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アバクロンビー＆ケント・トラベル・グループ（AKTG）が運営するクリスタル・クルーズは13日、新造船の船名を「クリスタル・グレイス」（6万1800トン、乗客定員650人）に決定したと発表した。

同船はフィンカンティエリで建造、2028年5月引き渡し予定。プレビュー・クルーズの後、同6月11日に初航海へ出発する。クリスタル・ブランドとしては2003年に就航した「クリスタル・セレニティ」（6万8870トン）以来、25年ぶりの新造船となる。

AKGTのクリスティーナ・レヴィスCEOは船名について「船の洗練された美学、シームレスな船上体験、そしてクリスタルの船が世界の絶景を航行する際の優雅さを表現するために選ばれた」としている。

客室カテゴリーやデザインの特徴、船内プロダクツ、運航スケジュールなどの詳細は、今後数カ月で順次公開する。2028年シーズンの予約は2026年4月に開始予定。ウェイトリストも間もなく開設する。

写真提供:クリスタル