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アイーダ、北欧で陸電利用を拡大

2023.04.24
外国客船

アイーダ・クルーズが北欧で陸上電源利用を拡大している。「アイーダ・ソール」(7万1304トン)が16日〜21日に実施したクルーズで、5つの寄港地のうち4港で陸電システムに接続したもの。同社はLNG燃料船の投入や停泊中の陸電対応などで、脱炭素化に積極的な取り組みを見せている。

 

ソールが陸電供給を受けたのはロストック・ワルデミュンデ(ドイツ)、オーフス(デンマーク)、クリスチャンサンド(ノルウェー)、ハンブルグ(ドイツ)。同社は16日、ワルデミュンデで「アイーダ・アマル」(7万1304トン)とソールに同時接続。デンマーク初のクルーズ船向け陸上電源設備を年末までに正式導入するオーフスでは、供給システムのテストを実施し成功した。

 

アイーダは2022年4月、バルト海域で持続可能なクルーズ産業を支援するネットワーク「クルーズ・バルティック」と陸電利用促進に関する覚書に署名、環境対策の一環として船隊へのシステム導入を進めている。

(写真提供/アイーダ・クルーズ)

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