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郵船クルーズの新造客船「飛鳥Ⅲ」（5万2000トン）が2日、横浜港に入港した。大さん橋国際客船ターミナルには早朝から大勢の見物客が集まり、カメラやスマホ片手に出迎えた。

午前8時前、純白の船体が横浜ベイブリッジをくぐり姿を現した。飛鳥Ⅲの前には市消防局の消防艇「よこはま」が放水し、入港を祝った。そして市立港中学校の吹奏楽部が踊りながら演奏を披露。船上のデッキには多くのクルーが出て、手を振って応じた。

飛鳥Ⅲは6月30日まで横浜港に停泊し、7月20日の営業航海に向け、習熟航海などを行うという。