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飛鳥Ⅲキール・レイイング・セレモニーを実施

2023.12.13
日本客船

マイヤーベルフト(ドイツ・パペンブルク)は現地時間12日、郵船クルーズの新造船「飛鳥」(52,200トン・乗客定員740人)のキール・レイイング・セレモニーを実施した。

 

キール・レイイングは船舶で最も重要な部分であるキール(竜骨)に構造物を敷設することを祝う式典。セレモニーでは重さ736トンにもなる最初のブロックを船底中央部に設置した。

 

同時に伝統の「コイン・セレモニー」も実施。樋口久也・日本郵船常務執行役員と堤義晴・郵船クルーズ取締役専務執行役員が船底ブロックの下に2枚の銀のコインを置き、船の建造と航海の安全を祈った。

 

使用したコインの1枚には造船所の船舶番号「S.721」の刻印と飛鳥クルーズのシンボルマークであるアルバトロスが、もう1枚には船名と郵船クルーズの社旗がデザインされた。

 

式典には在ハンブルク日本国総領事館の戸田真介総領事が出席したほか、マイヤーベルフトのヤン・マイヤー・マネージング・ディレクターなど多くの関係者が一堂に会した。皆が見守るなか、コインの上に船底ブロックがゆっくり下がり、ブロックが完全に設置されると、祝福の紙吹雪が舞い、拍手と歓声が湧き上がった。

 

同船は「つなぐ、ちから。」をコンセプトにした飛鳥クルーズの3番目の船。2025年春にドイツから日本へ回航、2025年夏に就航予定。

 

写真1点目:式典には関係者が一堂に会した

写真2点目: ブロックが完全に設置されると祝福の紙吹雪が舞った

写真3点目: 幸運のコインを掲げる日本郵船の樋口常務執行役員(右)と、郵船クルーズの堤取締役専務執行役員

飛鳥Ⅲキール・レイイング・セレモニーを実施
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