【新しい船が、待っている】エンチャンテッド・プリンセス

【新しい船が、待っている】エンチャンテッド・プリンセス
CRUISE STORY
クルーズストーリー
2021.09.07
構成=クルーズ編集部

シリーズ第5船、プリンセス最大・最新の船。
広いバルコニーを有する客室、新趣向のエンタメ、最新デバイスなどが導入されている。

 

エンチャンテッド・プリンセスのアトリウム
3層吹き抜けのアトリウムを中心に、レストランやカフェ、カジノなどが配されている
CRUISE GALLERY
エンチャンテッド・プリンセスのアトリウム
3層吹き抜けのアトリウムを中心に、レストランやカフェ、カジノなどが配されている
最新デバイスを導入、同社最大シリーズ船

プリンセス・クルーズ史上最大となる14万トン級ロイヤル・クラスの第5船、「エンチャンテッド・プリンセス」。新型コロナウイルスが世界に広がる中で完成した最初の大型客船で、2020年9月、イタリアのフィンカンティエリ造船所で行われた引き渡し式はオンラインでライブ配信された。

 

このエンチャンテッド・プリンセスおよび同型船の「スカイ・プリンセス」から初めて導入された客室スカイ・スイートは、限定2室。トップデッキに位置し、65平方メートルのバルコニーはプリンセスのこれまでの船の中で最大。パノラマビューを背景にしたパーティーも可能だ。

 

洋上初となるジャズシアター「テイク・ファイブ」では、ジャズのスタンダードナンバーを中心とした上質なショーを楽しめる。トップデッキに設けられる「ソルティドッグ・ガストロパブ」はこの船から導入されたダイニングで、開放的な雰囲気の中、人気シェフがプロデュースしたグルメバーガーを味わえる。

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エンチャンテッド・プリンセスのレストラン「サバティーニ」
スペシャリティー・レストランの「サバティーニ」は、 同船ではトラットリア・スタイル
エンチャンテッド・プリンセスのジャズシアター
ジャズシアター「テイク・ファイブ」。 落ち着いた雰囲気の中で上質なジャズを堪能できる

 

【Topics】自分の居場所にドリンクが届く、次世代システムを採用

 

プリンセスは腕時計型のデバイス「オーシャンメダリオン」の導入を進めている。SNSへの接続はもちろん、自分のいる場所への飲食のオーダーやスマート決済など非接触型サービスが可能。感染症対策にも有効だ。

オーシャンメダリオン
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オーシャンメダリオン

〈SHIP DATA〉
船名:エンチャンテッド・プリンセス
(プリンセス・クルーズ)
就航年:2021年
総トン数:14万5281トン/乗客定員:3,660人
全長:330.09メートル/全幅:38.37メートル

『CRUISE』2021年夏号に掲載
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