陸、太平洋諸島をめぐるクルーズを実施予定。

トレードウインド・ボヤージズ公式サイト(英語)

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