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「アリューラ」命名者は「ベスト・ニュー・シェフ」卒業生

2025.06.24
外国船社

オーシャニア・クルーズは23日、新造船「アリューラ」(6万7000トン)の命名者にフード&ワイン誌の「ベスト・ニュー・シェフ」受賞者たちを任命したと発表した。クルーズ船が複数の著名シェフたちによって命名されるのは初めて。同船は7月18日にトリエステ発のアドリア海クルーズでデビュー。命名式は11月13日にマイアミで開催する。

 

同社のチーフ・ラグジュアリー・オフィサー、ジェイソン・モンタギュー氏は「今回、フード&ワイン誌の『ベスト・ニュー・シェフ』卒業生をゴッド・ペアレンツとして迎えることで、食の未来とそれを創造する才能に敬意を表したい。情熱、才能、そして美食という世界共通の言語を称えるもの」とコメントしている。

 

「フード&ワイン」は米国を代表するグルメ・ライフスタイル雑誌で、次世代のスター・シェフを発掘、支援するプログラムとして「ベスト・ニュー・シェフ」を1988年から主宰している。これまで400人以上の人気シェフを輩出。若手・中堅シェフを対象に毎年10人程度を表彰しており、受賞者の中にはミシュランの星を獲得したり、米国で人気レストランを展開する有名シェフも少なくない。

 

“洋上で最上の美食”を目指すアリューラには、270以上の新レシピをはじめ、料理を学べる広大なクッキング・センターやシェフズ・スタジオを用意。フレンチ・レストランのほか、日本テイストの創作料理を含むパンアジアン・レストランなどを通じて、ワンランク上のグルメ体験を追求している。

 

今回の発表は今月21日、コロラド州アスペンで開催されたイベント「フード&ワイン・クラシック」で前後して行われた(写真: 左から「フード&ワイン」編集長のハンター・ルイス氏、姉妹船「ビスタ」の命名者を務めた有名シェフのジャーダ・デ・ラウレンティス氏、ジェイソン・モンタギュー氏)。

 

Photo:Food & Wine Classic in Aspen and Galdophoto

「アリューラ」命名者は「ベスト・ニュー・シェフ」卒業生
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