クルーズニュースNews
パンスター釜山港で遊覧クルーズ開始、花火クルーズが人気
韓国のパンスター・グループは、新しく導入した旅客船「パンスターグレイス」の運航を2025年12月から開始した。釜山港を起点とした遊覧クルーズを行っており、特に夜の花火クルーズが人気を博している。
パンスターは、大阪ー釜山を週3往復する国際定期フェリー「パンスターミラクル」と釜山―対馬では高速船「パンスター対馬リンク」を就航させている。
パンスターグレイスは昨年購入したもので、大きさは2,582総トン、全長83.5メートル、幅20.2メートル。韓国で沿岸を遊覧する既存の旅客船は200~800総トンのため国内最大船型となる。オーストラリアの造船会社オースタルで2020年に建造。世界で初めてとなる80メートル級のトリマラン(三胴)タイプで、安定性に優れているのが特長。現在は午後4時30分発と7時30分発の2回、2時間の遊覧クルーズを行っている。7時30分発では花火を鑑賞できる。
パンスターグレイスが停泊しているのは沿岸旅客ターミナルで、竜頭山公園もある南浦の近く。ミラクルや対馬リンクは釜山駅に隣接する外国航路に対応する国際旅客ターミナルを利用しており、ターミナルが異なる。沿岸旅客ターミナルは旧ターミナルとも称されるが、グレイスの受付をするエリアは改装が施されており、週末は家族連れなどでにぎわう。
実際に乗船したところ、船内はゆとりが確保されていた。セミビュッフェが用意されていて、皿を置ける小型テーブルを備えた席もある。出航後は釜山港大橋をくぐり、沖へ出と出ると釜山港の明るい夜景やコンテナ船が並ぶ貨物ターミナルの景観が楽しめる。
さらに釜山タワーや大橋のライトアップだけでなく、港は西の影島(ヨンド)から東の海雲台(ヘウンデ)まで高層ビルの光を放つ夜景が観覧できた。船内ではアコースティックギターによるミニライブも行われた。
出港後1時間ほどしてからアナウンスがあり、照明が暗くなる。パンスターグレイスの船尾から花火が打ち上げられ、乗客たちからは歓声がある。花火が開く様子は間近で見られ、迫力がある。パンスターミラクルは毎週土曜、釜山港発着のウィークエンドクルーズを行っていて、船から花火を打ち上げている。
パンスターグレイスの予約は下記サイト(日本語)で可能。
https://www.panstarcruise.com/
写真左は釜山港に停泊するパンスターグレイス。写真中央は船内の様子。写真右は船尾から打ち上げられた花火



