<三井オーシャンクルーズ>2隻体制での運航
2026年9月には新規就航船登場

長年にわたり美食の船として知られ、日本の客船文化を牽引している「にっぽん丸」と、2024年12月にデビューした「三井オーシャンフジ」を運航する商船三井クルーズ。「MITSUI OCEAN CRUISES(三井オーシャンクルーズ)」というブランド名で、伝統と革新が共存する2隻を運航し、同社の可能性をさらに広げている。


2隻に共通するのが、小ぶりなサイズを活かしたユニークなコース。大型船では入港が難しい小さな港にも寄り、地域の祭りや季節行事に合わせた独創的なコースや寄港地観光ツアーを数多く設定。飛行機を利用し、短い日程で効率的に寄港地を楽しめる「飛んでクルーズ」シリーズも定番で、北海道や沖縄は毎年人気だ。
さらに「オペラクルーズ」や「ミュージカルクルーズ」といった音楽をテーマにしたコース、「ワインクルーズ」や「パン祭り」など食をテーマにしたコースなど、ユニークなテーマクルーズも多い。


にっぽん丸は2026年5月をもって長い航海の歴史に幕を下ろす。そして同年9月には、「三井オーシャンサクラ」が就航する。同船は三井オーシャンフジの姉妹船だが、日本籍船として運航。寿司や小皿料理、日本酒を気軽に楽しめる「寿司バー潮彩」を新たに設けるなど、にっぽん丸を受け継ぐ要素も多く、注目を集める。デビュークルーズ29本がすでに発表されている。




2隻の特徴は、全室スイート仕様のラグジュアリーな客室。最小でも25平方メートルとゆとりの広さを確保し、バスタブやダブルシンクを備え、居住性は抜群。24時間頼めるルームサービスにはうどんやそばなどホッとする味も揃う。
食事は和洋のコース料理のほか、ビュッフェでは日本人の口に合う世界の料理が並ぶ。さらににっぽん丸での定番のダンスショーのほか、落語など日本船社ならではのイベントも。日本人の好みを知り尽くした同社が提案するクルーズは、これからも進化を続けていく。






