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「スター・プリンセス」引き渡し、バルセロナでデビュー
2025.09.29
外国船社
フィンカンティエリは26日、プリンセス・クルーズ向け新造船「スター・プリンセス」(17万7800トン)をモンファルコーネ造船所で引き渡した。「スフィア・クラス」の第2船で、プリンセスの船隊は17隻となった。同船は10月4日に出発するバルセロナ発着の西地中海クルーズ(11泊)でデビュー。11月7日からフォートローダーデール発着の東・西カリブ海に展開し、来年5月3日からはシアトル発着のアラスカクルーズに就航する。
この日の式典には、プリンセスクルーズ会長のガス・アントルチャ氏、イタリア・ゴリツィア州知事のエステル・フェドゥッロ氏、モンファルコーネ市長のルカ・ファサン氏、フィンカンティエリCEOのピエロベルト・フォルジェロ氏らが出席した。
スター・プリンセスはLNGに対応した二元燃料船「サン・プリンセス」(17万7882トン、2024年竣工)の姉妹船。乗客定員は4300人。全2157室のうち1500室以上がバルコニー付き。パブリックスペースには30のダイニングやバー施設を設けた。
スフィア・クラスの特徴的な施設として、次世代型のエンターテインメント空間「ザ・ドーム」、最先端技術を駆使したシアター「ザ・アリーナ」、海を一望できる「ザ・ピアッツァ」のほか、大人専用のプールデッキなどがある高級エリア「サンクチュアリー・クラブ」を配置している。
写真提供:プリンセス・クルーズ

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