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中国合弁アストロ・オーシャン、「ピアノランド」就航

2019.10.11
外国客船

中国大手海運会社の中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング)と旅行会社の中国旅游集団(CTS)の合弁会社、星旅遠洋(アストロ・オーシャン)のクルーズ客船「鼓浪嶼」(ピアノランド、6万9840トン)が先ごろ就航した。コスコも本格的にクルーズ事業に進出することになった。同船の命名式は9月26日、厦門港で執り行われた。同船は厦門港を母港として沖縄や香港などクルーズを展開する。前船名は、P&Oクルーズ(英国)の客船「オリアナ」(1995年建造、旅客定員1882人)で、8月に売却された。船名のピアノランドは、厦門市の南西にある島の名称。旧植民地時代の領事館が建ち並ぶなど瀟洒な街並みで、ピアノ博物館もあったことから、その名がついた。世界遺産にも指定されており、中国では知られた観光地となっている。

写真左=厦門港の「ピアノランド」
写真右=命名式の会場ようす

中国合弁アストロ・オーシャン、「ピアノランド」就航
中国合弁アストロ・オーシャン、「ピアノランド」就航
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