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にっぽん丸、横浜港からモーリシャスに出航、2年10カ月ぶり国際クルーズ

2022.12.16
日本客船

にっぽん丸が15日、横浜港からモーリシャスプレシャスクルーズに出航した。日本の港から海外の港をめぐる国際クルーズの実施は2年10カ月ぶり。デッキには多くの見送りの人が集まり、華やかな雰囲気の中、出航セレモニーが行われた。

 

セレモニーに先立ち、ジャズバンドMITCH’S All Star Bandの演奏が行われ、にっぽん丸の乗客や見送り客に向けて軽快な音楽を届けた。

 

セレモニー開会後、来賓として横浜市港湾局みなと賑わい振興部の市川素久部長があいさつ。「横浜港では、コロナ禍において安心・安全なクルーズ感染症対策に取り組んできた。2021年11月から国内クルーズは再開しているが、国際クルーズは2年10カ月ぶりの再開となる。本格的なクルーズの再興、記念すべき日を迎えられてうれしく思う」と語った。

続いて商船三井客船の上野友督代表取締役社長があいさつに立った。「待ちに待ったモーリシャスクルーズ、48日間の航海の出航だ。多くの人の支援によってこの日を迎えられ、社員ならびに乗組員一度うれしく思う。今クルーズでは乗客の健康と安全を最優先して催行したい。1月31日の帰港時、健康な姿で再び乗客の方々にお目にかかるのを楽しみにしている」と述べた。

 

その後、横浜市港湾局みなと賑わい振興部より、にっぽん丸の福元剛ゼネラルマネージャーに花束が贈呈された。

 

最後に船上より二宮悟志船長があいさつ。「モーリシャスプレシャスクルーズの出航に際し、多くの見送りに感謝したい。48日間のクルーズは感染症対策を実施して、安心・安全なクルーズを徹底ていく。お客さまにはシンガポールでのクリスマス、赤道直下でのお正月、そしてインド洋の貴婦人と言われるモーリシャスなどを楽しんでいただきたい。一生の思い出に残るよう、乗組員一同、精一杯がんばろうと思う。1月31日には美しい思い出とともに元気に戻ってきたい」と述べた。

 

写真は左からMITCH’S All Star Bandの演奏風景、上野社長によるあいさつ、見送りの風景

にっぽん丸、横浜港からモーリシャスに出航、2年10カ月ぶり国際クルーズ
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