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エリオットが声明、NCLHの見通しは「期待はずれ」
2026.03.03
業界
米投資ファンドのエリオット・インベストメント・マネージメントは2日、パートナーのジョン・パイク氏とポートフォリオ・マネージャーのボビー・シュー氏の見解とそして、ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)の2025年第4四半期および通期の業績に関して声明を発表した。
エリオットは、同社の高品質な資産とブランドの価値を高く評価する一方、「ノルウェージャンの2026年見通しは期待はずれで、同社の潜在能力を大きく下回っている。決算説明会での発言は、長年にわたり同社全体に蔓延してきた、業務遂行上の欠陥や戦略上の失策という憂慮すべきパターンを、あらためて浮き彫りにした」と厳しく批判。
さらに「こうした根強い欠陥は、説明責任の回復、監督の強化、そして投資家の信頼回復のために、取締役会の包括的な刷新が急務」と主張している。
NCLHのジョン・チドシー社長兼CEOは決算説明会の質疑で、「これまでの組織運営には統一された一貫性のある計画が欠けていた。十分に調整が行われ、的確に実行さていたなら問題はなかったはずだが、実際には短期的な対応が多かった」と説明。
さらに、「地域ごとのキャパシティを大きくシフトさせたにもかかわらず、それを支える営業体制が機能していなかった。そうした理由から、ここ数カ月でさまざまなリーダーシップの変更があったわけで、今後は戦略を一つの組織で統合し、経営改善を続けていく」とし、2週間かけて主要な投資家から意見を直接聞く考えを示した。
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