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シーボーン、2028年に探検型のワールドクルーズ

2025.12.18
外国船社

シーボーン・クルーズは17日、エクスペディション・スタイルのワールド・クルーズを2028年に実施すると発表した。「シーボーン・クエスト」(3万2346トン)による120日間(マイアミ/ドーバー)のクルーズで、5大陸・58カ所の寄港地、38以上のユネスコ世界遺産を訪問する。航海距離は2万6000海里(約4万8000キロ)以上に及ぶ。創業40周年記念クルーズとして企画した。

 

南米のホーン岬と南アフリカの喜望峰を経由するこの航海は「ケープ・トゥ・ケープ・ワールドクルーズ」と銘打ち、その間に広がる各地の文化、自然を探訪する。南極、チリのフィヨルド、ガリバルディ氷河(パタゴニア)、イースター島、ロビンソン・クルーソー島、サンタ・クララ島、英国領のフォークランド諸島、ナイチンゲール島などを訪ねるほか、パナマ運河通航も組み込んでいる。

 

クルーズ中には無料の”探検”体験を提供。氷山やフィヨルド、沿岸の自然景観を、専門チームとともにゾディアックボートで巡るほか、ガイド付きのハイキング、カヤックツアーなどが楽しめる。いずれも経験豊富な探検チーム(18人)が案内する。

 

旅程はマイアミ発ドーバー着の119泊(2028年1月7日〜5月6日、120日間)とマイアミ発リスボン着の111泊(1月7日〜4月28日、112日間)を設定。料金はドーバー着が7万7999ドルから、リスボン着は7万2799ドルから。

 

参加者には特典としい数日間のマチュピチュ(ペルー)観光、1室当たり最大6000ドルから1万ドルの船内クレジット、端末2台までのWi-Fi、往復ビジネスクラス航空券(国際線)、クリーニングやアイロン掛けを含む無制限のランドリーサービス、マイアミでの前泊(ホテル1泊)、予約時の前払い50%割引、オーダーメイドの極地用パーカーをはじめ限定ギフトなどを用意する。

 

写真提供:シーボーン

シーボーン、2028年に探検型のワールドクルーズ
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