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「ディズニー・デスティニー」引き渡し、11月のバハマ・クルーズでデビュー
2025.10.16
外国船社
マイヤー・ベルフトは15日、ディズニー・クルーズ・ライン向け新造船「ディズニー・デスティニー」(14万4000トン)を引き渡した。同船はLNG燃料に対応した「ウィッシュ・クラス」の第3船。工期より2週間早く竣工した。
処女航海は11月20日〜24日(フォートローダーデール発着)のバハマ・クルーズ。初シーズンはバハマと西カリブ海をめぐる4泊〜5泊クルーズを展開する。
同船ではディズニー、ピクサー、マーベルの伝説的なヒーローや悪役たちが登場し、神話のような冒険を家族で体験できる。デスティニー限定の楽しみは「ディズニー・ヘラクレス」。等身大のキャラクター、ユーモラスな演技、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの名曲をステージ上で披露する。
アッパーデッキに設けた10カ所のプールとウォータープレイ・エリアでもアトクションが楽しめる。船内レストラン「プライド・ランズ」では、歌手やダンサーが夕食時に「ライオンキング」のミュージカルを再演するなど、さまざまな趣向を凝らしたディズニーならではのレストランがオープンする。
マイヤーがディズニー向けに納めるのは、建造中の船(2027年秋竣工予定)を含め5隻目。デスティニーは当初、2023年にデビュー予定だったが、パンデミックの影響で納期は延期されていた。
写真提供:ディズニー・クルーズ

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